海外の企業で「残業」が全く浸透しない理由

あなたは今、自分をケアする時間を十分に取れていますか?

もし、このささやかな時間が驚くほど取れないという経験があるとしたら
時間がなくなる理由として挙げられる原因は何だと思いますか?
ちょっとイメージしてみてください。

時間が無くなる原因は、例えば

▲行き帰りの往復の通勤時間
▲早朝会議・朝掃除
▲サービス残業
▲強制参加の飲み会

というものではないですか?

上記は職場の同調圧力だったり、人間関係を壊したくない…という理由で
「お先に失礼します。」が言えない状況になりがちです。
日本の企業では特に

もしかして会社に時間を吸い取られてない?

「先輩社員が残って仕事してる…評価されてる人だし、自分も残らないとダメかな…」
「定時上がりが自分だけ…なんか楽してるみたいで罪悪感がある…ちょっと残業しようかな…」

働き方改革もあって、残業に厳しくなりました。
企業も「残業をするな」とは言うものの、先輩社員や同僚が残業している姿を相変わらず多いという声が散見されます。
なぜ「残業は良くないのに、ついついサービス残業してしまう」状況になってしまうのでしょうか?

結論から言えば、ついつい残業してしまう場合は
従業員の同調圧力か、定時で終わらないほどの業務がのしかかっているか、
残業手当がないと生活がままならない、という3点です。

生活がかかっている大切な仕事のことですから、カンタンに解決しない問題は厄介ですよね。
日本は特に残業が多いですが…アメリカなど諸外国の事情は真逆かもしれません。

海外の企業で「残業」が全く浸透しない理由は

アメリカをはじめ、海外企業では「残業」はご法度です。
まして、企業のため、会社のため…と勤務する姿はほとんどないとされています。
日本には「過労死」という言葉がありますが、英語にはこれと同じ意味の言葉がないくらいです。

この「会社のために尽くす」ことが美徳ではない文化の背景に「あくまで個」というマインドがあるからだとか。
自分の時間を大切にして、自分の体調や環境を悪循環に陥るような働き方をしないのです。
北欧でも家族との時間を何よりも大切にしてるので、ビジネスより優先して当たり前、とさえしています。

あなたはどう思いますか?

もし、あなたも「もっと自分の時間を大切にしたい…」と感じているなら、
あなた自身の人生を生きれば良いですし、
良くも悪くも「私がやらないと」という依存から脱却することが大切です。

それでも改善しない職場…一歩踏み出す勇気があればいい

もし、同僚の仕事の負担以外に、上司が業務を必要以上に圧迫してきたり、あなたや部署や会社自体に心のない言葉ばかりかけているの場合は
自分が上位に立たなけれなければ不安になってしまっていることが考えられます。

あなたは「従業員なら会社に絶対だ」というマイナスな感情に振り回される必要はありません。
消耗しないように、自分からソッと椅子を引くことが大切です。
今の会社の息苦しさを感じているのなら、環境から脱出することは逃げではありません。

あなたはやるべき仕事はそこにないだけなんです。
あなたが本当にやる気の出る仕事を目指した方が心身ともに良い影響を与える、本当の意味でやりがいを持って働ける企業は必ず見つかります。
時間泥棒だったり、モチベーションを奪うような場所ではなく、あなたのワークライフバランスが充実出来るチャンスを掴んでくださいね!

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