オフィスにいかない人が圧倒的に損する理由

「人身事故に巻き込まれない、満員電車に乗らなくていい
リモートワークって最高!」
 
「もうオフィスなんて行かなくていいんじゃない?」
 
リモートワークを取り入れていない企業は終わっている」
 
あなたの周りにも、そんな
リモートワークを謳歌している人がいるかもしれません。
 
ですが、リモートワークがすべて良いことで
完璧だと思っていたら注意する必要があるって知ってますか?
 
もし、あなたがクリエイティブな仕事や
エンジニアとしてシステムを構築したり、アプリゲームを制作しているとしても
一概にリモートワークを取り入れるべきではありません。
 
それは、リモートワークには
オフィスワークでないと得られない
あるものが足りていないのです。
 
足りないものは、何だと思いますか?
 
それは、
●集中力
●情報伝達のスピード感
●チームとしての一体感
●予想外のノイズ
 
この4つの要素です。
 
まず、オフィスワークは
オフィスや現場に向かうことそのものが
仕事に集中出来るモードに入ることが出来ます。
 
自宅だと、なかなかスイッチが入りませんが、
オフィスや現場で顔を合わせることで
気を抜かずに仕事の成果のためにハードルが低く全力を出すことが出来ます。
 
休憩時間とのメリハリも自然と出来るので
生産性も高くなりますね。
 
また、情報伝達のスピード感はどうでしょうか?
 
メールだけではなく、チャットや
zoomやハングアウトで会議も出来ますが、
実際にオフィスに出勤している人と
画面越しに参加している人では
受け取れる情報の数の差が大きく開きます。
 
いちいち文章に起こしたり、
発言のために挙手や合図を送る時間と労力を使わないためです。
 
画像の微調整ややり取りを1日、半日かけてメールやチャットを通すより
感覚や感情を共有出来るから、結果として時間を節約出来ますし、
 
クリエイティブに関係する企業ほど、
人と人との繋がりを重要視しているので
対面での働き方が改めて注目されているんですね。
 
また、チームワークの一体感はどんなものだと思いますか?
 
例えば、
YouTubeでライブを見るより
実際に武道館に行った方が盛り上がったり、
今この瞬間を楽しむことが出来ますよね。
 
さらに同じように
予想外のノイズは、オフィスでのちょっとした雑談という
突然のコミュニケーションを指しますが、
これはリモートワークでは得られません。
 
すれ違う時や、席に座る時、
休憩に入る時のちょっとした声掛けは
人と人との繋がりを感じさせるので
社会的な生き物である人間にはストレスを軽減させたり、
安心感を与えるものでもあります。
 
さらに、リモートワークだと「成果」や「課題」にばかり目が向いてしまい、
逆に選択肢を減らしたり新しいアイディアを見つけにくくしてしまいます。
 
有名なタレントのタモリ氏も言っていましたが、
 
物事の大切なことは目的そのものではなく、その周りにヒントが隠されているのです。
 
リモートワークでは画面を通して、1つの視点でしか相手を認識することが出来ません。
多面的な視点がどうしても得られずらいので
スキルアップが逆に遅くなってしまったり、期待している成果物や売り上げに届かなかった…という
体験談も散見されます。
 
さらに、リモートワークを安易に取り入れてはいけない理由として、
あなたの価値が完全に結果としか見られないことです。
 
既にジョブ型、スキル型の欧米ではそれが当たり前で
日本もゆくゆくはその流れを辿るでしょう。
 
ですが、コロナ禍においてまだジョブ型が確立していない今、
オフィスワークやライフラインに関わるエッセンシャルワークを
メディアの言うままに蔑ろにすることは安易な発想かもしれません。
 
もし、あなたがキャリアアップや
スキルアップを望んでいて、
最終的にはリモートワークを望んでいるとしたら、
リモートワークのメリットだけではなくデメリットも意識することを忘れないでくださいね。
 
ですが、そうは言っても
あなたが現状のオフィスワークでこれからの時代にあったスキルを磨きたい、
キャリアアップの道に進みたいと考えているとしたら
ひとりで即・行動するより
プロのキャリアアドバイザーに相談することが絶対にオススメです。
 
 
なぜなら、プロのキャリアアドバイザーは
現状の転職・就職市場からあなたの条件にマッチする企業との出会いをサポートしたり、必要なスキルを客観的にアドバイスしてくれます。
 
自己流でエントリーしたり、転職サイトからも求人情報を見ることも出来ますが、企業の特性に合わせた選考対策など、スピード感にどうしても差が出てしまいます。
ですので、もしあなたがこれからの働く環境や働き方を見直したい、一歩踏み出したいという時は
目先のリモートワークだけではなく、あなたにマッチした企業について考えることを意識してくださいね。
 
 
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