ひとりで終わらない仕事を抱えていませんか?

あなたは今、自分の時間を十分に取れていますか?

「えーと、仕事から帰ったらテレビ見て、お風呂入って…」
という自分をケアする時間はとれていますか?

もし、このささやかな時間が
驚くほど取れないという経験があるとしたら

時間がなくなる理由として挙げられることを
イメージしてみてください。

時間が無くなる原因は、例えば

▲行き帰りの往復の通勤時間
▲早朝会議・朝掃除
▲サービス残業
▲強制参加の飲み会・メシハラな断れない食事会

というものではないですか?

今や通勤時間はリモートワークの導入や
近場に引っ越すという手段を取ればいくつかの問題は無くすことが出来ますが、
それ以外の

▲早朝会議・朝掃除
▲サービス残業
▲強制参加の飲み会・メシハラな断れない食事会

上記は職場の暗黙のルールだったり、
人間関係のせいで苦痛になってしまいがちではないですか?
ですが、この他に時間を取られてしまいがちなことは

■職場の同僚の手伝いやヘルプ
ではないですか?

実は、解決方法はもちろんあります。
ですが人によっては簡単ですし、
かなりハードルが高いと思ってしまうことかもしれません。
それは一体どんなことだと思いますか?

人助けは大事…でもやり過ぎ厳禁のワケ

そのポイントをお話する前に、まずは
改めてつい仕事を手伝ってしまう困った状況をイメージする必要があります。

あなたの身近にあれもこれも、やらなきゃって
家事や仕事を抱えている人はいませんか?

その人は仕事がまるでテトリスのように積みあがってしまうと
混乱してしまって、
普段はしないようなミスも多発しているかもしれません。

そうなってしまうと、その人は自己嫌悪をしてしまいますし、
1日ミスを引きずって暗い顔をしてしまったり
「何のために自分は頑張っているだろう?」と
あなたに悲しい気持ちを溢すかもしれません。

そうすると、あなたは
「困ってるみたいだし、助けてあげなきゃ悪いな」
「あの人が任されてるけど、いっぱいいっぱいそうだし、
私がやった方が早いかも」と
手を指し伸ばすかもしれません。そんな経験はありますか?

ですが、あなたがパソコン作業が苦手な同僚や、
やることリストを抱えている仕事を安易に引き受けない方が良いかもしれません。

なぜなら、これが頻繁に続くと、今度は気が付いたら時間が足りなくなって定時退社が出来ず、仕事の終わりの友人との約束に遅れてばかりという生活が続いてしまいます。

さらに、仕事を手伝ってもらった側も「あなた」に甘えることや残業してくれることが当たり前になってしまう悪循環も生まれてしまいかねません。

あなたが親切心のつもりだったのに、
なぜこんな残念な状況を招いてしまうのでしょうか?

それは、大袈裟に言えば、あなたも会社の同僚も、
「共依存」してしまっている可能性が考えられるのです。

アドラー心理学「脱共依存」が対人関係解決の鍵を握るワケ

あなたは心理学者として有名なアドラーを知っていますか?
アドラーと言えば「嫌われる勇気」が昨今でも話題になります。

そして何が話題を集めたかというと、アドラーは全ての問題は「人間関係から起きる」と言っていることも反響を呼んだのです。

あなたがもし、先にお話しした「職場の同調に折れて残業が続いている」ことに悩んでいるとしたら、
アドラーがアドバイスする「課題の分離」をすることが必要です。
あなたは「課題の分離」を聞いたことはありますか?

この「課題の分離」が意味することは
「あなたと他人の問題は完全に別物」ということなんですよ。

これこそが、最初にお伝えした、
対人関係を解決に導く鍵を握ります。

つまり、ザックリ言ってしまえば、
「あの人の仕事は終わらないのはその人の責任」であり、
あなたの責任ではないということです。

デスクが隣でも、同じプロジェクトでも、
担当するエリアが同じでも、仕事が分担されて振り分けられているのなら、
必要以上にあなたが手助けする必要はないのです。

「そんな残酷な…」とあなたは思ってしまうかもしれません。

もちろん、仕事は自分ひとりでするワケではありません。
人に「手助けする」「与える」ということも重要です。
あなた自身も、はじめから全ての作業が出来たわけではないですよね。

ですが、仕事にはある程度「線引き」がありますし、課題を与えられたその人が解決しなければならない場面があります。

あなたはあなたの仕事を通じて
あなた自身の人生を生きれば良いですし、
良くも悪くも「私がやらないと・手伝わないと」という依存から脱却することが大切です。

それでも改善しないなら…一歩踏み出す勇気があればいい

もし、同僚の仕事の負担以外に、上司が業務を必要以上に圧迫してきたり、あなたや部署や会社自体に心のない言葉ばかりかけている場合は
上司は自分が上位に立たなけれな不安になってしまっている場合が考えられます。

ですので、あなたはそのようなマイナスな感情に振り回される必要はありません。

消耗しないように、自分からその場から椅子を引くことが大切です。
今の会社の息苦しさを感じているのなら、環境から脱出することは逃げではありません。

あなたはやるべき仕事はそこにないだけなんです。

あなたが本当にやる気の出る仕事を目指した方が心身ともに良い影響を与える、本当の意味でやりがいを持って働ける企業は必ず見つかります。
時間泥棒だったり、モチベーションを奪うような場所ではなく、あなたのワークライフバランスが充実出来るチャンスを掴んでくださいね!

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