20代の働くストレスに不安…解決のために「無理やりポジティブ思考」にならなくていい理由
「仕事は見て覚えるもの。聞いてばかりいないで自分でなんとかして」
「何で分からないことを聞かないで勝手に作業したの?」
あなたは職場でこんな注意を受けたことはありませんか?
これは極端な例ですが、自分が何をしても怒られる状況は大変なストレスが溜まります。
そしてこの「自分で考えて」「自分でなんとかして」という考え方はいわゆる「自己責任論」といいます。
また、「自己責任論」は現状の自身の立場を「自分の責任」として認識するものを指すことも。
あなたの職場でも、こんな「自己責任論」に溢れていませんか?
確かに、学生を終え20歳を過ぎてから自身の境遇は人のせいにしづらい部分があるものです。
ですが、実際に仕事に行く上でこの自己責任論が「ポジティブになるかネガティブになるか」は、本当にそれぞれの問題になるのでしょうか?
例えば、無理やり「仕事が楽しいです!!」と本当は好きでもない作業にポジティブな態度をとっていても、その分エネルギーを使ってしまい余分に疲れてしまいます。
しかし、そうは言っても「人と話すこともあるのに、ずっと暗い表情で仕事に行くなんて出来ない」と感じてしまいますよね?
「こんなネガティブで後ろ向きな気持ちをどうにか
明るくポジティブにしたい…ポジティブな人に憧れる…」と
感じてしまうかもしれません。
ですが、ネガティブをポジティブにさせる「ポジティブシンキング」と言われる状態にさせることは今日からでもスタート出来るって知ってますか?
今すぐ活用できる3つの方法をチェックしてくださいね。
ネガティブをポジティブに!前向きな気持ちにする3つの方法
1.「自分と人は違う」「嫌われても門内内」と切り離すことを意識してみる
「挨拶した時あの人、不機嫌だったな…タイミング悪くてもっと怒らせなかったかな…」
「グループ長、なんか怖くて苦手なんだよな…一緒に仕事するの恐怖でしかない…」
このように「怖い」「怒らせてないかな」というような持ってしまった感情を
いったん意識をしないで、目の前のことだけに集中してみてください。
あなたが持った感情は、これまでの経験がもとになっていたり、その人の持つ一面でしかないからです。
露骨に物に当たったり、皆の前であなたを責め立てるようなそぶりを見せるなら別ですが、
もしあなたが「なんとなくそう感じて」話しかけにくいけど、用事があるから話しかけたいという場合は
持ってしまった感情をひとまず無視して、ありのままを見ると心の負担を軽くすることが出来ます。
2.「本当に必要なものは何ですか?」人間関係や持ち物の断捨離をする
あなたがネガティブな気持ちにしてしまう理由として「会社の人だから嫌われたらだめだ」とか、買ったときに高かったからと部屋に不要なものが溢れていたり、「嫌だな」と感じてるポイントがある可能性もあります。
「まあ、この人に嫌われても別にいいか」と考えて距離を置いたり、「もう十分元を取った」と手放すことも気持ちを前向きにします。
3.「モヤモヤを晴れさせるには、結局運動」エクササイズやウォーキングする
早く歩いたり、軽いジョギングやスクワットなどの筋トレをしてみてください。
運動して、心拍数が上がると脳はポジティブになる働きがあります。
運動の滑り出しは面倒でも、5分、10分と続けることで「幸せホルモン」と呼ばれるエンドルフィンが分泌され、明るい気持ちになることが期待できます。
家から出てコンビニでコーヒーを買いに行くことからはじめてみてくださいね。
ずっとポジティブじゃなくていい。落ち込むときは落ち込んでOK!
3つの解消方法を紹介しましたが、悲しい時や落ち込んでいるときは無理は禁物です。
後ろ向きに感じているときに無理やり笑顔を作ったり、「大丈夫」と言ってしまうと
現状の自分に嫌悪感がどんどん膨らみもっと自己嫌悪してしまいます。
落ち込んでいる時はそんな自分を受け入れて、しっかり眠るなどしてケアや、相談出来る友人に話を聞いてもらうなどしてくださいね。
もし、仕事やこれからのキャリアで悩んで暗い気持ちになってしまって、
家族や友人にも相談できないという時は、親身になってくれて、かつたくさんのキャリアカウンセリングの経験のある
専門のキャリアアドバイザーに相談してみることも解決に導きますよ。
繰り返しますが、もしあなたがネガティブな自分を嫌ったり、落ち込ませる原因だと思っていたら
その慎重さや思いやりのある個性は欠点ではないことを忘れないでくださいね。
ネガティブさや弱さは人間らしさです。
そして、あなたらしさでもあります。
そしてポジティブシンキングは身に着けていくことが出来ますので、
ほんの少しのコツを取り入れて、あなたが楽しく過ごせることを祈っています!