オンラインライフの成功と闇を知るべき理由

 

コロナ禍で大学生がなかなか大学に通えないことで、学費や課題など問題視されています。

オンラインライフが長引くあまり、
「来年もオンライン授業なら自主退学する」
「もうモニターを見ていたくない、気持ちが暗くなる」
「学校の施設も伝えないし、家族にも会えないのが泣きたくなる」

こんな悲痛な声が注目されました。

もちろん、学生だけではなく、社会人にも新型コロナウィルスの影響が強く出ていますよね。
特に、20代・30代の働き方にも変化が現れています。

例えば、働きたくても自宅待機を強いられたり、
出勤時間を削られて、生活費の工面で夜も眠れないほど不安になってしまうなどですね。

20年卒の新入社員には出社してのOJTや研修ではなく、
オンラインでの研修が積極的に採用されましたが、2度目の緊急事態宣言が長引く場合、
2021年春もオンラインの研修やオンラインライフが続く予想がされています。

オンラインライフの常識オンライン研修って何をするの?

オンライン研修はパソコンでzoomやハングアウトというチャットアプリを使用し
ビデオ会議や通話によって企業や教育係とコンタクトを取ったり
課題を受けたりする研修を指します。

小売店や職人仕事では本来通りの対面での研修が実施されましたが、ITエンジニアやプログラマー、webデザイナーというようなデスクワーカーはオフィスに集まるリスクが配慮がされたためにオンライン研修が広く広まりました。

(実際のところ、研修はいわゆる不要不急の外出には当てはまりません。ですが、自分や身近な家族を満員電車などの移動時のリスクから守るためにも出来れば外出を自粛したいのが本音ですよね)

その点、オンライン研修ならパソコンとWi-Fiなどの通信手段さえあれば
大人数でも同時に研修が出来るという大きなメリットがあります。

企業側としても、新卒研修をするためにホテルのホールや市民会館などの
施設をレンタルしたり、マイクやライドショーなどの投影機材をセットしたりするという
手間を省くことが出来るので双方にベネフィットが得られたことも事実です。

さらに企業によっては、海外に常駐していたり、海外からの新入社員も同じ研修を一度に受けることが出来るので、時間的にも経済的にもかなり有効と思えました。

ですが、、

この「合理的過ぎるオンラインライフでオンライン研修」を導入した結果、ある問題点が浮き彫りになって、これからの働き方に大きな影響を及ぼしてしまったということを知っていますか?

いいことだらけのオンライン研修…その欠点にオンラインライフの本質

オンライン研修は、求職者や新入社員にとっては魅力的でムダがないということはお話しましたね。
なぜなら、家にいながら給与を貰いながら研修を受けられるのですから、
移動の時間も費用も節約することが出来ます。
限りのあるリソース(資源)を有効活用も可能ですよね。

でも、、この便利なオンライン研修を別の視点から見てほしいんです。

その視点とは…研修を行う企業側の体力と従業員のメンタルです。

まず、企業側はこれまでの研修のノウハウをあらためてオンラインで受講可能なものに組み直す必要があります。
マニュアルを作り直すとなると、人でも時間もかかりますし、きちんと狙い通りの人材が育つかもわかりません。
大量採用に慣れている大手企業なら、すぐに人事で新しい研修メニューを作ることが出来るかもしれませんが、中小企業や若い企業には不慣れな面も。

さらに、チャットやビデオ会議も問題を抱えています。対面しているより情報量が少なくなり、コミュニケーションやライブ感が失われてしまうためです。
その結果、「分かるつもり」の新入社員が増えて実践が出来ないままだったり、「なんかこの会社合わないな」という感情的にもすれ違いが起きてしまいます。

このすれ違いやコミュニケーション不足が、従業員にとって「やりがい」や「企業理解」の幅を狭めてしまいます。

この2つをクリアするために、企業はある選択を迫られます。
それは「研修自体不要な人材を初めから選ぶ」ということ。

これまでは「今は出来ないけど、研修をしてくれれば一緒に働くことが出来そう」というラインの求職者を受け入れてきた企業はいくつもありました。ですが、コロナ禍によって研修にかけるコストやオンライン研修までするメリットがなくなってしまったのです。

なぜなら、初めから経験と実績のある人材なら、確かに本格的な研修は不要で、必要な仕事だけをしてもらえればお互いにとって良いですからね。

そのため、求職者が企業に問い合わせても
中には「オンライン研修対応不可」としている
企業も見受けられるようになりました。

つまり、昨今のオンライン研修問題は
求職者にとっては内定を希望する企業がオンライン研修もない旧体制だったり、
融通があまり効かない職場なんだなと感じる反面、

むしろあえて「オンライン研修をしない」という選択をして
未経験キャリアの人材を積極採用しない企業が増えてきたのです。

そして、世界的な企業のトヨタもこれからは通年採用のジョブ型が主流になるという発言をしたことも記憶に新しいことを受けると
ますます「未経験」「研修が必要」な人材はこれからのキャリアを慎重に選ばなければならなくなってきました。

もし、あなたが今、これからのステップのためにキャリアアップ転職やキャリアチェンジ転職を考えているとしたら「今の時代に合ったスキル」を必要とする企業こそ、未経験ではスタートは切れずらくなっている事実を忘れてはいけません。

ただし、当然希望する職種や職業によって
「オンライン研修可」かどうかは大きく関わる部分なので

一概に「オンライン研修に対応していないから優良企業ではない」レッテルを貼ることは
おすすめしませんよ!

どうですか?
オンラインライフの中、オンライン研修が広く取り入れられた昨今では、より就職希望する企業のリサーチが求められるとともに、企業側もオンライン研修に関する知識や対応策をアップデートする必要が求められています。

オンラインライフで当たり前に増えるオンライン研修やこれからの未経験からのキャリアチェンジ転職活に立ち止まったら

もし、あなたが今、キャリアアップ転職やキャリアチェンジ転職のための
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いきなりオンライン就活やオンライン研修の企業にエントリーするだけじゃなく、
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まずはご連絡をください。お待ちしております。

 
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