転職したいけど、転職エージェントサービスに不信感…不安・疑問を解消するコツ
昨今はハローワークの労働支援だけではなく、求人アプリで仕事を探せたり、企業を紹介してもらえる転職エージェントサービスが活用出来ることは嬉しいですよね。
ですが、逆に「転職エージェントから企業とのマッチングを急かされた…」
「乗り気ではない企業の面接に進められてしまった」というような、不安な口コミを見たことがあるかもしれません。
せっかく、今より良い待遇の企業を選んで内定を獲得したいのに、転職エージェントサービスから焦らされたり、無理やり内定を決められたら、不信感を感じてしまいますよね?
もしあなたが今の仕事や環境に満足しているのなら、この記事を最後まで読む必要はありませんが、
特に「転職エージェントサービスを活用して転職を考えているけど、エージェントとのやり取りが不安…」と思っているのなら、ぜひ最後までチェックしてほしいのです。
転職エージェントに不信感…特に気になることは
転職エージェント「この間受けた企業ですが、3日以内に内定受諾の返事が欲しいと言っています」
もし、あなたが複数の企業から結果待ちをしていて、転職エージェントから結果を急かされたとしたら…?
「3日じゃ決められないよ!そんなに急かして、失礼じゃない?」「他の結果待ちをしたいから、あと5日は内定受諾を伸ばしてほしいんだけど…」
なんて、不安や不満を感じるかもしれません。さて、この転職エージェントの「3日以内に内定受諾して」という主張は、違法でしょうか?
結論から言うと、これは「違法ではない」です。
「内定を出す代わりに、他の企業の内定や転職活動を打ち切ってほしい」という主張なら別ですが、期限をつけて意思決定を待つ、ということは間違った対応ではありません。
なぜなら、企業側も必要な人材を必要な時期までに確保したいために求人票を出しているので、期限をつけて内定受諾の意思があるかどうかを知りたいわけですね。
もし、内定受諾の日取りを伸ばしてほしい、ということであれば、まずは転職エージェントにその旨を説明して、企業とのやり取りを行ってもらいましょう。
このように、企業の紹介だけではなく、企業間とのアポイントや内定後のやり取りを取り次いでくれる転職エージェントサービスはぜひ活用したいもの。
ですが、転職エージェントサービスはもちろんメリットだけではありません。これから活用するのなら、転職エージェントサービスのデメリットも理解する必要がありますよ!
メリットだけじゃない!転職エージェントの活用が向かない人は?
そうは言っても、全ての人が活用出来るサービスなんてあるの?とあなたは感じたかもしれません。
確かに、いくらタピオカミルクティーや鬼滅の刃が社会現象になっていても、苦手に感じたり、合わなかったと思う人もいますよね。
ですので、転職エージェントももちろん、活用することに向いている人と向いていない人がいます。
転職エージェントの活用に向いていない人は、こんな4つの項目に当てはまりやすいです。
それは、
◎具体的なキャリアのステップアップのプランが自分で出来ている人
自分でプランを立てている場合、転職エージェントの提案に納得出来ず、結局自己エントリーで完結させてしまう場合も。
カウンセリングからあなたの特性や、向いている職種を絞る必要がない場合は、転職エージェントのサポートが結果的に不要になるかもしれません。
◎スタートアップの中小・ベンチャー企業で働きたいと思っている人
スタートアップやベンチャー企業は求人募集にかかる経費を抑えるため、転職エージェントと提携していない傾向が高いです。
ですので、もしあなたがイチからスタートアップ企業やベンチャー企業でキャリアを形成したいと考えている場合は、自主応募でアプローチすることが成功の鍵を握りますよ。
◎地域に密着した企業で働きたい人
地域に密着していたり、ある程度企業として長く稼働している会社は魅力的ですよね。もし、そんな企業を選びたいと考えてる場合は、ハローワークをチェックすることも大切です。
もちろん、転職エージェントも活用することも間違いではありませんが、併せてチェックしてみてくださいね。
◎知名度のある企業に応募したい人
もし、知名度が高く、社会的にも認知されているレベルであるなら、転職エージェントのサポートを受ける必要がない企業とも言えます。
それは、就職希望者が多いためです。
なので、転職エージェントを活用しようとする姿勢が企業としても薄いのです。
あなたがもし、世界ではばたく日本の企業や外資系の企業でキャリアを積みたいと考えているなら、まずは企業の運営するオフィシャルサイトから求人情報をチェックすることを忘れてはいけません。
転職エージェントなら絶対就職出来る?
結論から言うと、転職エージェント・キャリアサポートを受けたからと言って、100%転職を確約出来るわけではありません。
なぜなら、転職するために必要な知識や選考対策をしても、最後は転職エージェントはサポートに過ぎないためです。
もしあなたがエントリーする企業に対して熱意や、達成したいキャリアアップがあるのなら、それを企業に伝えることに全力を出さなければいけません。
いくら転職エージェントが企業にあなたの良さをアプローチしても、あなたの熱意が最後に決め手になります。
仮に、あなたが同じ企業の面接官だとしたら、企業の掲げる目標や理念に対して、熱意とやる気のある仕事仲間が魅力に感じますよね?
当然ですが、キャリアアップ転職・キャリアチェンジ転職に成功している全ての求職者が転職エージェントを活用しているわけではありません。
職種や実績によって、結果は変わりますし、状況も作用します。
ですが、もしあなたが転職1回目だったら、どんなステップを踏んで企業にアプローチするか不安になると思います。
逆に、3回、4回と転職を続けることでも転職回数にフィットしたアプローチをしないければ、4回目、5回目の転職は成功しない可能性もあります。
ひとりで悩み、解決することを正しいと感じている場合を除いては、ほとんどの場合転職活動をしていると不安になりますし、アドバイスが欲しいと思う傾向があります。
なぜなら、面接で失敗したとしても企業から「志望理由がいまいちでした」「他に優秀な人材がいたので」というようなフィードバックはありません。
そんな時、自分では同じ角度しか見れなかった問題を、転職エージェントやキャリアアドバイザーの客観的な視点で解析したり、分析することで得られた情報があれば、トライ&エラーとして前向きに活用することが出来るようになります。
転職エージェントを使う・使わないは自由ですが、費用がかからないのなら、自己エントリーと併せて活用しないデメリットは特にありませんよね。
いくら前向きに仕事をしていても、このご時世、働き方に不安を感じる人は残念ながら増えています。
毎日の仕事に追われて、仕事で忙しくしていると
キャリアアップ転職・キャリアチェンジ転職をしたくても
「もう少し落ち着いてから転職活動を始めよう」
「今は動くときじゃない」等々、
アクションすることを見送りがちです。
もちろん、行動を起こす・起こさないに正解はなく、その時々のあなたの直感を意識することが第一です。
ですが、タイミングを待つ人がいればいるほど、動き出す時期が重なってしまうと競争率が高くなることだけは、忘れてはいけません。
もしあなたが、現状の働き方に満足がいかなかったり、
人間関係的に馴染めない企業にこの先定年まで働くことに不安しかなかったり、
毎日のノルマに追われて休日でも疲れを取ることに精いっぱいな現状を変えたいと思ったのなら、今日からでも出来る行動をしてくださいね。