「仕様がしょっちゅう変わって、現場が混乱しているのに改善しない本部にうんざり」仕事のストレスを解放させるコツは
「仕様がしょっちゅう変わって、現場が混乱しているのに改善しない本部にうんざり」
「絶対に人手が足りないのに、募集すらかけない上司にいらいらする!」
そんな理不尽な憤りを職場で感じていませんか?
誰でもちょっとしたイライラを感じることは当然かもしれませんが、日常的に自分の力では解決しない問題に憤りを感じてはストレス過多です。
そのせいで人間関係がこじれてつい刺々しい態度を取ってしまったばかりに、職場の空気がさらに悪化してしまったら最悪ですよね。
そのため、「むしゃくしゃするような憤り」は転職を考えるきっかけの代表とも言えます。仕事を変えることで、イライラの原因をリセット出来るなら最高ですよね。
ですが、本当に職場や人間関係を変えたら「楽しく」仕事が出来ると思いますか?実は、そうシンプルに物事は運ばないかもしれません。
「イライラする!」そんなあなたの憤りは職場を変えても変わらない?実は…
結論から言えば、環境を変えて現状から逃げ出しても人間関係を望むように出来る保障はありません。
「親ガチャ」のように「上司ガチャ」や「部署ガチャ」もありますし、さらに他の要素でも必ず予想外のことはつきものです。
そのために、まず憤りを感じたら「なぜ自分はイラついたんだろう?」と客観視することがポイントですが…
ロボットのように感情をコントロール出来たら誰も苦労しませんよね。
自分のなかで瞬時にストレスを振り分けることで解消出来るなら、この世の中に喧嘩も行き違いもおきません。怒ったことで過去が覆るわけでもありませんし、相手にとっては取るに足らないことかもしれないからです。
憤りに振り回される前に
「自分がこの感情を持ったのはどうしてだろう」とストップすることで少しのことではイライラしづらくなりますよ。
憤りを誰かにぶつけてしまう…相手に感情を上手くアプローチする唯一の方法は
余計な争いを招かないためには、相手に原因や自分の感情を知ってもらうことが大切です。つまり、感情をぶつける以外に相手に現状の改善を願う唯一の方法は対話です。
1なぜこんな結果になったのか
2そのため、自分はあなたに失望してしまった
3あなたはどんなつもりでいるのか
4どうしたら改善できるのか
感情的にならずしっかり伝えることがとても大切です。
ですが‥‥自分にとって関心が薄い人、そもそも顔を突き合わせることも苦痛な場合は、そっとその場所から立ち去ることが有効です。
ひとりになって、頭を冷やすのです。ひとりになれる場所は、
●オフィスや職場の外
●トイレの個室
●場合によっては早退する
という行動で確保できますよ。
さらに、上記の場所や行動にこだわらず、あなただけの「現状をリセットする」「頭を冷やす機会」を自分から作ることが大切です。
相手の気持ちは変えられないけど 自分の憤りを感じる原因は変えられる
いかがでしたか?
憤りを感じてむしゃくしゃしてしまう感情をコントロールすることで転職をしなくても人間関係が解決出来るという助けになれば幸いです。
あなたのメンタルフルネスのためにも
自分の感情というエネルギーをムダに相手のために消費することはやめてみましょう。
ですが、どうしようもない場合は転職や異動によって逃げることも大切です。
そんな時はいつでもプロのキャリアアドバイザーに相談してみることも取り入れてみてくださいね。