【ビジネス豆知識】「ご査収ください」の意味と正しい使い方

「資料を作成いたしましたので、ご査収ください。」

「ありがとうございます！（…ん？【ご査収ください】って何？？？）」

あなたは取引先とのメールのやり取りでこんな「ご査収ください」という言葉と出会ったことはありませんか？

なんだか難しそうで、日常で使わない言葉ですが、ビジネスシーンではよく出会います。この「ご査収ください」について解説いたしますね。

「査収」ってなんだろう？どんな意味？

査収【さしゅう】とは
よくよく調べて、検査して受け取る　という意味を持ちます。

つまり、「ご査収ください」と言われて受け取った資料や製品について「よく内容を確認してくださいね！」と伝えたい時に「ご査収ください」を使用しているということなんですね。

ですが、この「ご査収ください」も場合によって相応しくない時があります。NG使用法と一緒にチェックしてくださいね。

「ご査収ください」と言われたら、意味は「よく確認して受け取ること」。

ですが、この行為を自分から「査収します」というのは失礼にあたる場合があるんです。

意味は通じるかもしれませんが、「査収」はあくまで主語と一緒に使わないことは原則なので、このポイントは忘れないでくださいね！

さらに、営業に自社のパンフレットやカタログを持参した時に「ご査収ください」というのもNG。

「査収」という言葉は「絶対に確認してくださいね」ともとれる言葉なので、営業先の相手には「必ず見る義務」は生じません。押しつけがましい印象を持たれては契約も取れませんよね。

また、自分が「ご査収ください」と言われた場合、受け取る際には「受領いたしました」という返事がセットになっているので、覚えておくと良いかもしれません。

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2021年2月11日 / 最終更新日時 : 2021年2月12日 kyarisapo