金メダリスト並みの自己評価が足を引っ張る理由

20代・30代向け転職エージェント「キャリサポ」

「あきらめからは何も生まれない」

金メダリスト 古賀稔彦

「失敗と共に生きる。挑戦しないことは、何にもならない」

金メダリスト サーニャ・リチャーズ=ロス

東京オリンピックが開幕しました。オリンピックはメダルという結果以上に感動してしまう「名言」も生まれますね。人生をかけた試合や勝負だからこそ心に響くのかもしれません。

同じ「言葉」でも発言する人によって重みが異なることが言葉の面白いところです。金メダリストの言葉と、何の努力もしていない人では意味合いが変わってきますが…

あなたの身近に、「え?アスリート?」というくらい自己評価が高い人は身近にいますか?

自信があって、誰にでも堂々と発言出来るとなると、仕事をする上で強みに感じます。

さて、あなたは自分の自己評価は高いですか?それともあまり自分に自信を持てないですか?

もし、あなたが今「自己評価、どうしても低いんだよな…」と悩んでいたり、周りから「自己評価低すぎるよ」と言われてると不安に感じるかもしれません。

ですが、必要以上に高い自己評価は、職場において不利な立場に陥らせてしまう危険性もあるって知っていますか?

自己評価が高いことは働く上で逆効果の場合も

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自己評価が高いと、なぜ不利な立場に陥る危険があるの?と不思議に思うかもしれません。

自己評価が低いよりは、高い方が仕事でもよい成果を挙げられそうですし、実際管理職など高いポストについている場合、自己評価が高い人物が多くいるように思えます。

具体的に言えば、先ほどの金メダリストなんて自信に満ちてメディアに登場していますよね。

ですが、これはあくまでこれまで築き上げていた実績があるからこその自信と判断力に裏打ちされていると言えます。

同じ言葉を言ったとしても、新入社員で社会人経験がない人と、現役の社長の発言を同じに語ることは出来ませんよね。

たまたま的を射た発言か、確信と経験から発せられた言葉では、受け取る側も印象が変わるはずです。

自己評価はビジネスにおいて重要ではありますが、あくまで自己評価は表面に出すものではありませんし、強い言葉で主張すればいいものではないのです。

なぜなら、自己評価というものは、自分で自分を客観的に評価する、というもので「過大評価」することではないためです。

自己評価が高い=実力が高い、ということを同じように考えてしまうのは「自分を過大評価」してしまい、「自分はデキる人間だ」「自分は優秀だ」という傲慢さにも繋がってしまいます。

そうなってしまうと、例え現職でキャリアアップしたいと考えていても「まだ実力不足」なのに「評価されない会社は最低!」と余計なストレスを感じてしまうかもしれません。

転職活動に踏み切っても「自己評価が実力に反して高すぎ」と、面接官に良い印象を与えられないかもしれません。

つまり、在職中や転職活動中に関わらず「自己評価が高い」ということを「自分を過大評価しているかもしれない」という可能性を危惧しながら、素直に自己肯定感を高めることからスタートしてみることもおすすめです。

また、そんな等身大の自己肯定感を高めるにはある「5つの行動」が鍵になるのですが、「これからの自分のキャリアのあtめに自己肯定感をまず上げたい!」と悩んでいるのなら、トライしてみても良いかもしれませんよ!

脱・自己否定のために自己肯定感を高める5つの行動

1.不安に感じることを書き出す

あなたが一日、不安に感じたことや、
「もっと○○すればよかった」
「あの時○○したことに後悔している」
ということを、そして
「嬉しかったと思うこと」
「勉強になったと思うことは日記を書くように記録して読み返してみてください。

モヤモヤとした不安を感じる気持ちを書き出すことで客観視することも出来て不安要素を洗い出すことが出来ますし、楽しく感じたことはもっと伸ばしていけば良い部分になります。

2.人との比較をやめる

自己肯定感の強い人を見本にすることで理想に近づく…という場合もありますが‥‥人と比べることで、自己肯定感は向上しません。むしろ、欠点や足りない部分ばかり目に付きやすくなってしまいます。意識して人と比べることをやめてみてくださいね。

3.感情を切り離すことを意識してみる

「挨拶した時あの人、不機嫌だったな…タイミング悪くてもっと怒らせなかったかな…」
「グループ長、なんか怖くて苦手なんだよな…一緒に仕事するの恐怖でしかない…」

このように「怖い」「怒らせてないかな」というような持ってしまった感情を
いったん意識をしないで、目の前のことだけに集中してみてください。

あなたが持った感情は、これまでの経験がもとになっていたり、その人の持つ一面でしかないからです。
露骨に物に当たったり、皆の前であなたを責め立てるようなそぶりを見せるなら別ですが、
もしあなたが「なんとなくそう感じて」話しかけにくいけど、用事があるから話しかけたいという場合は
持ってしまった感情をひとまず無視して、ありのままを見ると心の負担を軽くすることが出来ます。

4.余分なものを手放す

あなたが自己肯定感が低くネガティブな気持ちにしてしまう理由として、部屋に不要なものが溢れていたり、「嫌だな」と感じてるコーナーがある可能性もあります。
部屋はその人の心理状態を表すということも言われています。
1年間使っていないものは思い切って処分して、スッキリとした空間を作りは気持ちもリフレッシュされますよ!

5.軽い運動する

早く歩いたり、軽いジョギングやスクワットなどの筋トレをしてみてください。
運動して、心拍数が上がると人は強制的にネガティブな気持ちをシャットダウンする働きがあります。1日3分のラジオ体操でも、10分のウォーキングを継続することで目標を達成する実感が得られ自己肯定感が高まります。運動の滑り出しは面倒でも、5分、10分と続けることで「幸せホルモン」と呼ばれるエンドルフィンが分泌され、明るい気持ちになることが期待できます。
家から出てコンビニでコーヒーを買いに行くことからはじめてみてくださいね。

ただし、高すぎる運動目標は継続出来ないと自己肯定感を下げてしまいかねません。あくまで「だるい」「面倒くさい」と感じてしまう日でもこなせる程度のレベルから始めるのです。

自己肯定感は「無理やり」身に付けず気がつけば自然と身に付くもの

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5つの行動を紹介しました。繰り返しになりますが自分自身を肯定感ではなく、過大評価によって過信してしまうことは危険です。

さらに、自己肯定感を高めたくても、悲しい時や落ち込んでいるときに無理は禁物ですよ。
ひどくネガティブに感じているときに無理やり自己肯定感を高めようと、「大丈夫」と言ってしまうと
現状の自分に嫌悪感がどんどん膨らみもっと自己嫌悪してしまいます。

落ち込んでいる時はそんな自分を受け入れて、しっかり眠るなどしてケアや、相談出来る友人に話を聞いてもらうなどしてください。

もし、仕事やこれからのキャリアで悩んで暗い気持ちになってしまって、
家族や友人にも相談できないという時は、親身になってくれて、かつたくさんのキャリアカウンセリングの経験のある
専門のキャリアアドバイザーに相談してみることも解決に導きますよ。

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ポジティブシンキングも自己肯定感を高めていくことが出来ますので、
ほんの少しのコツを取り入れてみてくださいね。

 
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