仕事、頑張り過ぎてませんか?3つの対処法で脱・セルフネグレクト
マジメで責任感が強い人ほど、ひとりの時間や
帰宅してから疲れが出て
「自分のことはどうでもいいや」となりがちです。
このような状態を
「セルフ(自分自身)」と「ネグレクト(放置)」という言葉を合わせて
【セルフネグレクト】と呼ばれ、社会的にも問題になっています。
そんなセルフネグレクトを避けるためにも、
頑張り過ぎてしまうあなたを手助けする
「ちょっとした習慣」を3つご紹介しますね。
頑張り過ぎにご用心!3つの習慣を今すぐ取り入れて
1.猪突猛進にがんばろうとしない
「集中して、休憩も惜しんで仕事をしないと!」と
ついつい頑張り過ぎていませんか?
そんなあなたは、まず「一気に仕事に集中しすぎない」意識が重要です。
猪突猛進にがんばってしまうと、その分疲れや反動が大きく、
精神的にも過緊張におちいってしまう傾向があります。
長い目でみても「もうがんばれない…」と
足が前に出なくなってしまうかもしれませんよね。
短距離タイプでがんばってしまうと自覚があるとしたら、
「少しずつ」「粘り強く」と
マラソンのようにプランを立てることが気持ちを楽にしてくれるかもしれません。
2.時間、曜日を決めてメリハリをつける
短期集中型をやめられそうなら、
次は「ストレスをあえて作らない時間帯や曜日」を
その中から選んでみてください。
例えば、毎週水曜日は必ず定時で帰る、
13時から14時の間は単調な作業にして、脳は休ませるなどです。
逆に、「朝の9時から11時までは集中して仕事をする」
というようにそこだけは必ず集中する時間帯を決めることも効果的ですよ。
大切なことは
「常に全力じゃなくちゃ!」と考えないようにして、
メリハリをつけてあなたを解放してあげる時間を確保することです。
3.違和感のある習慣や「お願い」はきっぱり断る
どんなに仲がいい同僚からのお願いでも
引き受け続けてしまうとあなたの負担になってしまいます。
また、「月一、必ず部署の飲み会がある」というような
暗黙のルールに疲れているのに「仕方ない」と従っていると
あなたがリラックス出来る時間を取ることが出来ませんよね。
もし、あなたの人生のパートナーとして考えた時に
どんなに周囲から「いい人だね」と言われても
あなた自身が違和感や疲れを感じているとしたら
上手くいくことはないのではないですか?
もし、そのような現状をズルズルと続けているせいで
私生活が荒れてしまったり、自分を蔑ろにしてしまっているのなら
キッパリ次の出会いや環境に向かうことも大切ですよ。
いかがですか?もし、あなたが
「仕事の鬼」や「仕事が生きがい」であれば、
「リラックス」を求めることはないのかもしれません。
ですが、
ただ漠然と「がんばる」ことだけが目標になっては
とても疲れてしまいますよね。
あなたの限られた時間はあなただけのものです。
あなた自身が上手く自分と付き合いながら、
人生を楽しめる選択をすることも忘れないでくださいね。
それでも職場での疲れやストレスに囚われる…そんな時は諦めるしかない?
そうは言っても、先ほど紹介した習慣を試してみても
肉体労働など仕事に倦怠感を抱えてしまうかもしれません。
そうすると、前向きに毎日をすごすモチベーションも挙げられません。
これも根本的な問題になりますが、
働く際に対人関係のストレスに悩んでいる場合
あなたにとって悪影響を及ぼす人との付き合いは出来るだけ避けることで、余計な負担を減らせます。
同じ職場なら業務に差し支えない程度に接触を減らしたり、休憩時間をずらすなども有効です。
無理をして付き合っていたエネルギーを余計に使わずに済むので、生産性も上がりますよ。
土日など、休日にしっかり休みたいという時は
とにかく眠ることも手軽でオススメです。
眠るだけ…?と感じるかもしれません。
ですが睡眠によるストレス軽減は世界一受けたい授業でも話題になったオックスフォード大学の調べでも言われています。
それは、そもそも疲れやストレスは脳から発信されるものだからです。
私たちの脳が疲れを感じることで体も倦怠感に包まれます。
長くパソコン作業を続けると脳に活性酸素が生まれ、疲れをアピールします。
無理をすることで脳の情報処理スピードが下がり、結果的に作業が終わらず残業して…の悪循環です。
ですので、今とても忙しく限界という場合、かなり注意が必要な状況です。
土日以外でも休暇を取ってみたり、多忙な状況から新しい環境に踏む出すことを検討してください。
もし、あなたは日常的に「疲れたな」「休みたいな」と感じることは脳から出る【警報】でもあるかもしれません。
これを放置していると、イライラが止まらなくなったり、
他人の行動に敏感になったり、食欲や気力も奪っていきます。
どんどん自分で制御できなくなる場合すらあります。
筆者自身、笑顔で接客したいのに、気持ちがついていかず、
過度なストレスによってボロボロと涙があふれてしまうという経験もありました。
そんな自分をさらに嫌いになってしまう悪循環です。
そうなってしまうと、例え小さな負荷の積み重ねでも、1~2ヵ月働けない状況になりかねませんよね?
大切なあなたの健康と心を、少しでもリラックス出来る方法を使って、頑張り過ぎないようにしてくださいね。
もし、あなたがもっとあなたらしく生きていくために
まっすぐに仕事に打ち込める環境をキャリアアドバイザーに相談することで、ストレスからも解放されるかもしれません。
前向きで楽しく仕事ができれば、類は友を呼ぶというように、良い巡り合いのサイクルが始まりますよ。
そのために、まずあなたが後悔しないように、毎日がよりよくなる方を向いてください。
今のままを認めるだけではなく、脱却するためのステップも踏み出してくださいね。