会社を「辞める」と言う前にすること・準備は？20代転職活動の前にチェック。
少しでも、「現状の不安から脱却したい！環境を変えることで、気持ちを前向きにしたい！」という転職はポジティブな気持ちであり、素晴らしい行動力ですよね。
ですが、ポジティブだけでは転職を成功に導くことは難しいかもしれません。
まず、転職の先をイメージする前に「今の会社を辞める前にすることリスト」をチェックして、いざという時に慌てず転職活動に集中することが重要です。
最後までチェックしてみてくださいね。
「会社辞めます」を上司に伝える前に。退職前にすることリストをチェックして
1.＜なぜ、今退職したいのか理由をはっきりさせる＞
あなたが退職したい、転職したいと思った理由を「なんとなく」ではなく
出来るだけ具体的に言語化してみてください。
もし「なんとなく」で退職をしてしまうと、転職をしてもまた同じ失敗を繰り返してしまう可能性があります。
それをなくすためにも「なぜ退職したいのか」を自分と向きあって明確にしてくださいね。
2.＜退職の意思を1ヶ月前、3ヶ月前、もしくは2週間前に直属の上司に伝える＞
一般的な社則には1～3ヶ月前に上司に退職の意思を伝える、と記載されている場合がほとんどです。
これは、急な人員不足を防いで現職の社員の負担を軽くさせる目的でもあるので、出来るだけ尊守することをおすすめします。
ですが、労働基準法によって「2週間前までに意志を伝える」ことでも問題なとされているので、エントリーしたい企業があったり一身上の都合で仕方がないのであれば、その旨を相談してみてくださいね。
3.＜業務の引継ぎについてスケジュール管理をする＞
あなたの現在行っている業務の引継ぎをしっかりと行うことで、スムーズで円満に退職できます。
作成している書類や担当している商品など、あなたしか分からない状況であるものはすべて洗い出して共有することが重要です。
4.＜関連会社や取引先の会社への挨拶、部署内外への挨拶をする＞
あなたが普段接している取引先や職場の部署内外へ挨拶をすることも大切です。
マナーのようなものに感じて「必須じゃないなら関わりたくない人もいる」と感じる場合もあるかもしれませんが、あとくされがないだけではなく、あなた自身にとっても区切りとなるので行ってみてくださいね。
5.＜退職届の提出、備品や制服など会社への返却物・書類の整理する＞
口頭だけではなく、書面で退職届を提出することは「言った、言わない」などを避けるためにも必要です。
最終出勤日なども明確になりますし、退職後の書類作成でもポイントになります。
また、直前になって焦らないようにデスクやロッカーの整理、制服や備品の借りているものがあればまとめておくと、後日郵送する手間などを省けますので安心です。
6.＜会社から配布された健康保険証を返却する＞
フルタイムで働いていた場合、企業の定める健康保険証を付与されています。
退職してすぐに転職・就職しない場合は「国民健康保険」に加入になるので返却が義務づけられているので忘れないことも重要です。
もし、有給消化中などに病院にかかる必要がある場合に備えて両面コピーをとっておくと安心です。
いかがですか？このようなステップを知っておくと、あなたが「いざ退職」「転職成功して離職する」という時に知っておいて焦らずにすみますよね？
実際、退職の準備は面倒なんだけど…退職代行サービスを活用してもいい？
最近は自分で手続きを行わなくても退職代行サービスを活用して、退職代行サービスと企業間のやり取りからの指示で退職をする、ということも珍しくなくなっています。
職場と緊張状態があったり、対面での対話が難しい場合、退職代行サービスに対価を支払うことで肩代わりしてもらうことも選択肢の1つですよね。
ですが、可能であるのなら「自分で自主的に退職の手続きを進める」ということは手間ではありますが「働くこと」「自分自身で選択して行動すること」の大きな経験と財産に繋がります。
自分でステップを踏むことで「退職手続きが無事に終わった」という自信に繋がりますし、自分が苦手と思うこと、逆に苦ではないことが分かります。
もし転職活動を考えているのであればなおさら、この行動力はムダになりません。
様々な企業や現場では「この人はうちの会社で勤務することに積極性があるか」ということを何よりも重要視しているので、
・面接や動機がどこか消極的で自主性が見られなかった
という場合は「お見送り」の可能性が高いと言われています。
また、面接官の人材としてのチェックの項目はその相性チェックは、面接の「質疑応答」で見定める場合がほとんどと言われています。
希望する企業の人事や担当面接官は、
「退職時に問題はなかったか？」
「部署に配属されてから、周りのペースを乱さず働けるか？」
「企業理念を尊重出来るか？」
「自分で成長する資質かあるか？」
というポイントを重視する傾向がありますよ。
なので、あなた自身にも条件や信念があるとしても、その企業を「選ぶ立場」ではなく、「企業に貢献したい」という謙虚な姿勢を忘れてはいけませんよね。
そうは言っても、実際の転職活動では自分の意思や希望を面接で上手く質問したい！そんな時は
「謙虚でいる必要はあるけど、働く環境や人間関係、キャリアアップについて詳しく知りたい…」
このように感じることは当たり前です。これから長く勤めたいと感じるなら、なおさら気になりますし、重要ですから。
もし、単刀直入に尋ねる雰囲気ではない場合は、「質疑応答」の時間を大切にすることがオススメです。
質疑応答は「気になることはありますか？」「質問はありますか？」という時間です。つい「はい、大丈夫です」と流してはいませんか？
オンライン面接や直接的な面接の場合でも、質問はかなりの緊張感を感じるかもしれません。ですが、
逆にあなたのアピールポイントや仕事に対する熱意や意欲を伝えるにはこれ以上のチャンスはありません。
さらに言うならば、入社してからの
「社風が自分にマッチしなくてもう限界…」
「勤務して１カ月だけど、思ってた部署ではないのでもう転職したくてしかたない」
「こんなはずじゃないかった」という失敗に
繋がることを未然に防ぐことが出来ます。
つまり、面接での質問は自分の希望を伝えるためにも積極的に活用してみてください。
ですが、そうは言っても中途採用としての転職活動を優位にするために好印象を受けられやすい「質問」はどうしても
面接に挑むポイントや職種、人柄によって異なるので
「色んなサイトを参考にしたけど面接の質問のベストな正解が分からなかった」
と逆に迷ってしまうかもしれません。
キャリアアップ転職やキャリアチェンジ転職では、さらに質問以外にも
「そもそも、面接で自分をアピールするために、
何を話せばいいのか分からない…」という場合は
企業と対話するノウハウを持ったプロを味方にすることも絶対におススメです。
さらに、
自分では面接は得意と感じているから「なぜか言いたいことが希望企業に上手く伝わらない…」と疑問に思っているとしたら
それこそ伝え方を少し工夫するだけで成功率がグッと上がる実感が出来ますよ！
これからのキャリアアップ転職・キャリアチェンジ転職にトライしたい、2025年こそ新しい環境に踏み出したいと感じているとしたら、まずはキャリアアドバイザー「キャリサポ」も活用してくださいね。
