20代前半で転職に迷ったら？現職を続けるか判断する3つの視点
「20代前半だけど、今の職場を辞めたいと毎日感じてしまう」
「新卒で入社して2年、転職したいけど、まだ早い？」
「第二新卒として、初めての転職に踏み出していいか分からない」
――20代前半の求職者からよく寄せられる悩みです。
特に初めての転職となると、正解が分からず迷うことも多いですよね。
実際に「現職にとどまるべきか」「転職すべきか」の判断は簡単ではありません。
ただし、これから紹介する3つの視点を持つことで、より納得した決断に近づくことができます。
今回は、20代前半で転職を迷ったときに確認すべき点についてお話しいたしますので、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。
「10年後の自分」をイメージしてみる
転職を迷ったら、まず今の職場で10年後の自分を思い描いてみてください。
あなたの希望通りの働き方やポジションを得られる可能性があるなら、転職は一度立ち止まって考える余地があります。
逆に「はっきりとイメージできない」「上司や先輩の姿を見ても理想と違う」と感じるなら、転職を検討しても良いサインです。
特に20代前半ではキャリアの道筋が見えにくいのは当然のこと。
その場合は、自分より10年長く働く先輩の姿を参考にしてみてください。
その将来像に意欲や納得感を持てるかどうかが、大きな判断材料になりますよ。
「悩みは時間で解決できるか」を考える
異動や新しいチャレンジを望んでいるのに、なかなか叶わない…というケースもあります。
このとき大切なのは「どのくらいの時間で解決できそうか」という視点です。
1〜2年で異動の可能性があるなら、現職で経験を積むのもひとつの選択。
しかし、3年、5年経っても変化が見込めない、あるいは人間関係のトラブルで業務に支障が出ているなら、転職を視野に入れることをおすすめします。
時間は有限。長く我慢するほど、あなたの理想のキャリアから遠ざかってしまう可能性があります。
「転職しないリスク」も見ておく
転職を迷うとき、多くの人が「転職したら失敗するかもしれない」と考えがちです。
しかし同時に、「転職しないことで失うもの」にも目を向けることが大切です。
例えば、
・改善されない労働環境で心身をすり減らすリスク
・年齢を重ねることで新しい挑戦のチャンスを逃すリスクなど。
転職するメリットとデメリット、そして転職しないメリットとデメリットを比較してみることで、冷静な判断ができるはずです。
さらに、より納得して転職を決断するためには、転職のプロに相談しながら進める方法も検討してみてくださいね。
⇒あなたらしい働き方を知る方法を見てみる
それでも「転職」に踏み出せずにいるのなら…
初めての転職では「本当に転職すべきか」という迷いがつきものです。
しかし、必ずしも今すぐ結論を出す必要はありません。
まずは「求人情報を眺めてみる」「希望条件を書き出してみる」「履歴書を準備してみる」など、小さなアクションから始めてみてください。
その過程で「やっぱり転職したい」と思えば進めれば良いですし、
「今の職場でもう少し頑張れる」と感じれば留まっても良いのです。
大切なのは、動き出すことであなたの可能性を知ること。
もし一人で決めるのが不安なら、信頼できる先輩や転職のプロに相談するのも安心です。
20代前半の転職は、未来のキャリアを大きく広げるチャンス。
迷ったときこそ冷静に判断軸を持ち、あなたにとって最適な選択をしてくださいね。
