求人広告の見方でよくある間違いは?転職活動の一歩目で失敗しないために
あなたは転職活動をする際に、
なぜひとりで自己分析をしてはいけないか、知っていますか?
なぜ企業の現在の業績だけを見て転職の判断をしてはいけないか、知っていますか?
なぜインターネットからのみの情報を得るだけはいけないか、知っていますか?
上記は転職活動でほとんどの人が知らずにおかしてしまう間違いの典型例です。
でもこれらはもっとよくある間違いに比べればとるに足らないものです。
それは、「求人広告の正しい見方を知らない」という間違いです。
転職活動において納得して内定を決断するためには
数ある情報の中からあなたにとって必要な情報をつかみ、比較・検討することが重要です。
特に、求人広告の情報はきちんと読みこまないと、
たとえ職種名が同じでも企業によっては仕事内容が違ったり、入社前に想定していたような休日が取れなかったという結果になりかねません。
少しでもあなたが希望する条件に沿って転職活動を成功させるために、最後までチェックしてほしいことがあります。それは、、、
求人広告の見方でよくある間違いは・・・
求人広告の正しい見方を知らないと自分の希望とは違う条件のまま転職活動を進めてしまう可能性があります。例えば、以下のような項目です。
■求人広告に表記されている給与は”額面”と”手取り”のどちら?
求人広告は特に表記がない限り、基本的に「額面」が表記されています。
どのような費用が差し引かれるかは企業によって異なるので、面接の際に実際の手取りがどれ程になるのか確認すると安心です。
ただし、金額に関する質問はマイナスな印象を与えてしまう可能性があるので、面接官が話題を出した際に確認するなどタイミングには気をつける必要がありますよ。
■求人広告の「社会保険完備」
「社会保険完備」の表記には以下の4つの保険が含まれており、試用期間中であってもすべて会社が用意するよう法律で定められています。
・雇用保険
・労災保険
・厚生年金保険
・健康保険
ですが、「雇用保険」と「労災保険」は、すべての企業に加入が義務付けられている一方、
「厚生年金保険」と「健康保険」は、加入を義務付けられていない企業もあります。
また、働く日数や労働時間によっては、
「雇用保険、厚生年金保険、健康保険」に加入できない場合もあります。
もし上記に当てはまると「社会保険完備」の記載はない可能性があるので、自分の雇用条件で上記の保険に加入できるのか面接時に確認しておくと安心です。
■求人広告の「週休2日制」と「完全週休2日制」
「週休2日制」と「完全週休2日制」には以下のような違いがあります。
【週休2日制】
「1ヶ月のうちに最低1週は2日の休みがあること」を指します。
例をあげると、1ヶ月のうち週休2日の週は1回だけで、他の3週は週休1日の場合があるということです。
この場合は面接時に、具体的に月に何日休めるのか確認しておくと良いですよ。
【完全週休2日制】
「年間を通して1週間に2日は休みがあること」を指します。
この場合は、土日休みの場合や平日が休みの場合もあります。
■求人広告の「年間休日数」
「年間休日数」に含まれるのはその企業に勤める全社員に適応される休日休暇のみとなりますので、有給休暇は含まれていません。
上記のような点に注意して求人広告をチェックしてみてくださいね。
もし転職活動を進める上で求人広告の見方について疑問点がある場合やあなたに合った働き方や雇用形態について悩んでいる場合は、転職活動に詳しいプロに相談してみることが一番オススメです。
企業選びで不安な点をすぐに解決しながら進めることが出来るので、今まで一人で迷っていた選択にも自信を持って決断できるようになりますよ。
求人広告の「未経験者歓迎」の対象って?
心機一転して未経験の職種・業界に転職したいと考えた場合、「未経験者歓迎」のワードを中心に求人広告を探すことが多いかもしれません。
ですが、仕事内容によっては「本当に未経験でもOKなの?」「未経験でも専門知識は必要?」と不安に感じてしまうことがありませんか?
そこで、「未経験者歓迎」の対象について詳しくお話しいたしますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
一般的には、以下のような人が「未経験者歓迎」に当てはまると言われています。
・社会人として企業に勤めた経験のない人
・異職種や異業界にキャリアチェンジ転職したい人
また、パートやアルバイトは経験に含まれないことが一般的ですが、これまで培ってきた経験や学生時代に学んだ知識、独学で勉強したスキルなど活かせる経験がある場合は面接時に積極的にアピールすると良いかもしれません。
ただし、同じ未経験と言っても、
「事業拡大のために応募者数を増やしたいから」
「業界未経験者・職種未経験者を募集したいから」
「未経験でも始めやすい仕事なので幅広く募集したいから」など、
企業によってその意図は異なる可能性があります。
もし企業の対象とする「未経験者」の見分けがつかない場合は求人票の仕事内容や企業のホームページの職種紹介などを確認して、応募企業がどのような人材を求めているのかを汲み取ることがポイントですよ。
希望する職種・企業で求められている人物像とマッチする部分を意識して応募企業へ貢献できることをアピールすると意欲が伝わります。
もし応募企業に対する適切なアプローチ方法が分からない場合は、インターネットの情報を頼りにするだけでなくプロのキャリアアドバイザーに相談してみることもオススメですよ!
未経験からのチャレンジでも自信を持って転職を成功させたいと思ったら、あなたにとってよりプラスになる選択をしてみてくださいね。
⇒プロのキャリアアドバイザーについてもっと詳しく見てみる
転職活動で求人広告を見るときの注意点
あなたに合った企業を見つけるには、前述した点以外にも以下のようなポイントに注意が必要です。
・特記事項(備考)をチェックすること
・歓迎スキル・必須スキルを確認すること
特記事項欄には、残業時間といった重要事項が記載されている場合があるので忘れずに確認してくださいね。
また、求められるスキルに関する記載は、必須条件なのか、持っていると望ましい条件なのかをきちんと把握して、自分が応募できる求人案件なのかしっかりと確認することが大切です。
あなたが入社後も長く働き続けるためには納得のいく転職をすることが大事です。
そのために情報収集は欠かせません。できるだけ具体的にあなたが働く姿をイメージした上で転職を決断できるよう、求人広告をしっかり読みこみ徹底的に企業研究を行うことが重要ですよ。
また、インターネットの情報だけではあなたに合った企業を見極める材料として十分ではない可能性があります。
求人広告や企業研究だけでなくその先の選考に進むために、応募企業への適切なアプローチ方法を知る必要がありますよね。
もっとピンポイントであなたに必要な情報をゲットするためには、プロのキャリアアドバイザーに相談することが一番の近道です。
プロのキャリアアドバイザーに相談すると、一人でリサーチする以上の情報を得ることが出来ますし、より納得して企業を選べるので入社後も長期的に働くことが期待できますよ。