手取りから上手に貯金するポイントまとめ。あなたにマッチする方法は
毎月の生活費、考えたくないですよね。節電の風潮はありますが、努力ではどうしようもない部分もあるもの。
特に家賃の費用は固定費なのでなかなか節約出来ません。手取りの3割が最も無難とは言われていますが、セキュリティなどの面を考えたり、立地条件から妥協出来ない部分でもあります。
家賃にかかる固定費は安い物件を抑えたり、ルームシェアを検討することで安くすませられる場合がほとんどですが
家賃を抑えても毎月の厚生年金、住民税などは天引きされ手取りは減ってしまうのが現実。「今月は頑張った!」と思ってもガッツリ支給額が引かれてしまうと、働くモチベーションが下がってしまいます。
また、さらに生きていくために必要な「衣食住」の中で一番に投資をしないといけないのは、どちらかと言えば「住」ではなく「食」の部分と言われています。
なぜ「食」が最優先なのかというと、何をするにも健康的な体が必要だからです。例えばカップラーメンなどコスパ重視の食事を続けていると、
▼栄養の偏りにより体調を崩してしまい逆に医療費がかかってしまう
▼健康な体がなければ、お金があっても休暇を全力で楽しむことが出来ない
▼健康面に不安があると、正社員として働く選択肢が狭まる
という結果に繋がると考えられます。
なので、
「極限まで食費を抑えて、今はもやしだけ食べればいいや」
「給与が増えたらご飯にこだわるようになろう」
と思って痛んだ惣菜やファストフードばかりですますのは見直す必要があります。
でも、そうは言っても少ない手取りと貯金はどうやってバランスを取ればいいの?と
あなたが既に感じているとしたら
そんな給与との付き合い方を最後までチェックしてみてくださいね!
0から出来る給与を貯める方法は?
お金を貯める上で、よくある間違いが「30代になったら」
「給料が上がったら」と先延ばしにしてしまうこと。ですが、貯金を考えてるとしたらそれはNGです。
理想は就職した1年目からスタートすることですが、今あなたが既卒で社会人2年~5年目以降でも安心してください。
今からお話する貯金方法へ貯金意識を切り替えても良いかもしれません。
■貯金は収入から切り分けてみる
あなたが仮に手取り18万円だとしたら、まずは1万円は貯金用としてはじめから分けることが大切です。
そして、この1万円はないものとして、17万円の範囲で生活してみてください。
別の口座を持つことも良いですが、もし口座に入っていると使ってしまう!という場合は現金で引き落として封筒などに入れてタンス貯金もオススメです!
■天引き貯金をする
会社の制度として天引き貯金制度があります。
正式名称は財形貯蓄と言います。
これは、決めた額を手取りから天引きして抜いた金額で支給するので、貯金額を切り分け忘れたり、万が一使ってしまうということを避けてお金を貯めることが出来ます。
自動的に貯金してくれるのでとても便利な制度ですが、利用するには条件として
属している勤務先がこの財形貯蓄を取り入れていることが重要です。
■iDeCoなど個人型確定拠出年金を活用する
自分で申込みが必要になりますが、銀行などの金融機関で積み立て金を設定し将来的に資金を蓄えることが出来ます。ただし60歳まで引き出すことが出来ないので注意が必要です。
以上の3つ以外でも自分で収入を切り分けて管理したり、天引き貯金を活用するなど、今のあなたがスタート出来る貯金方法を取り入れてくださいね。
さて、この自分で管理する貯金と天引きの財形貯蓄や個人型確定拠出年金は一口に貯金と言っても別もののようで共通点があります。
それはどんな共通点だと思いますか?
それは、長く働ける仕事をする必要があることです。
長く働くことが出来る仕事なら計画を立てて貯金をすることが出来ますが、
もし逆に今、毎日仕事に向かうこと自体が苦痛だとしたら「いや…積み立てどころか3ヵ月先を考えることすらキツイ」と感じてしまいます。
これは、楽しみと貯金を両立にとってかなり逆効果ということを知っていますか?
もしかしてやりがいのない仕事で給与を貰ってますか?
あなたは今、「唯一内定がもらえたから」という理由で、何年も好きでもない仕事をしていませんか?
そうだとしたら、貯金がなかなかはかどらない原因の一端かもしれません。
それはなぜかというと、好きでもない仕事を続けていると、
給与ではなくストレスを貯めてしまう可能性があるためです。
日々の鬱憤が溜まっている状態だとついつい、
「今日も残業で終電ギリギリまで働いてコンビニでスイーツを衝動買いした」
「ストレスでソシャゲに課金しちゃった…これじゃ食費を削らなくちゃいけない」
というように、仕事のストレス解消のためにコンビニスイーツを衝動買いをしたり、アプリゲームに課金してしまう習慣がついてしまうと400円や500円など毎日失ってしまいますよね。
お金を稼ぐために仕事をしているのに、仕事のストレスを紛らわせるために浪費をしてしまうと、貯金も出来ないし健康にも良くないのでまさに悪循環です。
でも、そうは言っても「仕事はお金を稼ぐためのものなんだから、
給与のために働くのは当たり前なんじゃない?」と思っていませんか?
給与だけじゃない…打ち込める仕事って見つかる?
もちろん、仕事は「給与のため」で労働することは間違いではありません。やりがいや出世のためだけに働くことが美徳というわけではありませんから。
しかし、そうは言って給与だけを目的にしてしまうと、そこに自分の「わくわくする」「休日だけじゃなく毎日が楽しい」という感覚を忘れて、仕事=苦痛という認識になってしまいます。仕事自体が楽しくなると、そもそも何のために自分が働いているのかもわからなくなってしまうのです。
自分にとって少しでもやりがいがあって、楽しいことで食べていくことが出来れば、給与のことばかりを考えずに仕事を趣味として、生活の一部として受け入れることが出来ますよね。
しかも嫌々行わない仕事は楽しいので、
▲嫌な気持ちから逃げるために使っていた娯楽はしなくても大丈夫ですし
▲ストレスからの暴飲暴食はしませんし
▲毎日充実しているので衝動買いが抑えられる
等々、
仕事に打ち込むこと自体が幸福に繋がる傾向があります。
仕事は辛いもの、と思わないことが節約に一番効果的な方法になり、
嫌だけど続けないとという、はじめから給与目当てでも長く続けなくなったら意味がないと思いませんか?
そもそも、あなたが本来したくもない仕事をしていると、本領発揮も出来ないですよね。
ですが、今あなたの本領発揮が出来るやりがいのある仕事と、憧れていたけど諦めた仕事のマッチする仕事はまず探さなければ見つかりません。
あなたも現状の会社で行き詰まりを感じていたら、思い切ってキャリア形成のプロの知恵を活用することもおすすめです。
長い目で見て、無理なく働くことが一番の投資です。苦痛を感じる仕事を続けることで、メンタルに不調をきたしたり、身体に無理を強いることに繋がれば、結果として食費と同じく医療費に負担をかけてしまいます。
現状から変化するためには今すぐ一歩踏み出して、ストレス解消に浪費だけのする生活にピリオドを打って
やりがいとあなたの本領発揮出来る仕事で、オンもオフも充実したキャリアを手に入れてください。