「職場に感じる憤り」が転職を考えるトリガーになる理由
「職場のムダを排除する提案をしてるのに、全然聞いてくれない!」
「非生産的な意見ばかり!どうしてもっと効率化してくれないの?」
「派閥を組まれると意見が通らない…個人の意見が通らない職場終わってる!」
あなたはもしかして、そんな怒りを職場で感じていませんか?
怒りを感じることで人間関係が悪化したり
つい刺々しい態度を取ってしまったばかりに評価が下がってしまったら最悪です。。。
そのため、「職場に感じる憤り」は転職を考えるきっかけの代表とも言えます。
仕事を変えることで、イライラの原因をリセット出来るなら最高ですよね。
ですが、本当に職場や人間関係を変えたら「楽しく」仕事が出来るかといえば、そうとも言えません。
実は、そうシンプルに物事は運ばないかもしれません。
イライラする人間関係は職場を変えても変わらない?
結論から言えば、転職をしても人間関係を望むように出来る保障はありません。
「転職ガチャ」や「部署ガチャ」という言葉が生まれるように 必ず予想外のことはつきものです。
そもそも 人間関係に怒りを感じてしまうことは責任を自分ではなく他人に委ねてしまっている場合がほとんどです。
仕事の成果や結果を人のせいにすることをやめることから始めましょう。
どんなことに怒りを感じた?原因を知ることが重要
怒りを感じたら「なぜ自分はイラついたんだろう?」と客観視することがポイントです。
一般的に6秒たては怒りは収まる!だから6秒耐えろ!というアンガーマネジメント(怒りの管理)がありますが、、そうは言っても怒りというものは長年の蓄積や、突発的に起きるもの。
ロボットのように感情をコントロール出来たら誰も苦労しませんよね。
出来るだけ怒りを爆発しないように抑えても、自分のなかで感情を抱え込んでいてばかりだとメンタル的によくありません。
怒りを爆発させて、人にぶつける前に
「自分がこの感情を持ったのはどうしてだろう」とストップすることが重要です。
怒り以外で相手にアプローチする唯一の方法は
余計な争いを招かないためには、相手に原因や自分の感情を知ってもらうことが大切です。つまり、怒り以外に相手に現状の改善を願う唯一の方法は対話です。
1なぜこんな結果になったのか
2そのため、自分はあなたに失望してしまった
3あなたはどんなつもりでいるのか
4どうしたら改善できるのか
感情的にならずしっかり伝えることがとても大切です。
ですが‥‥自分にとって関心が薄い人、そもそも顔を突き合わせることも苦痛な場合は、そっとその場所から立ち去ることが有効です。
ひとりになって、頭を冷やすのです。ひとりになれる場所は、
●オフィスや職場の外
●トイレの個室
●場合によっては早退する
という行動で確保できます。
でも、怒らないと問題の重要性が伝えられないと相手と対峙することを選びがちです。
あなたの身近な上司や先輩で、「年下で部下だから怒るのが自分の仕事だ」と言っている人はいませんか?
怒りを抑えることでデメリットを感じてしまうかもしれませんんが…
ですが、怒ることで委縮して仕事の効率が逆に落ちたり、部下がさらに上に報告してあなたの評価を下げてしまう可能性もあります。
何より、部下の管理は怒りでも進捗は向上しませんし、成果も達成できないでしょう。
怒りを覚える嫌な出来事に対応するには?
上記のように会話をする機会を作ることが大切です。
例えば嫌な上司に不満を持っているなら、逆に「どんな部下になってほしいのか」
「直すべき部分はどこか」
というように、一度話し合うことで解決できることはあります。
そもそも、あなたをイラつかせる上司は「良かれと思って」行動していることも考えられるのです。
あなたが本当の気持ちを伝えることで逆に部署全体の空気も変わるかもしれませんよ。
ですが、そもそも上司が嫌いだから成果が出ない
上司が好きだから結果が出る ということは給与をもらって仕事をしている以上許されるものではないのでご注意ください。
もしあなたが自分の仕事に誇りを持っているのなら「結果」を出すことで上司からの待遇も変わることもあるのでステップアップを目指すことも忘れずに。
相手の気持ちは変えられないけど 自分の怒りの感情は変えられる
いかがでしたか?
「怒り」の感情をコントロールすることで転職をしなくても人間関係が解決出来るという助けになれば幸いです。
あなたのメンタルフルネスのためにも
自分の感情というエネルギーをムダに相手のために消費することはやめてみましょう。
ですが、どうしようもない場合は転職や異動によって逃げることも大切です。
そんな時はいつでもキャリサポにご相談ください。