「部署解体」「セクション解散」で整理解雇…転職で不利になりますか?【20代転職活動】

20代向け転職エージェント「キャリサポ」キャリア採用・挫折・キャリアアップ転職・社風を知る・通勤・土日休み・平日休み・転職挫折・転職のタイミング・面接
あなたは「整理解雇」によって会社を退職した経験はありますか?
整理解雇はリストラ、雇止めと同意義で「会社の都合で従業員を解雇する」というものです。

物価高や海外への関税問題、経営赤字の影響から
・部署を減らして人員削減する
・工場を閉鎖して経費節減する
ということを判断し、削減の対象にたった従業員に解雇の通告を行います。

解雇による退職となると、「再就職の際にマイナスな印象になるのでは?」「普通に退職するより、転職活動のハードルが上がってしまうのでは?」と不安を感じるかもしれません。

ですが、企業に対して不利益、民事における犯罪など起こした際の
「懲戒解雇」と違い、あくまで企業側の問題から解雇となるため
退職金の支払いがされたり、失業手当が早期に受け取れるなど従業員の落ち度として評価がされない大きな違いがありますよ。

つまり、整理解雇は転職活動において「従業員の落ち度による解雇ではないため、採用に関して不利な要素ではない」と言われています。

さらに「整理解雇」となってしまった場合でも、「会社都合」という事情を認められればハローワークで手続きをすることで失業保険を受けることが出来ます。
 
この失業保険・失業手当の正式名称は「雇用保険」と呼ばれます。
この「雇用保険」は労働出来ない状況になった場合に労働者の生活を守ることと
再就職をサポートし、支援するために活用することが出来るので、整理解雇の対象になり避けられない場合、まず第一にハローワークで必要な手続きを行ってくださいね。
 
この時、「雇用保険」を受け取るためには契約満了、もしくは途中解消の場合に
退職理由が「会社都合」という部分を確認する必要がありますので、自己都合による退職にならないよう、退職の際には企業とのやり取りに注意してくださいね。
 
なぜなら、
このまま自己都合として受理されてしまうと
雇用保険が受け取れたとしても手続きから3カ月ほど待たなくてはならなくなってしまいます。
 
 
それでも自己都合として処理を進めようという態度を取られても後々自分の負担や、
今後のキャリアのために問題となってしまうので、納得出来ない場合は署名やサインをしてはいけません。
 
また、パートやアルバイトという雇用形態であっても
 
■1週間の所定労働時間が20時間を超え、
■31日以上の雇用見込みがあること
 
という2点の条件が合えば雇用保険の手続きが可能です。
 
不安に思った場合は、ひとりで抱え込まず、ハローワークなどで相談も出来ますので、
いずれにしろ慌てたり、焦って手続きをしないようにご注意くださいね。
 
また、失業によって家賃を払うことが困難になった場合は、「住居確保給付金」という厚生労働省が発布した制度を確認してみることもおすすめです。
 
 
20代・30代向け転職エージェント「キャリサポ」
いかがですか?もしもの時のために
選択肢や有事の際に必要な
情報は出来るだけ集めて焦らないことが大切です。
 
ですが、やっぱりそうは言っても
「やっぱり、こんな時でも少しでも安定した正社員にキャリアアップ転職したい…」
 
「でも派遣や契約社員のスキルで働ける仕事があるのか不安…」
 
「正社員未経験でも、正社員で採用してくれる企業はあるのかな?」
と考えた時は
 
まず、ひとりで問題を抱えて悩むより、疑問を相談するためにキャリアアドバイザーを活用することをおススメします。
 
 
転職市場や企業情報に特化しているキャリアアドバイザーは、あなたの抱える現状やスキル、
これからの希望の働き方や職種までカウンセリングを通して
マッチングする企業との出会いを徹底サポートします。
 
もちろん、先にお伝えしたように現状の仕事の不安や、キャリアアップのための行動やメンター(助言者)としてアドバイスもするので「まずは相談だけしたい」という時でも活用することが出来ます。
 
残念なことに、大手企業と言われる会社でさえ、社会の情勢から派遣切りや雇止めなど、様々な理由があり、これから転職市場に向かい再就職やキャリアチェンジ転職を余儀なくされている人は増えています。
 
これまでの行動を後悔することや、前職でやり残したことを引きずってしまうということもあるかもしれません。
自分の実力不足かと思い、夜も眠れなかった日もあるかもしれません。
 
ですが、それでも1歩先へ進むアクションを起こす人はいます。
あなたももしかしたら、今の状況に絶望をしたり、
何をしたらいいか分からなくなって立ち止まってしまっているかもしれません。
 
そんな時こそ、現状を見つめること・一緒に解決してくれる人がいることで活力が生まれます。
諦めず、「とにかく諦めず、行動に移す」ということを忘れないでくださいね。
 

 

 
最新の記事を見る