環境が合わないから転職は正しい選択。でも、20代キャリア採用・転職での注意点をチェックして
「不機嫌を隠そうともしない上司のいる職場、一刻も早く去りたい」
「契約時と違う残業時間に繁忙期の延長…これ以上続けたら身体を壊すから辞めたい」
「この場所の他に、自分はもっと快適にいられる会社がどこかにあるはず」と思ってしまうこと。
転職は悪いことではありません。ですが、やはり注意すべきポイントが潜んでいるのです。
例えば、今働いている会社で、自分の待遇が悪くて良い仕事がもらえない時「この企業じゃなきゃ、もっと自分は活躍出来るのに!この企業のせいで自分はダメなんだ!」というような【現状の自分を正当化】してしまうせいで現状を把握出来ていないという場合は注意が必要です。
そうは言っても「もっと自分にとって良い環境があるはず」「良い待遇をしてくれる企業があるはず」と漠然と願ってしまうことはありますよね。
ですがやはり、「良い環境に移れば問題は解決するよ」ということおすすめできません。特に危険視されているのはマルチ商法やグレーゾーンな営業など消費者のコンプレックスを刺激し正常な判断を鈍らせてしまう手口として活用されてしまうほどなのです。
つまり「環境を変えれば問題は解決する」という論理はいわば、泥棒をひたすら捕まえても犯罪がゼロにならないのと同じなのです。「泥棒をすることになった原因」が解決していないと、根本的な問題を解決出来ていないので泥棒が減らないですよね。ですので、「なぜ今、環境を変えたいと考えているのか」という疑問を解消することで「もっとよい仕事があるはず」という幻想に囚われることはなくなるはずです。
あなたにとってマッチする働き方・企業の見つけ方はある?ない?注意点は
でも、そうは言っても「きっとあるはず」と思うホワイト企業の幻想を捨てるということは案外難しいものです。
人はどうしても、
「きっと自分がまだ見ぬ理想の企業があるはずだ」
「今よりもっと自分らしく働ける場所があるはずだ」
「自分はまだ、その手段や出会う方法を知らないだけだ」
と【知識】や【方法】のみを探してしまうのです。かなりのリアリストを除いて、誰しもユートピアはどこかにあるんだと願ってしまうのは、現状に不満がある人ほど顕著です。
ですので、出来れば自分自身の価値感や、どういった人材で、どんな桃源郷理論の傾向があるか知るにはプロのキャリアアドバイザーに相談することが近道です。
自分のおかれた現状を客観視することで
・自分にマッチした企業にエントリーすることが出来たり
・いつもと違う自分と関わるキッカケが生まれて新しい可能性が広がる
ということが実感出来るようになります。
キャリアアップ転職、キャリアチェンジ転職を理想通りに行うためにも客観視を取り入れて、あなたの価値感にマッチングした企業にエントリーをしてくださいね。