20代、日勤から夜勤への転職…体調管理は？職種は？疑問を解消

生活環境の変化や、次のキャリアに向けての資金集めなど、日勤から夜勤への転職を考えたことはありませんか？

一般的に夜勤には「夜勤手当」などの待遇が期待できますが、その他に働き方や職種など疑問があるのなら、ぜひ最後までチェックしてくださいね。

Q.20代初めての転職ですが、夜勤の仕事も視野に入れています。夜勤にはどんな職種・勤務形態がありますか？

夜勤は24時間稼働する工場や介護施設、ホテルなどに多い働き方で、夜勤専属や交代制のシフト形態で勤務します。
また、労働基準法によって
夜勤は「午後10時から午前5時まで」の時間帯で、
通常よりも賃金を25％割増することが定められています。

はい、交替制シフトでも夜勤はあります。
「交替制シフト」では数日おきに夜勤の勤務となりますが、「夜勤専属シフト」の場合は毎日夜勤での勤務となります。

正社員やレギュラー派遣の場合は「交替制シフト」での働き方が一般的と言われています。
この交替制シフトには、
・「日勤・夜勤」に分けて勤務する「二交替制」と
・「日勤・準夜勤・夜勤」に分けて勤務する「三交替制」があり、
二交替制の場合は夜勤の時間が長くなります。

また介護職の主な業務内容は、
定期巡回、事務作業、食事介助、排泄介助、起床介助、緊急対応などがありますが、
具体的な業務内容は施設によって異なるでしょう。

例として、以下のような職種があげられます。
・工場スタッフ
・コールセンターのオペレーター
・ホテルスタッフ
・介護職
・警備員

警備員は工事現場などでの交通誘導を行う「交通誘導警備」や商業施設などの巡回を行う「施設警備」があります。
野外での仕事が多いため、体力に自信のある人にはおすすめですよ。

必ずしも資格が必要というわけではありません。
職種によっては無資格や未経験でも夜勤勤務が可能とされている求人はあります。
無資格からスタートするなら、どのような仕事をすることになるのか事前に確認しておくと良いでしょう。

以下のようなメリットがあります。
・給与が高い
・通勤ラッシュを避けられる
・日中の自由な時間を有効に使える

夜勤の時間帯は賃金が25％割増になり高収入が期待できますし、夜の時間帯なので通勤ラッシュを回避することで通勤ストレスも軽減できるかもしれません。
また、病院や銀行、商業施設などは混雑を避けて利用しやすいでしょう。

以下のようなデメリットがあります。
・家族や日勤で働く友人との予定が合わせにくい
・夜勤の生活リズムに順応しきれず睡眠不足になりやすい

夜勤では、日中の仕事より日光に当たる時間が減るためセロトニンが分泌されにくく、
うつに繋がりやすいと言われていますので体調管理をきちんとして規則正しい生活を送ることが重要になります。

以下のような特徴のある人は向いているかもしれません。
・早起きが苦手、普段から夜型の生活をしている
・効率良く稼ぎたい
・どんな環境でも眠れる
・体力に自信がある
・体調管理が得意

また、ホテルスタッフの場合に夜勤があるのはフロント係や客室係が多く、日中に比べてお客様対応は少ないことも把握しておきましょう。

体力に自信がないとつらく感じてしまう可能性があります。
もし体力に自信がないのなら、工場スタッフのようなピッキングなどの軽作業を行う仕事を選んでみるのも一つの選択肢ですよ。

また、そもそもの体質やライフスタイルから、睡眠環境に不安がある場合も、まずは短期の夜勤勤務から始めてみて少しずつ慣れていくと良いでしょう。

できるだけ仕事内容があなたの生活リズムや適性に合っている仕事を選ぶことが大事ですよ。

少しでも希望条件を妥協せずに転職を成功させたいと思うならば、プロを味方にして進める方法も検討してみてくださいね。

2024年6月13日 / 最終更新日 : 2024年6月13日 kyarisapo