未経験で転職はハードモード?注意すべきは
見通しのつかない情勢や日々の疲れは大変なストレスになりますが、ひとりひとりが感染リスクを考えて行動することが重要ですよね。
(あなたは季節の変わり目に体調は問題ないですか?とても心配しております。)
あなたも心機一転で新しい環境で働きたい、仕事を変えてみたいと考えることはありませんか?
春、新入社員で街が賑わうと、今の自分に対して焦りが生まれて「現状打破しなきゃ!」とそわそわしてしまう…という体験談も散見されますよね。
実際、転職を成功させた!という身近な人の言葉を聞くと「どうしよう」と考えてしまうかもしれません。
確かに、「とにかくこの職場を抜け出したい」「とにかく今より無理なく仕事したい」という働き方を実現するために行動することは間違いではありません。
ですが、もしあなたが「どうせなら新しいことにチャレンジしたい!」という気持ちで「未経験から働く」ということを選んでいたとしたら…それは極力避けた方がいいかもしれません。
未経験で転職はハードモード?注意すべきは
結論から言えば、未経験でも転職自体は可能です。
ですが、どこでもいいから働きたい場合を除いて、そもそも「未経験」ということは何かということを改めて認識することが大切です。
そもそも、未経験ということは実績やスキルがないこと。
転職活動で未経験でも挑戦することはおかしくない!という考え方を持つ人もいますが、基本的に仕事は人にスキルの価値を認めてもらった上で対価をいただいているので、
未経験か、実績があるかどうかは非常に重要なんですね。
スキルについて例えば、電気がなければ電子レンジでご飯を温めることは出来ませんが、電力会社と契約して、電子レンジを使えるようにすればいつでも温かいご飯が食べられますよね。
車会社なら、車を売るのは店頭のディーラーかもしれませんが、その車のパーツを作る者がいなければ成立しません。
同じように事務処理で経理を担当することで会社経営が順調に回るように、価値を生み出すことで給与という報酬を受け取っているので、「教えてくれないと出来ません」で報酬を貰っているわけではありませんよね?
つまり、与えられた業務に価値を生み出すことが出来れば良いということになります。
では、あなたにとってベストと言える無理のない仕事は、未経験でも可能なものですか?それとも実績が必要ですか?
未経験より経験職に転職することのメリット
もしあなたが、接客を経験しているとしたら、転職をする場合も接客業を選んだ方が働きやすいかもしれません。
特に接客業を経験からしているから、と言って営業職は素質が左右する仕事でもありますので、軽率に「営業職にジョブチェンジしよう!」というのは避けた方がいいかもしれません。
なぜなら接客業と違い営業職はノルマや成果によって左右されるもの。向き不向きがハッキリしてしまうのですね。
ですが、中小企業や発足したてのベンチャー企業ですと、
もしあなたが入社し価値を提供したり、社員一丸となって会社を育てていくことに力を注いでいる場合もあります。
研修が充実している企業を選ぶことで、イチからスキルを磨くことも可能です。
ですので、もしあなたが給与の面で中小企業やベンチャー企業への転職を足踏みしてしまっているとしたら、もしかしたら大企業以上に自由に、自分のやりがいと給与アップを期待出来るという可能性を忘れないでくださいね。
未経験を選ぶより、もしかしたら転職しない方が正解?
結論から言えば、転職しなくてもスキルアップしつつ待遇を改善することは可能です。ですが、やはり難しいのが現状。
それは、日本企業のほとんどが終身雇用制度を採用しなくなったためです。
日本の企業では、これまで働き続けることで収入がアップしていました。
これは、働き続けることで経験値が増え、入社当時10しか生み出せなかった価値が2ヶ月後には20、2年後には100と大きな価値を生み出せるようになるためです。
その分、収入も増えていくということと、終身雇用制度に則り、若いうちに働いた分を後々受け取れるようになるという2つの側面を持ちます。
後者の場合、日本企業の大半は年功序列で実力がなくても昇格し、給与も上がっていきました。
ですが、最近は欧米型と言われる通年採用や昇給に関わる等級の見直しなどの改革で「ただ在籍が長いだけ」で待遇が良くなるという方が珍しいと言えます。
また、終身雇用制度そのものも、トヨタなどの大企業の間でも廃止が広まり、しっかり社内で実力を示す必要がでてきました。
つまり、現職に長く在籍したからといって楽して稼げるという時代は終わりを迎えたと言ってもよいでしょう。
未経験に限らず好きな仕事ややりがいのある仕事を見つけることが無理ない働き方の近道
得意なものなら集中力が持続出来たり、やりがいを感じて成果も自分のことのように受け止めることが出来ます。
興味のない仕事を給与のためだけに割り切って働くことも可能な人もいますが、心身にストレスを受けたり、やりがいがないために転職を繰り返すという「転職難民」にもなりやすい傾向があります。
「趣味」や「好きな分野」を仕事にすることは大変な面もあるのでは…と悩んでいる場合は、思い切ってあなたが「楽をしても出来る」「学生のころ得意だったもの」などの項目を書き出して自己分析してみることもおすすめです。
漫画やアニメが好きだったり、暇があればそのジャンルの文章を書いていたのであれば、ゲーム開発が技術的に出来なくても「ゲームのシナリオライター」にチャレンジすることが出来るかもしれません。
また、お酒を飲むことが人よりも好きだったり、強いと感じているのなら、商品の良さをアピールする営業職が向いているかもしれません。
さらに健康志向が強かったら、近年売り上げ重視のために開発された安くて酔えるストロング系チューハイのストロング缶をアルコール依存症の観点から販売終了を発表した沖縄の「オリオンビール」のように、新商品の発案に携わり社会に新風を起こせるかもしれませんよ。
いかがですか?
あなたにとっての当たり前は、他の人にとっては違うということは良くあることですので、ぜひ強みとして活用してみてはいかがでしょうか?
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