転職で必要不可欠な「条件」とそうでないものの違いはコレです
突然ですが、あなたの身近にこんな人はいますか?
「アウトドアは好きだけど、ひとりで絶対にソロキャンプでしかやらない」
「私は絶対にこのブランドのメイク用品しか使わない」
アウトドアやコスメに限らずあなたやあなたの周りの友人には色々な「状態」や「選択する」条件があるかもしれません。
他にも、
◎毎年必ず同じ場所に出かけに行ったり
◎同じ形のメガネしかチョイスしなかったり
◎家のハンガーは全て同じデザインにしたり
◎20時以降は夕飯を食べないように決めていたり
◎映画を観たら必ずパンフレットを買うことを決めていたり
等々…
たったひとつでも守るべき条件や決め事があるということは珍しくありません。
特に条件があるということは、体質的な問題や選択肢がないからという理由を除いて、
自分の中で大切なものや必要なものが理解出来ている印象を受けますね。
ですが、逆に自分で定めた条件に縛られてしまって、行動に制限が起きている場合もあるかもしれません。
条件にがんじがらめで自由がない?選択肢が無いと思う理由は
「職場の人間関係が嫌で前職を退職したけど、事務職しか経験がない」「それに、肉体労働は自分には向いていないからどうしても事務職に就職したい」
現在の就職市場でこのような声が散見されます。
ですが、コロナ禍も相まって現在の転職・就職市場において「事務職」というものはかなりの狭き門ということを知っていますか?
それはそもそも事務職の募集枠が1社につき1人であったりする上に、ある程度パソコンでタイピングが出来るだけではなく、簿記や経理の経験や実績があるなどのスキルが求められるためです。
さらに、数多くの部署をかかえる企業において、清算や電話番などを勤める事務職員はマルチタスクで業務がこなせる適性も求められると言われているのですね。
そのため、どうしても「肉体労働をしたくない」「1年足らずの事務職の経験しかない」という志望動機ではなかなか希望する条件のようにいかないのが現実です。
もし「事務職であることが条件」という枠を超えて仕事を探すことが出来れば、さらに可能性が広がるということが良く分かると思います。
1つだけに絞るべきものと1つに絞っちゃいけないものの違い
もし、あなたが条件に少しでも見合わないものに即答で「NO」で、代わりの案を探す時に
「やっぱりこんな自分はダメだ」と絶望してしまうかもしれません。
ですが、少しでも示す条件の視点を変えることが出来れば「即答でNO」ということは避けられるって知っていますか?
条件を出すにしても、「事務職でなくても、デスクワークであれば挑戦したい」「室内での肉体労働なら挑戦出来るかも」というように現実とバランスを取ってみるのです。
なので、もし「この条件でないと嫌だ」と思うことがあるなら、
「何でそう感じたのか?理由は?」と見方を変えたり、選択が広がる用深堀をしてみてください。
あなたの大切な守るべき条件が足かせになって、手に入れられたはずの可能性を失うことは本当にもったいないことですから。
「条件」と「やりたい仕事」は両立出来る
「この会社の福利厚生の手厚さがいいと思う」
「この職場なら私のスキルが活かせる」
働くという時に、自分のスキルや企業を選んだ条件があるかと思います。
あなたも待遇や家からの距離など、様々な見方で企業を選ぶのではないですか?
自分にマッチする働き方が出来なかったり、待遇や条件に魅力を感じない場合だと
スカウトメールが来ても門前払いすることもありますよね。
「ここいいんじゃない?」
「この仕事はどう?」
と言われても
「絶対上場企業じゃないと待遇が良くないから嫌だ」
「私は○○の仕事しかしたことないから、未経験からのはちょっとね」
等々、「ピンと来ない」という理由で選ぶ対象から除外してしまうのです。
譲れない条件がある人の特徴は「一途」で「ブレない」メンタルの部分です。
条件という軸を持つことでしっかり自分の考えを持っていて、信じることが出来ているわけです。
ですが、先にお話した事務職のように、逆にその条件が「執着」になったり、「依存」の原因になってしまったり、
新しい比較するものをそのまま見ることが出来ないフィルターをかけてしまう側面もあります。
そんな時はよりよい選択をする邪魔をしてしまいかねません。
もちろん、重ねて言いますが条件のものを持つことであなた自体が幸せを感じることが出来たり、毎日楽しく充実しているとしたら無理に手放す必要はありませんよ!
なので、「その条件は邪魔だから必ず捨てろ」という意味に取ることは要注意です。
条件はあなたの譲れない芯で、業務においても長所にもなりますが危険な部分も意識することを忘れてはいけませんね。
ですので、あなたがもし、別の働き方やキャリアアップを考えているとしたら
「持つべき条件」と「捨てた方が良い条件」を見極めることからトライしてみてくださいね。
そうは言っても「必要」「不必要な」条件はどうやって判別するの?
あなたが「絶対に守りたい条件」と「まあこれくらいなら良いかな」という境目が分からなくなってしまったことはありませんか?
そんな時は、しっかり状況に応じて調べる必要があります。
求人サイトや求人票をしっかりチェックして、
「家から1時間の移動時間があるけど、引っ越せば30分だからそんなに悪くないのかな」
「未経験だけど、研修制度が充実してるなら安心かも」
「キャリアパスがしっかりしてるから、実績を積むことが分かりやすいかも」
というように、「条件に多少マッチしていなくても良い」部分を少しでも多く見つけてみてください。
1つ1つ「条件」に合わせてリサーチ…そんなの出来る?時間がない!
ですが、調べると言ってもどうしても時間がかかったり、
そもそもどうやって調べれば良いか分からないという場合がありますよね。
そんな時はプロのキャリアアドバイザーに相談してみた方が近道です。
あなたの守りたい信念や軸を折らずに、「こんな働き方も出来ますよ」というアドバイスを
ひとりひとりにフィットするようにアドバイスしてくれるからです。
もしかしたらあなたは、
「こんな厄介な条件なんて、持ってなきゃよかった…」と自分を責めてしまうところがあるかもしれません。
条件さえなければ、もっともっと働ける可能性が開けるのに、と。
ですが、やはりあなたの守りたいと思う条件は大切な長所です。誰かに言われるまま、妥協をする必要はないのです。
あなたの仕事の条件は
◎仕事を完璧にしようと考えたり
◎深い知識を持つことが出来たり
◎やる気を持って周りを引っ張ることが出来たり
◎自分をしっかり持っていることが周りに伝わる
というメリットがあるんです。
なので、あなたの条件を完全に捨てるのではなく、
「あなたらしく」働き方を見つけられるような視点を持つことと、条件をクリア出来るだけの行動が大切です。
そのためにもまずは、
あなたの今持っている条件とあなたにマッチする働き方を見つける行動のために
数多くのキャリアサポートをして面接対策を行っている
現役のキャリアアドバイザーに相談して、これからのステップを一歩ずつ進んでいってくださいね。