「オリンピックの時だけ応援」する人の意外な心理
東京オリンピックの開会式が、いよいよ明日に迫りましたね。
不祥事や各国のコロナ禍の反応など、手放しで開催を喜べない状況と言われてもいますが、純粋に応援している国やアスリートがいるとしたら、これほどワクワクする祭典はありませんよね。
逆に、これまでのオリンピックなんて興味がなかったのに
開催地が日本の東京ということで気になって
ついついテレビをつけっぱなしで速報を待ったり応援している人もいるかもしれません。
あなたはどうですか?
もし、「そこまでオリンピックに興味がなかったのに、どうしてグッズを買ったりして応援してるんだろう?」と疑問に思ったとしたら、もしかしたら人の「多数派に引かれる心理」があるということがポイントになっているかもしれません。
例えば人気ラーメン店で「たくさん人が並んでいるから問題ないはず!」という心理ですね。
これは心理学的に「同調行動」とも言われています。
特に日本人は学校教育から
「皆と一緒に行動する」
「協調性が大事」
「単独行動は身勝手」
「学校の規則は絶対」
「部活は集団責任があった」
というように、世界各国に比べ同調行動の面が多く見られると言われています。
皆と同じように勉強して、進学して、
大学に行ったら新卒で入社し、終身雇用のある会社に定年まで勤める、というような流れも「当たり前」ではなくある種の同調行動かもしれません。(日本の島国であり単一言語の民族であるとされる部分も考慮される面もありますが…。)
一方、
「企業に縛られるのは嫌だ」「もっと自分らしく、自分のスキルを活かしたい」と感じて個人で働く人も増えています。
最近は20代でも従業員としてではなく個人で活躍しやすいと言われていますが
企業に属さない個人で働くメリットとデメリットはどんなものがあるでしょうか?
そもそもフリーで働くってどういうこと?
フリーいわゆる、フリーランスとしては企業に属さず、自分で仕事を獲得し、単発で成果報酬を得る働き方をする人を指します。
フリーランスはイラストレーターやシナリオライター、webライターやエンジニアなど特定の技術やスキルの必要とするクリエイターが多く活躍していますよ。
働き方の少数派?フリーランスで働くメリット・デメリットは
電車に乗ったり、町に出かけるとサラリーマンを見かけたり、ショップには品出しや接客をする店員さんがいますね。
目にする機会の多く感じるので、企業に勤める従業員の方が多数派で、フリーランスは少数派に感じてしまっていませんか?
ですが、先にお話ししたように、個人で仕事を獲得して、成果をあげる働き方をするフリーランスや個人事業主は2020年の時点で1000万人をゆうに超えるという調べが出ています。
企業としても、従業員を教育してスキルを身に着けさせるのではなく、その都度スキルを持ったフリーランスとして仕事を請け負う人に外注するという仕組みを利用している場面も珍しくありません。
企業は1つのプロジェクトのみに活躍してほしい人材を雇うより、その都度専門の知識のある人材を雇った方がコストが安く、人材を管理しやすいメリットがありますよね。
会社に縛られない働き方は仕事を受けたいフリーランサー、そして企業にとってもウィンウィンとも言えるますが、まずはそんな働くメリットからご紹介いたしますね!
フリーランサーのメリット
◎場所を選ばず自由に働ける
◎契約数によって収入が増える
◎所属する企業に縛られない
◎企業に属さないので時間の使い方が自由
◎企業に勤めている時より対人関係のストレスが減る
等々
スキルに自信があり、自分の時間を大切にする人にとってはかなり魅力的な働き方と言えますね!
では、逆にフリーランサーのデメリットはあるのでしょうか?
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フリーランサーのデメリット
▲固定給がないので給料が安定しない
▲確定申告など自分で税金対策をする必要がある
▲スキルアップや契約案件に限界がある
▲人脈づくりのための出費がある
▲厚生年金から国民年金になるためもらえる年金の額が減る
▲国民健康保険を自分で加入する必要がある
このようなデメリットがあげられます。
従業員として働いていると、給与から天引きをされている保険料や年金を自分で納める必要があったり、仕事の契約をするための人脈づくりが大変だったという体験談も散見されます。
ですが、一番ネックとなるものは
「スキルアップが難しくなる」という点がです。
「スキル」があるからフリーランサーをしているのに、どういうことだと思いますか?
自分の好きなように働けることが弱点に?スキルアップの罠
フリーランサーの要でもあるスキル。
このスキルがなぜ、フリーランサーになった時に問題になるのでしょうか?
実は、フリーランスは自由が良い点ですが、企業に属している時と違い
スキルが足りない場合は欠けたスキルの教育を契約している企業から行われることがありません。
1回獲得した契約でも、企業に満足いく成果の提供がされなかった場合、
「直してほしかった部分」のフィードバックもされないので、欠点が自覚出来ず成長がなく、無難な範囲の仕事ばかりになって、気が付けばスキルの限界の壁を感じてしまうのです。
偏った仕事ばかりになり、スキルアップが出来ないために
フリーランスを引退して、改めて企業に属するという人も増えています。
ですがこの場合、よほどの実績や成果を持っていない限り「フリーランスをしていた強み」は客観的に伝わりづらい上に、スキルが基準に達していない場合「新しく研修にコストをかけないければいけない」というポイントになりかねません。
特に、フリーランスで行っていた業務とは違う職種にキャリアチェンジ転職する場合は顕著に見られてしまうので意識する必要がありますよ。
ですので、まず正社員からフリーランスになる場合は、自分の好きな仕事に打ち込めるという自由だけではなく、営業やスキルアップの自己プロデュースが必須ということ、
そして万が一再び正社員に戻りたいと思った時には注意すべきポイントになるということを忘れてはいけません。あなたがもし、現在特的の企業の従業員として働いているけれど、フリーランスに憧れている、という場合は一度詳しく調べてみてから自分にマッチしているか検討してみてくださいね。
フリーランスじゃなくても、企業で自分らしく働ける
もし、フリーランスのような働き方に憧れているけど、
企業に属する安定感とスキルアップを両立させたい、と考えているのなら
いきなり個人事業主になる他にスキルアップのための転職をすることもおすすめです。
理想のスキルアップが出来る企業で働くことが出来れば、経験を積むことでゆくゆくは個人事業主やフリーランサーとして力を発揮出来るように研鑽することが出来ますよ。
ですので、まずはリアルタイムの転職市場に詳しい転職エージェントに今のあなたの状況を相談することから
始めてみてくださいね。