大手企業でも安心出来ないのは

あなたは安定した仕事に憧れていませんか?

土日祝日休みでボーナスもあって、住宅手当のような福利厚生のある働き方って憧れますよね。もし、あなたが求人サイトやハローワークで求人票を見ていると、CMでも目にするような大企業に注目したことが1度くらいはあるかもしれません。

ですが、大企業について、分かることと言えば「なんとなくしっかりした企業」「安定している企業」というイメージがあるのではないですか?

実際大企業を選ぶメリットばかり気が付いてしまいがちですが、JALやANAなど、コロナ禍において信じられないほど大企業でさえも経済の低迷で早期離職者を募るほどです。

そんな大企業への転職について、メリットもあわせてご紹介しますね。

そもそも、大手企業と呼ばれる基準を知ってますか?

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大手企業とは、その名前の通り大きな規模の会社のことを指しています。

そして大手企業と呼ばれる会社の規模は勤める社員の数や、会社の持つ資本金の金額など

これらが大きいほど大企業と呼びます。

大手企業は会社の運営の規模や資本金の大きさで決まるのですね。

もし、あなたが「○○は大手企業だから、とにかく立派ですごいんだろうな」と考えているとしたら、この従業員数と資本金が「大手企業」の原則ということを意識してみてください。

大手企業に転職するメリットとデメリットは

【大手企業に勤めるメリットは】

・福利厚生が充実している

・企業のネームバリューが大きく経営も安定している

・転職後ローンやカードの審査や与信は通りやすい

・従業員の働き方のマニュアルや責任の所在のシステムが出来ているので働きやすい

メリットはこんなポイントがあげられます。

特に、上場している大手企業は社会的信頼が高いため
自社の利益も安定している傾向があります。

そのため、能力の高い社員の定着や優良な人材を確保するために
福利厚生として住宅手当が手厚かったり資格を取ることに熱心だったり、

賞与(ボーナス)も補償されているという点が挙げられますね。

さらに、帰属している企業が社会的な信頼があることで
家や車などを購入する際にローンが組みやすくなるといった役立つメリットがあります。

【大手企業に勤めるデメリットは】

・大手企業のため転職の間口が狭かったり、競争率が高い

・全ての利益が平等に社員に還元されていない場合がある

・入社までも大変だが入社後もキャリアアップが厳しくチェック・管理される

上記がデメリットとして挙げられます。

ネームバリューがある企業であればあるほど
やはり入社希望の競合は増えますし、これまでのキャリアや実績で評価が大きく左右されます。

また、昨今上場基準がゆるやかになったために上場企業と言っても従業員の待遇として還元まで進んでいない企業もあるので、リサーチには注意が必要です。

さらに社会的に経済が不安定になると、そもそも投資家や株主が出資を取りやめるなどの事態によっても、上場企業とはいえ経営が困難になる場合も考えられます。

ちなみに株主が自分で買った時より高い株価で株式を売る用語は「キャピタルゲイン(譲渡益)」、

損をした場合は「キャピタルロス(譲渡損)」と言いますので、ぜひ覚えてみてくださいね。

大手企業じゃなくても自分にマッチすることが大事

今回大手企業のメリットとデメリットを紹介いたしましたが

いわゆるベンチャー企業や中小企業で上場企業ではなくても
あなたにマッチしている企業は数多くあります。

また、デメリットでお伝えしたように、昨今の大手企業でさらに上場しているからといって自分自身のスキルアップ向上に取り組まなければ「安定」や「やりがい」が約束されていないのは厳しいですがどの企業も同じです。

入社するまでがゴールではなく、入社してからがスタートなんですね。

自分で考え、企業に頼らない自己管理と自己研鑽があるからこそ、コロナ禍によって21年度の新卒採用の取りやめや、早期退職を促される場合が促される時代になっているのです。

JALやANAといった客室乗務員が事業縮小のため社員を出向させるという施策もとっていたかと思いますが…コロナウイルスと同じように、「自分だけは大丈夫」と思わず企業をリサーチして、選考対策を行ってくださいね。

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