あなただけの「特別な●●ジャム」持ってますか?
あなたは普段、ラーメンを食べる時に
塩ラーメンにするか、醤油ラーメンにするか、豚骨ラーメンにするか
それとも油そばにするか悩みますか?
塩ラーメン専門店というように限られた商品だけ置いてある場合、
大盛やトッピングで悩むくらいですが
ある程度種類があるラーメン屋だと悩んでしまいますよね。
さらにフードコートとなると、
「やっぱりカレーにしよう」
「普段食べない長崎ちゃんぽんにしよう」というように
悩む範囲がさらに広くなってしまいます。
実は、この人間の心理を詳しく調べるために
ジャムを使ったある有名な実験があります。
それはどんな実験なのでしょうか?
あなたは知ってますか?「ジャムの法則」
あなたはスーパーに買い物に来たお客さんです。
スーパーには焼き立てウィンナーをはじめたくさんの惣菜の
試食コーナーが見えてきました。
その一角で、ジャムの試食が行われています。
あなたにも「試食をどうぞ」とジャムの乗ったスプーンが手渡されました。
一方のグループには6種類のジャムを、
そしてもう一方には24種類のジャムの試食が出来ました。
さて、このジャムの売り上げは6種類のジャム方が多かったでしょうか?
それとも、24種類のジャムの試食の方が実際ジャムを買った人が多かったでしょうか?
この実験の結果は、なんと6種類のジャムの試食だけをした方が高い売り上げの結果に終わりました。
「選べるジャムの数が多い方が、たくさんの人を取り込めそうなのになぜ?」とあなたは思ったかもしれません。
ですが、この実験の結果はそうではありませんでした。
実験の結果は、人は選択肢を与えられれば与えらえるほど、迷ってしまい決定を後回しにしてしまうということなんです。
これが「ジャムの法則(決定回避の法則)」です。
あなたも決定できず、諦めた「ジャムの法則」はありませんか?
「ジャムの法則」はジャムだけに当てはまらないことが、検証を続ける結果分かってきました。
例えば、Appleの商品であるiPhoneも、新機種が出るものの、大量に系列商品を作らず
「ギガ数が多いもの」「画面が大きいもの」「値段が安いもの」という3パターンほどで完結しています。
全てを搭載出来ない分、購入者はこの3つの選択肢の中でじっくり考えて購入するのですね。
特に、急いでいる時の選択肢は少ない方が良いです。
レストランでお腹が空いているのに、
ドレッシングを選ぶだけで10、20種類あるのは注文の時に面倒ですよね。
選択する数が多ければ多いほど、人は後回しにして結局結論を出せず終わってしまうんです。
あなたも、買う気があった商品なのに、たくさん種類があって選べず買わずに帰ったり、
転職したくて転職サイトに登録したけど、結局大量の求人票から選べず転職する気がなくなってしまうということもあるんです。
ですが、職場に問題を感じている場合、転職したいのに出来ないという状態は、モヤモヤが残り心身ともにストレスをかけている状態になってしまいます。
かと言って少ない求人票からのエントリーが不安という場合、どうすれば良いのでしょうか?
「ジャムの法則」まずは24種類のジャムから6種類のジャムに絞るべし
もしあなたが今、転職をしたいのにたくさんの希望条件や職種や勤務地、人間関係で悩んで行動出来ていないという場合、まずはジャムを24種類から6種類に絞る必要があります。
それも、「だいたいこんなもんかな」ではなく、必要最低限数のジャムです。
必要最低限のジャムを選んでから、あなたに最も必要な1つのジャムをあらためて吟味するのですね。
ただし、この必要最低限数なジャム選びにもデメリットがあります。
それは、一件一件求人票を見なければならない分、絞り込む時点でかなりの時間がかかってしまうことです。
ですが、絞り込めないと24種類のジャムに逆戻りで、何も選べないという結果になっては本末転倒です。
時間もないけどたくさんの選択しから間違いのない答えを得たい
後悔しないようにしたいと考えてしまいませんか?
実は、この時間がないけど、いくつも選択肢が欲しいという時も解決方法があるんです。
それは、プロのキャリアアドバイザーにピックアップしてもらうことです。
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プロのキャリアアドバイザーに相談することで、主観とともに、
マッチングする職種をカウンセリングをもとに厳選します。
そして、あなたが後悔しないように、徹底したリサーチと
向き不向きや求められ条件をシェアするので
あなたが「ここに決めた!」を後押ししてくれるのです。
ですので、もし自己流で行うことにストレスを感じたり、
不安に思っているとしたら、まずはキャリアアドバイザーに相談して、あなただけに必要なジャムを手に入れてくださいね。