仕事を「楽しさ」に繋げるために…前向きに働くために必要なこと

 
「人はパンのみに生くるものに非ず、されどまたパンなくして人は生くるものに非ず。」
 
河上肇 「貧乏物語」
生きるために食事は絶対に必要ですよね。ですが、食べることを目的にしてしまうと本末転倒です。なぜなら、基本的に食べるためには働いたり、食事と同じだけの対価を得る必要があります。対価すべてを食事の娯楽につぎ込んでしまってはライフスタイルが偏って、糖尿病など生命を脅かすリスクになりかねません。
 
同じように、生きるために働いているのに、まるで働くために生きていることもバランスのとれた生き方とは言えないかもしれませんね。
 
特に、義務感から毎日残業や早出、休日出勤をして自分の趣味にも時間が割けない、そんな労力がなくなってしまうということはリラックスする時間が取れずにストレスフルとなってしまいます。かつて高度成長期には「徹夜でバリバリ働く」ということが美徳とされていましたが、健康ブームも相乗効果に現在ではそんな働き方はネガティブに受け取られています。
 
つまり、どうせ仕事をするなら「無理のない範囲」で「ほどほど」、「短期的ではなく長期的に続けられる」「やりがいのある」仕事を選ぶ人が増えているんですね。
ですが、そうは言ってももしかしたらあなたは
「自分にとって楽しい仕事が分からなくなってしまっている」と悩んでいるかもしれません。
 

そもそも楽しい仕事の状態ってどんなもの?分からないと悩んでいるのなら

20代・30代向け転職エージェント「キャリサポ」
 
結論から言えば、楽しい仕事は人それぞれです。
 
自分のスキルが必要とされることに喜びを感じたり
長い作業時間も苦ではなかったり、人に役立つことが好きだったり…。
それこそ、我を忘れるまで徹夜して成果を生み出すことに喜びを見出している人もいます。
あなたはどんな仕事の仕方に「楽しい」「ワクワクする」を感じますか?
 
もしかしたら、今はそんな楽しみを感じるより、
「上司に怒られないように」
「とにかく業績をアップさせることだけ考えてる」
なんてことになっているかもしれません。
 
でも、そんな毎日を変えたいと考えているとしたら、ほんのちょっとアクションで「仕事の楽しみ」を見つけられるかもしれません。「楽しみ」はイコールで「モチベーション」となって、仕事に対する創意工夫や持続力を高めてくれますよ。
 
ですが、だからと言って無理やりモチベーションを上げる目的のために、「自分はこの仕事が楽しいんだ」と定めることはオススメできません。
 
なぜなら、モチベーションは本当に達成したいゴールのためにあるのであって、無理やり設定したとしても不完全燃焼に終わり、そんな成果に満足出来ないとしたら、自分を責めてしまったり、自分の努力やゴール設定に原因があると不満を爆発させる燃料になりかねないのです。
 
それに、ゴールを無理に決めてしまうことのデメリットとして「設定したゴール以外のことを見えなくしてしまう」という側面があります。そうなると、冒頭のように「人はパンのみに生くるものに非ず、されどまたパンなくして人は生くるものに非ず。」を反してしまいます。
 
ですので、今楽しみというモチベーションが状態でも、無理にターゲットを決めることにこだわらないことも大切です。自分を見つめ直す時間を作って、これからのキャリアや暮らし方についてゆっくり考えてみるのです。
 

リラックスして心から向き合いたい過程を大切にしよう

 
環境を変えて、人生の優先順位をクリアにすることで
あなたが抱えている仕事にモチベーションに関する問題は簡単に解決するかもしれません。
 
成果に満足出来なくても、その感情をもとに次のステップへ活かしたり
ゆっくりあなたの出来ること・向いていることを見つける方が
コンパスとして機能する、というように。
 
まずは「今すぐ自分のモチベーションの対象を決める」というより、
「何のためにこの仕事をしているのか」「どうすればモチベーションをアップさせて、仕事を楽しめるか」を明確にしてみてください。
 
そして、自分を見つめ直すことが出来たら、ただ淡々と「仕事をする」ことではなく
心から没頭して自分で心地よくステップアップ出来る、無理のないアクションを起こしてみてください。
 
ですが、もしあなたがそれでも、、
自分のキャリアにとってゴールを見つけられない状況や悩みがあったり、
スキルアップやキャリアアップ転職・キャリアチェンジ転職のために
何から始めればよいか分からないという時は
 
まずは自己流で力尽きるまで自問自答するのではなく
冷静に判断が出来るようにプロの転職エージェントにご相談ください。
 
 
現職での不安はもちろん、現状のあなたのキャリアのステップアップについて
ヒアリングを通して転職エージェントは全力でサポートを行うので
辛すぎる「ただ漠然と働く時間」を過ごさないためにも
出来るだけ早い行動を起こして、「なんだ、こんな生き方もあるんだ」という出会いを見つけてほしいのです。
 
あなたのご連絡をお待ちしています。
 
 
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