「平成の怪物」とされたプロ野球選手、松坂大輔選手のこの言葉は印象的です。

才能があるとされながら、目標を常に掲げ、課題を解析し成長し続けた選手としても有名なんですよ。

松坂選手は怪我を理由に引退を発表されましたが、今でも数々の名シーンが野球ファン問わず憧れの的でスターと言えます。

 

さて、松坂選手の言うこの「目標」ですが、私たちの日常や働き方でも重要な役割を持ちます。

まさにその日を支配する「目標」があるかないかで、目指すゴールへの到達スピードが変化しますよ。

特に、昨今の企業で取り入れられ始めた従業員の「目標」といえる指標が「キャリアパス」です。

 

あなたも求人票を見ていて「キャリアパス」や「キャリアパスあり」
という表記を見たことはないでしょうか？今回この記事ではそんなキャリアパスについての

疑問を解消いたします。

キャリアパスとは、企業でキャリアアップや昇格に必要なキャリアの道順を示すものです。

そのため、キャリアアップや希望するポストで働きたい人にとっては、まさに具体的で身近な「目標」と言えるものですね。

 

また、キャリアパスに似ている言葉にキャリアプランがありますが、

キャリアプランはあくまで「自分」という個が対象になることを指しますが

キャリアパスはもっと広い定義で従業員ほぼ全てに活用出来るよう設定されているものと言えます。

 

キャリアパスを取り入れる企業が増えているということを知っていますか？

 

従来活用してきた終身雇用制度と変わり通年雇用制度の採用が積極的になった今、
個人目標と経験やスキルを選択することがキャリアパスをより企業が意識するきっかけと言えます。

 

終身雇用制度のように勤続年数が長い従業員ほど待遇が良くなるような
仕組みではなく、キャリアパスによって実績・スキルの評価をより分かりやすく設定することが出来ます。

 

従業員としても、それぞれ目指したいキャリアや
達成したい目標が具体的になるのでより仕事にやりがいを持ち意欲的になれるというメリットが考えられる他、

 

企業も従業員に自社に必要なスキルを明確にすることが出来るので
双方でキャリアのビジョンのズレが生じづらくなるという利点もあります。

 

また、採用の段階でキャリアパスをきちんと定めているということは
応募者にしっかりキャリアアップの道筋があるということを示せるので、

キャリアアップを目指す従業員にとってマッチした企業を選ぶ指標の中でも重要なポイントと言えるでしょう。

そのため、自社独自のキャリアパスを持ちアピールする企業も増えて来ています。

 

ただし、キャリアパスのデメリットとしては企業の業績や状況によって
キャリアパスの条件をクリアしたにも関わらず昇進や社内での等級が上がらなかったという事例も少なからず存在してしまいます。ですので、転職活動する際にはしっかりイレギュラーな場合はないか確認する姿勢が大切です。

 

あなたがもし、現在転職活動を行っているうえで今回ご紹介したキャリアパスを
重要視した企業に就職したいと考えているなら

個人で転職サイトをリサーチする他に転職エージェント「キャリサポ」にぜひご相談くださいね。

 

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