【20代キャリア採用】休職すべきか、退職すべきかの選択に迷った時のよくある質問

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あなたは今いる職場に「続けられるか不安」
「今はとにかく、働くことが難しい」と感じたままでいませんか?
体調やメンタルを削ってまで働くことは確かに良いことのように感じますが、長期的に見ても「みを削る」ような働き方を続けることは難しいもの。

たとえ、仕事中の無理がたたって怪我や病気を患ってしまっても
言ってしまえば会社がすべて責任を取ってくれるわけではないことが現実です。

もし、あなたが今まさにそんな環境にいることを悩んでいるとしたら
「すぐに退職すべき?」「いったん休職?」と混乱してしまうかもしれません。
いざ当事者にならないためにも、最後までチェックしてくださいね。

Q.職場でのパワハラが原因で休職したいと考えています。利用する際に注意すべきことはありますか?

会社によって規定が異なるので、休職制度※を使う際は事前に以下の点を調べておくことが大事です。
・会社に休職制度があるかどうか
・休職制度を取得できる期間
・休職中は給与が支払われるのか
・休職中の保険や税金負担の割合

※休職制度とは、病気やケガなどによって一時的に働けなくなった労働者に対して、会社が一定期間の労働を免除する制度のことです。

Q.今の会社に勤めてから2年経ちますが、そろそろ体調面が限界で休職するか迷っています。退職して転職を目指した方が良いのでしょうか?

復職できる見込みがあるなら休職してきちんと休養を取ることをおすすめします。
休職か退職か迷ったら、とりあえず休職をしてメンタルが安定したら冷静に今後の生活について考えるのも一つの手ですよ。
ただし、休職中も企業とのやり取りが必要なので、
復職する気がないのなら早めに今の環境から離れる方が精神的にも安心できるかもしれません。

その際、「転職しても体調が回復する可能性が低い」「3か月以上生活できる貯金が確保できていない」という場合は注意が必要です。

療養しなければ治らない症状の場合は、
転職してもすぐに健康状態が悪化してしまう可能性があるので、休職して体調を回復させることをおすすめします。
転職してすぐは休職制度や有給休暇を取得できない可能性が高いので退職せざるを得ない場合もあるからです。

また、一般的に転職活動は1~3ヶ月程度かかりますし、退職後に失業保険を申請しても受け取るまで3か月かかるため、金銭面に不安があるなら休職を選択した方が良いかもしれません。

Q.勤めてから3年が経ちますが、仕事の忙しさから体調が優れず休職を考えています。休職する場合はどんなメリットがありますか?

一般的に、以下のようなメリットがあると言われています。
・在職しながらきちんと休養を取ることができる
・体調が回復したら復職できる
・社会保険給付金(傷病手当金)が受けられる場合がある
・休職中に余裕が出てきたら転職準備を始めることができる

また、うつ病などの病気(軽度のうつ症状がある場合)が原因で休職する場合は、
病院で診断書を作成してもらうと「傷病手当金」を受給できる可能性があります。
傷病手当金は、給与の3分の2を最大1年6か月もらうことができるので調べてみると良いでしょう。

Q.新卒2年目ですが、心身の不良から休職するか迷っています。休職をするデメリットはありますか?

一般的に、以下のようなデメリットがあると言われています。
・休職中も会社とは事務連絡や状況報告といったやり取りが必要
・企業によっては休職中の収入がない、または減給される
・休職した実績があると、転職活動の選考で不利になる可能性がある
・人間関係が原因で休職した場合、復職しても再び健康状態が悪化してしまう可能性がある
・休職中に転職活動を行うとトラブルに繋がる可能性がある

また、休職中の転職活動は可能ですが、
企業によっては休職中の転職活動を禁止する事項が就業規則に記載されているため
転職活動をしていることを現職の会社に知られてしまうとトラブルになる可能性があります。

休職制度は、あくまで復職することを前提としているため、もし休職中に転職活動を始めるなら会社の人に相談するのは控えましょう。

Q.精神的なストレスからうつの症状があらわれ、仕事を辞めたいと考えています。休職ではなく退職をした場合はどんなメリットがありますか?

一般的に、以下のようなメリットがあると言われています。
・休職と違い完全に会社との接点を断てる
・休職した実績がつかないので転職活動で不利にならない

また、休職しなくても退職後に傷病手当金を申請して受け取ることは可能です。
ただし、受け取るには条件があるので受給対象かどうか調べる必要があります。
この場合は、書類に病名が開示されることはなく郵送で会社に送ることができますよ。

Q.パワハラによる精神的ストレスが原因で仕事を辞めるか迷っています。休職ではなく退職を選ぶデメリットはありますか?

一般的に、以下のようなデメリットがあると言われています。
・社会保険などの手続きに手間がかかる
・退職後に転職活動が長引くと、焦って転職先を決めてしまう可能性がある

退職してからブランク期間が半年以上空いてしまうと、選考で不利に働いてしまうため、退職後は休養期間なく転職活動を始めなくてはいけません。
もしあなたが転職活動をスムーズに進められる自信がない場合は、できるだけ在職中に始める方が良いでしょう。

Q.仕事でメンタルがやられてしまい、一度休職して冷静に今後について考えようと思っています。休職するにはどんな流れや手続きが必要ですか?

以下のような流れで休職するのが一般的です。
①病院(心療内科)を予約する
②会社の休職制度について調べる
③病院を受診して診断書をもらう
④診断書を見せて直属の上司または人事部などに相談する
⑤手続きが済んだら休職期間に入る

もし会社に休職経験のある人がいれば話を聞いてみるのもおすすめです。
また上司に相談する際は、休職にあたり必要な書類があるか確認しておきましょう。

Q.20代前半ですが、多忙が原因で軽いうつ状態になってしまい、今すぐ退職したいと考えています。退職時はどんな流れになりますか?

以下のような流れで退職するのが一般的です。
①病院(心療内科)を予約する
②退職の意思を伝える
③会社の休職制度や、傷病手当金について調べる
④病院を受診して診断書をもらう
⑤傷病手当金を申請するのに必要な条件を満たして退職する(在職中に3日以上と、退職日当日を休むこと)
⑥退職後に傷病手当金の申請をする

一般的に、1~3ヶ月前に退職を申し出るのがマナーとされていますが、もし企業の就業規則に記載がある場合や社内の慣習的に好ましいタイミングがあればそのルールに従いましょう。

また、傷病手当金を申請するには
在職中に病院を受診する必要があるので
早めに予約を取っておくことをおすすめします。

まずは体調を回復させることが第一ですが、
いざ転職活動を始める際に少しでも不安や迷いがあり心の負担になってしまうようならば、
転職に詳しいプロを活用するとアドバイスを受けながら安心して進められるはずです。

まずはあなたが抱える転職や仕事に関する悩みを相談することから始めてみてくださいね。

 
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