「今、何をすべきか混乱気味…」そんな転職活動で取り入れたい「筆記開示」について解説

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あなたは悩みを抱えた時、解決策に「不安なことや心配なことをノートに書き出すと良い」…なんてことを聞いたことはありませんか?

学者や有名人、企業家でも個人的なお悩み相談を受ける際に、「不安を書き出す」ことをおススメする場面も多いですよね。
ですが、そうは言っても

「悩みを書いたところで、誰かが解決してくれるわけ?」
「書き出したところで現状は変わらないし、面倒」
と思ったことはありませんか?

確かに書き出すという行為そのものに問題を解決する力はないもの。
ですが、実は問題解決にかなり有効な手段ではあるのです。

あなたは筆記開示(エクスプレッシブ・ライティング)を活用出来ていますか?

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実はこの「ノートに書く」ということは筆記開示【エクスプレッシブ・ライティング】という心理学的に感情をコントロールするテクニックなのです。
発案者のアメリカの社会心理学者ジェームス・ペネベーカー氏は、このようにノートに不安な気持ちや心配事を書くことを1日20分から始めてみることでメンタルが安定するという研究を1980年代に発表しています。比較的、最近なものですね。

この効果の身近な例に出すと、不安や愚痴を人に話すことでスッキリする、という経験をあなたもしたことがあるかもしれません。
筆記開示の場合は人に話すのはなく、その気持ちをノートに直接書いていくというシンプルなものです。

メリットとして、文字に起こして言語化してノートに書いていくことで「自分はこんなことを心配に感じているんだ」「これは深刻な問題だな」「意外とする解決するものかもしれない」と客観的に見えやすくなります。

「だったら、わかざわざ書かなくても人に話すことでも良いんじゃない?」と感じたかもしれませんね。
確かに人と会話することで気持ちが解放出来たり、スッキリ出来るのであれば、それで問題はないかもしれません。

ですが、社会人になると話したい時に話したい人がその時にすぐにつかまらないこともありますし、会わない間モヤモヤを溜めていたくありませんよね?
出来るだけ気持ちも身軽でいたいのであれば、この筆記開示はかなり有効です。

さらに人と話す・自分で考えている時はものすごい速さで思考は流動していきます。膨大な問題や不安事に飲み込まれてしまう場合もありますよね?
その点、筆記開示で文字に起こす時、思考はその問題ひとつひとつにフォーカス出来るので情報に溺れるということを避けることが出来ます。
書き出すに至らない心配事や悩みは気が付いたら忘れていることもありますよ。

そしてこの筆記開示は、「いつ、この問題を書いたのか」
「包み隠さず言語化して書く」「箇条書きでも出来るだけ続ける」ということがポイントです。
もし「毎日は無理」と思う場合は一週間に1度、3日に1度など無理のない範囲にしてみてくださいね。

ところで、あなたは「この書き出す習慣は社内資格や免許の取得にも使えるかな?」と感じるかもしれません。
脱線しますが
何か学んだことをまとめたい時は「見てノートに書いて移す」のではなく「自分の言葉にして要約して書く」ということが有効だという研究結果があります。
学習の場合は内容を本質から理解することが重要なので、「書く作業」そのものに時間を使うのではなく「記憶することが重要」という感覚を身に付ける方が近道、ということですね。
(筋肉をつけたい筋トレでも、誰かに腕を引っ張ってもらう、押してもらうという行動では意味がなく「自分で筋肉を動かす」能動的なものないと意味がないものと似ているかもしれません。)

勉強など限られた時間で出来るだけ成果を得たい、という場合はノートをとるより参考書に直接書き込む、付箋を張り付けて覚えやすくするなどもおすすめですよ。

さて、少し話が逸れましたが
あなたが転職を目指すきっかけの理由やワークライフバランスの優先順位を改めて書き出して整理することで、福利厚生や土日休みなど、案外自分にとって重要じゃないことが見えてくるかもしれません。

例えば、土日休みじゃなくても、好きな日を希望休にすることが出来たり、多少駅から離れていても会社の寮があることで家賃を抑えられることも働きやすさのポイントになりますよね。

よくよく現状を検証した結果、もちろん、今の企業で
解決できることなら思い直して、内定を辞退することも決して間違いではありません。

これからのキャリアの疑問は放置すると後悔につながりやすい…解決するには

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さらに、どうしても納得出来ない部分や知っておきたいことがあるなら、入社前やエントリー前に直接に企業に問い合わせすることも重要です。

入社してから
「やっぱりマッチしなかった…」と転職を繰り返してしまうのは
精神的にも疲弊してしまいます。

ただし、いくら不安でも
詳しい給与体制や自分の希望だけを
押し通したいというように取られてしまう
質問は控えた方が無難です。転職エージェントやキャリアアドバイザーを利用している際は
企業の間に入って疑問を解消してもらうなど、ストレスや誤解を生まないように活用してくださいね。

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キャリアアドバイザーは企業をご紹介する他に
あなた疑問を解消したり、信頼関係を繋ぐサポートも行っているので

20代のキャリアアップ・キャリアチェンジ転職活動で早期離職や未経験に
不安に感じる場合も活用した方がモチベーションを落とすことがないので安心です。

あなたの大切な仕事のことです。心配に感じたり、ナーバスになってしまうことは当たり前です。
やる気に満ちている人もいれば、ほとんどの人は「上手く行かなかったらどうしよう」と不安を抱えてしまうものという体験談もあります。

ですが、大切な将来に関わることだからこそ、疑問を疑問のままにしなかったり、
モチベーションが落ちてしまった時も諦めては可能性がついえてしまいます。

ひとりでは解決できないと思ったら、
まずはキャリアアドバイザーを活用して
あなたの疑問を「出来るかも」「やってみたいかも」に変えていってくださいね。

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