あなたは声が大きいだけのコミュ障面接になってませんか?
「接客業のバイト経験が長いので
コミュニケーション能力に
自信があります!」
「お客様にプランを紹介して交渉して
感謝されていたので営業に
向いていると思います!」
あなたは接客業に自信があったのに
なぜか面接で良い印象を持ってもらえないということはありませんか?
「ボソボソ話しているわけでもないし、
それほど口ごもってもいないし…」
「積極的に質問したし、答えたし、
自分の成功例やPRも上手く盛り込んだのにな…
面接はフィードバックがないから
何を改善させれば良いかわからない!」
もしかしたら、そんなあなたの状態は「無自覚コミュ障」かもしれません。
★自分の言いたいことだけ発信?面接の無自覚コミュ障とは
面接の無自覚コミュ障がやりがちな特徴は
限られた時間をめいいっぱい使って
自分の話ばかりしてしまうというポイントがあります。
でも、面接だから念入りに自分の話すことを用意するって間違い?と思ってしまいますよね?
もちろん、面接でよどみなく話すためにしっかり練習したり伝えることをピックアップすること自体は間違いではありません。
ですが、無理やり用意したメッセージを伝えるために面接官の質問や相槌に会話のキャッチボールが出来ず会話のドッジボール状態になってしまったり、面接官に質問の内容を確認されて混乱してしまう、という事態になりかねません。
例えば、
「あなたは仕事における評価方法はどんなものが理想ですか?」
という質問をされた時に
「会社の方針です!」
とハッキリ答えたとします。
これでは、面接官が首をひねってしまう無自覚コミュ障な答えになっていることは分かりますか?
さらに企業側の面接官はあなたの仕事に対する前向きな取り組み方を「あなたの考えた言葉」で知りたいと思って発した質問を、少しも考えず
「会社の方針にすべて従うこと」と答えることはベストな応答でしょうか?
「えーと、ですね。
では、それ以外にどのような決め手が
評価の対象になるとあなたは思いますか?」
「そうですね!実際に仕事の基本が出来て、
接客の力ですね!」
語尾を「ですね!」「です!」と言い切ってしまうと力強い反面、他の意見を検討しないような強すぎる印象を与えかねない上に、やはりあなたの仕事に対する真摯さや企業に貢献する術がただただ従順に従うことということしか伝わりません。
言い方は人それぞれになることは当然で、答えがないのは当然ですが
この質問の中に含まれる面接官が本当に聞きたいことを発言出来ていないというポイントを抑えないかぎり、晴れて書類通過して面談の機会に恵まれても面接より先に進めないということを繰り返してしまいかねません。
ですので、あなたが「面接は苦手じゃないのに、いつまでもその先の面談に進むことが出来ない」と悩んでいるとしたら、相手の意見をうまく汲み込むことが苦手の場合があります。
もし、面接官の質問の意図が「確かに良く分かったなかったかも…」と自覚して、質問の内容を理解することに集中することが出来れば「無自覚コミュ障」から離脱することが出来ますので、安心してくだいね!
★こんな無自覚コミュ障面接になってませんか?
・PRをしている時に面接官が何か質問しそうな時に遮ってしまった
・質問に答えたつもりが同じ質問を改めてされてしまった
・質問に答えたつもりがぽかんとされてしまった
・おもむろに首をかしげて会話に間が空いてしまった
無自覚コミュ障…でも「人と話すことは苦手じゃない」のにコミュ障なのはなぜ?
コミュニケーションに不安がある場合、自分から人に話かけたり、人見知りしてしまうということが常識と思っていませんか?
ですが、自分の言いたいことだけ伝えてしまうことや
それに伴って相手の話をあまり聞かない、という場合もコミュニケーションに改善が必要という可能性があるんです。
そもそも、コミュニケーションという言葉は
ラテン語で 情報伝達 という意味を持ちます。
情報の伝え方は話すだけではなく、
・身振り手振り
・文字で伝える
・聞く力
・交渉する力
というように、ただマシンガントークが出来る!というものではないことが何となく分かるかもしれません。
あなたも、せっかく話したいことがあるのに、友達が自分の旅行の話や自慢ばかり聞かされたら
「気分悪いな」
「もうこいつに何を言ってもムダだな」
なんて気持ちになってしまうかもしれません。
面接官も人間ですので、あなたの話を聞きたい反面、用意した質問や話して聞いていて気になる部分を確認する必要があります。
もしあなたがコミュニケーションを取ることが得意だと意識していたとしても、自分の言いたいことだけではなく、面接官との距離感も大切にしてくださいね。
少し意識するだけで隠れコミュ障を克服することができますよ!
隠れコミュ障は脱したい…でも面接官の一挙一動に緊張しすぎることはNG
隠れコミュ障を脱却したいからといって、面接官の一挙一動に緊張しすぎては逆効果です。
ですが、面接官が何かをメモしたり、相槌やアイコンタクトをしないと確かに不安に感じてしまいますよね?
でも、ちょっと待ってください。
例えばあなたが逆に面接官で、しっかり相手の話を聞いたり、次の質問のフックにするためにメモを取るという行動は当たり前ではないですか?
いくら慣れているとは言え、面接官も同じようにただ興味のあることを聞いているだけではなく
質問から出た答えを記録して次の質問に繋げる必要もあります。
愛想がなくて怖いな…と感じるかもしれませんが、
面接官はあなたが時間をかけて作った履歴書を読んだり
次の質問を考えたりと意外とリアクションをする暇がなく
あなたの答えに集中しているのです。
ですので、話し始めた時に面接官の挙動が気になってしまいますが、意識しすぎないようにしてみてくださいね。
コミュニケーション能力は最も重要視されている…隠れコミュ障はどうすればいい?
ほとんどの企業が面接で重要視しているのはコミュニケーションを取る力です。
それはなぜでしょうか?
それは、企業を運営し仕組みを作る中でひとりひとりの社員の主体性や生産力だけではないためです。
顧客とのやり取りはもちろん、企業全体の指標を理解し、従業員同士で目標を共有し協力する必要があります。
これは企業で働くためというより、人間は生まれた時から群れやチームとなってこれまで長い年月を暮らしてきました。
本質的には社会でも同じなのです。
もしあなたが仕事を任されたとしても、
何の説明もなく資料だけ渡されては出来るものも出来ないばかりかミスをしてしまいます。
そんなミスをしないためにはしっかり伝える力が必要です。
そして、伝えたことをしっかり受け取る力もそれ以上に求められていいるのですね。
隠れコミュ障を克服する早い手段は?
もしあなたが組織の価値観が浸透し、実践出来ている企業
あなたもそんな企業でキャリアアップがしたいと感じているけど
面接に苦手意識があると悩んでいる場合、どうすれば解決出来るかというと
とにかく「実践」することが1番です。
しっかり相手の質問内容を理解して
自分の言葉を伝えるには紙とペンでカンペを用意することも
間違いではありませんが、とにかく自分の身につけたい場合は
実際の人間と対話を「実践」してください。
これは人と話すことが苦手な場合も活用出来ますが、人は良くも悪くも「慣れる」ということが出来ます。
1回、2回、3回目は緊張したり、うまく答えられなくても、
5回、7回、9回と回数を重ねるたび、慣れてきたり、反応が良い声のトーンやスピードが分かるようになります。
ですので、もしあなたが面接対策に不安を抱えているとしたら、1秒でも早く「実践」を行って隠れコミュ障を克服してくださいね。
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