あなたはどっち?絶対欲しい権利は2つ

 
就職・転職を考える上で、
希望する企業の「福利厚生」は気になるポイントですよね。
面接の場面でも福利厚生について質問をする機会は多いかもしれません。
福利厚生が働く企業を選ぶ理由になるくらい充実させている企業も少なくないのです。
 
ですが、そもそも福利厚生という4文字は何を意味するか、
あなたは正しく答えることが出来ますか??
 

★福利厚生を質問する前に!あなたは知ってる?正しい福利厚生

一般的に福利厚生というと
給与以外に受けられる社員へのサービスを意味しています。
そのため、企業の希望によって福利厚生の種類や幅は実に様々になるくらい規定はないのです。
 
代表的な福利厚生といえば、
 
●社員食堂があったり
●自由に使えるウォーターサーバーが完備
●休暇中安く使えるホテルや旅館がある
●セミナー参加費の補助
●資格取得費の補助
●ジムやレジャー施設の利用補助
●住宅・家賃補助
 
このようなものが挙げられるかと思います。
給与や労働基準法とは別に社員として受けられる補助としてある福利厚生ですが
 
そんな企業によって大きく異なる
この福利厚生は、
ある目的のために競って差別化されてきたって知っていますか?
 
 

今更聞けない!福利厚生を設定する意味

同じ商品でも、オマケがついている商品の方が気になりますよね。
せっかく貰えるものがあるとしたら、得をした気持ちになります。
実は、福利厚生もザックリ言えばオマケと同じ目的を持ちます。
 
働くこと、企業のブランディングや
理念に基づいて、社員の生産性や労働意欲を
より高めるために重要な役割を担うものが福利厚生です。
 
つまり簡単に言うと会社が自社の社員の
労働力を確保するための取り組みです。
 
日本で最も古い福利厚生
社員が安心して安定して働くことが出来るように
宿舎や寮、社員食堂などを提供することが始まりでした。
安く住めたり、しっかり食事をとることが出来ればモチベーションも上がりますよね。
 
さらに、
現在では2つの福利厚生
明確に分けられているって知っていますか?
 
 

2つの福利厚生・法定と法定外の違いは?

福利厚生には
法定福利厚生と法定外福利厚生という2つの種類があります。
 
まず、先にご紹介する法定福利厚生
企業に入社した際に自動的に加入する
保証制度なので、ほぼ社会保険といえるくらい
従業員に与えられた権利です。
 
 
◆法定福利厚生の定めるもの
─────────────
 
・雇用保険
・健康保険
・介護保険
・労災保険
・厚生年金保険
 
 
そして、
法定外福利厚生
自社によって社員に提供するものです。
つまり、
 
⇩⇩ ⇩⇩
 
◆法定外福利厚生の定めるもの
──────────────
 
・住宅手当
・交通費
・家族手当
 
などがあげられます。
 
さらに、自社だけではなく外部のサービス機関に依頼して
宿泊・旅行・健康増進育児・介護支援・自己啓発セミナー開催等々
スポーツ大会開催等々…
 
このようなエンターテインメント要素があるものも
法定外福利厚生というジャンルになるんですよ。
 
しかし、法定外福利厚生
企業による自社の取り組みなので、
コスト削減のためにしばしば見直しが求められ、
療養所の維持や事務手続きが困難なため、
突如撤廃されてしまうということも忘れてはいけません。
 
ですが、、そうは言っても会社で働く以上、福利厚生は外せない楽しみでもありますよね。
なので、企業がより優秀な人材を求め、他社に優秀な人材を引き抜かれないようにするために有効な手段として福利厚生を全面に押し出す企業も目立ってきました。
(2時間昼寝しても良かったり、祝日のない月でも社内オリジナル祝日を作って休暇に当てるなどで有名な企業もあるくらいです!)
 
さらに、今後同一賃金同一労働という2020年4月から、パートタイム、アルバイト、契約社員、派遣社員でも同じ企業に勤める以上格差を失くしていくことが課題にもなっているので、福利厚生については常に新しい情報を手に入れることが大切です。
 
そして、あなたにとって理想の福利厚生を手に入れるためにもリサーチと合わせてキャリアカウンセラーに相談することもおススメです。
今日からでも転職活動のアクションをスタートさせてくださいね!
 
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