退職願・退職届に関するよくある質問

Q.「退職願」と「退職届」にはどんな違いがありますか?
A.以下のような違いがあります。

「退職願」:会社へ退職をする意思を伝えること
「退職願」は「退職届」と違い、書類ではなく口頭で伝えても良いとされています。
会社はこれによって退職を承諾するかどうか決定するため
この時点では正式に退職とは決定しません。

「退職届」:会社から退職を認められた後に提出する書類
退職届を提出することで退職の意思を示して退職することができますが
円満退社から遠ざかるため、段階をきちんと踏んで退職を進める方が良いでしょう。

また、「辞表」とは、経営層や公務員が退職する際に届け出る書類を指します。
一般的な会社員の場合は「辞表」ではなく「退職届」を使いましょう。

Q.退職日が決定した後に都合が悪くなった場合、日付を変更することはできますか?
A.基本的に決定したのちの変更はできません。
ですが、やむを得ない事情がある場合などは、
直属の上司にきちんと理由を伝えてから変更可能かどうか相談してみましょう。

Q.「退職願」を提出後に撤回することはできますか?
A.退職願の場合は、撤回できる場合があります。
ですが、すでに後任者が決まっている場合は撤回は困難だと言えます。
どうしても退職願を撤回したい際には
直属の上司または人事部に相談する必要があります。

また、「退職届」や「辞表」の場合は
提出した時点で雇用の契約を解除したことになるため
基本的に撤回することはできないと言えるでしょう。

Q.会社に「退職届」を受理してもらえない場合、退職はできませんか?
A.退職届を受理されなくても、原則として退職は可能とされています。

法的には原則として労働者には退職の自由があるとされ、
会社側の都合では退職届の受け取りを拒否することは出来ないとされています。
改正民法民法627条1項には
「原則的に2週間前の申し入れにより解約」と定められていますので
退職したいという意思を2週間前までに申告すれば
会社は退職届を拒否することはできません。

直接受理してもらえない場合は、内容証明郵便を送ると
退職届を提出したことを郵便局で証明されることになります。

ですが出来るだけ円満退職を行うためにも
直属の上司と相談しても解決に繋がらないと判断した場合は
直属の上司の上司や人事部、労働基準監督署に相談することをおすすめします。

Q.「退職願」を提出するときの注意点はありますか?
A.以下のような注意点があります。

・退職の意思が固まったら、出来るだけ早く直属の上司に伝える。
・退職願の届け出が必要とされた場合、最低でも退職希望日の1~2ヶ月前には提出する。

まずは退職届を提出する前に
必ず口頭で直属の上司に退職の意志があることを伝えましょう。
もし直属の上司以外の人に相談すると
部署間で連携が取れないなどトラブルに発展する可能性があるからです。

また、ポジションの後任を探したり引き継ぎの期間が必要なので
退職願は最低でも退職希望日の1~2ヶ月前には提出することがマナーとされています。

退職希望日は、引き継ぎや有給の消化などを考慮して逆算して決めると良いですよ。

Q.「退職願」や「退職届」は手書きですか?PCで作成しますか?
A.手書きで作成するのが一般的です。
間違えたときは修正ペンで訂正するのではなく
新しく書き直すようにしましょう。
また、会社で指定されたフォーマットがあればそちらに従って作成しましょう。

Q.「退職届」を提出するときの注意点はありますか?
A.会社の就業規則に記載されている期日に従って提出することです。
改正民法民法627条1項では「原則的に2週間前に退職を申し出る」と定められています。
ですが、就業規則で定められている期間を守るのが一般的なマナーとされています。
可能な限り就業規則に沿って退職の手続きを行いましょう。

Q.「退職願」や「退職届」にはどのような用紙を選んだら良いですか?
A.A4かB5サイズの白い便箋・コピー用紙を選ぶと良いでしょう。
罫線入りの便箋を使う場合はシンプルなものを選びましょう。

Q.「退職願」や「退職届」は縦書きと横書きどちらで書きますか?
A.一般的に縦書きで書きます。
ですが、会社から指定があればそちらに従って書くと良いでしょう。

Q.「退職願」や「退職届」を縦書きで作成する際はどのような手順で書いたら良いですか?
A.縦書きの場合は以下の手順で書くと良いでしょう。

①1行目の中央に「退職願」または「退職届」と書く。
②2行目の一番下に「私事」または「私儀」と書く。
③3行目の一番上に以下のように明記する。
〈退職願の場合〉
「この度一身上の都合により、令和◯◯年◯月◯日をもって退職致したく、
ここにお願い申し上げます。」
〈退職届の場合〉
「この度一身上の都合により、令和◯◯年◯月◯日をもって退職致します。」
④1行空けて、一番上に提出日を和暦で書く。
⑤次の行の下方に自分の所属部署名を書く。
⑥次の行の下方に氏名をフルネームで書き、その下に押印をします。
⑦次の行の一番上に会社名を正式名称で書く。
⑧最後の行の一番上に代表者名をフルネームで書く。
例:「代表取締役社長 ◯◯◯◯ 様」
※会社名と代表者名は、自分の名前より上方に書く。

書き終えたら必ず誤字・脱字のチェックをしましょう。

Q.「退職願」や「退職届」を横書きで作成する際はどのような手順で書いたら良いですか?
A.横書きの場合は以下の手順で書くと良いでしょう。

①1行目の中央に「退職願」または「退職届」と書く。
②2行目に右詰で提出日を和暦で書く。
③3行目に左詰で会社名を正式名称で書く。
④4行目に左詰で代表者名をフルネームで書く。
⑤5行目に右詰で自分の所属部署名を書く。
⑥6行目に右詰で氏名をフルネームで書き、その横に押印をします。
⑦1行空け、右詰で「私事」または「私儀」と書く。
⑧次の行に以下のように明記する。
〈退職願の場合〉
「この度一身上の都合により、令和◯◯年◯月◯日をもって退職致したく、
ここにお願い申し上げます。」
〈退職届の場合〉
「この度一身上の都合により、令和◯◯年◯月◯日をもって退職致します。」
⑨最後の行に右詰で「以上」と書く。

書き終えたら必ず誤字・脱字がないか確認しましょう。

Q.「退職願」や「退職届」を提出するための封筒はどのようなものを用意したら良いですか?
A.白封筒や二重封筒で郵便番号の枠の記載がないものを用意すると良いでしょう。
一般的に退職願や退職届は手渡しするため、郵便番号の枠は必要ないからです。
封筒のサイズは、A4用紙の場合「長形3号」、B5用紙の場合「長形4号」を用意し
黒のボールペンや万年筆で書きましょう。

Q.「退職願」や「退職届」の提出するための封筒に記入することはありますか?
A.以下の内容を記入してください。
【表面】
中央よりやや上に「退職願」または「退職届」と記入します。
【裏面】
左下に自分の所属部署名と氏名を記入します。

Q.「退職願」と「退職届」を封筒に入れるときに注意するべきことはありますか?
A.用紙の折り方と封筒に入れる際の向きに注意することです。
用紙を三つ折りするときは下側から折り、
封筒に入れる際は、用紙の右上が上にくるように入れます。

手渡しの場合は封をしなくても構いませんが
封筒にシールがついている場合はとめた方が見栄えが良いでしょう。
また、封をした場合は「〆」という印を書きます。

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