今の職場が絶対…ではない。20代の働き方で見直すべきスキルは
少ないリソースを活用する以上、職場では常に「効率」「効率化」という言葉が飛び交うもの。
効率化を進めることで、限りあるマンパワーや予算などを活かすことが出来ますし、その分リターンも多く見込めるようになりますよね。
ですが、あまりにも効率化だけに特化している職場では、息苦しくて「職場に行くことが辛い」と思ってしまうもの。あなたの働く環境はどうですか?
今の職場が絶対…ではない。20代の働き方で見直すべきスキルは
効率というものは悪くはありません。
仕事を効率化することで空いた時間を誰かの役に立てていますし、企業だとしたらプレイヤーとして高く評価されます。
評価されれば、それだけ意見をすることが許されたり、待遇も良くなります。
ですが、誰しも効率だけに囚われてしまうということは良い面ばかりではありません。
なぜなら、多様性のあるスキルがあるなか、効率が悪いというだけで不要な人材という意識が生まれてしまうためです。
近年、そういった企業は効率化の名のものとに従業員にプレッシャーを与えたり、圧をかける傾向が問題になっています。
もしあなたがあなたの働いてる企業から「君は他の人と比べて効率が悪い」と言われたり、
社内の成績や評価に繋がるとしたら、「なぜ効率が悪い判断されたのか」と明確に示してもらう必要があります。
しかし、本当に効率をアップさせたいと思っているとしたら、あなただけの力で全てを完結させようと考えることを卒業する必要があるって知っていますか?
「あなたのために」働く目的を見失ってない?自分のためにも仕事を効率よく処理するために
あなたはあなたに与えられた仕事を全部自分の力で解決すべきだと、
まさか思ってはいませんよね?
もし、そう思いながら効率を良くしようとしているとしたら危険です。
全て自分の責任で仕事や与えられた成果、お店の切り盛りをしようと思っているなら心はすり減ってしまいますよね。
ひとりで切り盛りをすることが得意な人もいるかもしれませんが、基本的にひとりよりふたり、ふたりよりチームで仕事をする方がスピードが上がるはずです。
それと同じで、よほど名指しで完了させなければいけない仕事を除いて、発注ミスをしないために「一緒に確認してほしいです」とダブルチェックを頼んだり、手分けして作業した方が仕上がりも良いです。
しかも、私たち人間は社会的な生き物なので、出来るだけ優秀に見られたいと考えてしまうのです。
「バカに思われなくない」
「仕事が出来ないと思われなくない」
というように‥‥・。
仕事が出来る同僚や先輩が上司に褒められていたら焦ったり、自分は落ちこぼれだと感じてしまう時、嫉妬をしてしまうことも、社会的な生き物だから、というから面白いですよね。
少し話が逸れてしまいましたが、つまり私たちは遺伝子レベルで人の目を気にしてしまう生き物なんです。
なので、ミスを人に悟らせたくない、誰かに頼りたくないと思ってしまうのは、あなただけが抱える問題ではないのです。
それに、ミスの他にも「言葉にして伝える」というコミュニケーションはとても重要です。
人間関係でも「言わなくても察して欲しい」「わかってほしい」
という期待を持ってしまう部分は誰しもあるもの。
ですが、「分からないから教えてほしい」
「●●をしたけど、失敗してしまった。どうすれば成功出来る?」と自分から一言伝えることが出来れば大抵の場合、サポートを受けられるもの。
もし、あなたが職場で「教えてほしい」「助けてほしい」のヘルプが叶わない場合は、あなたらしく過ごせる環境へ移動すべきサインかもしれません。
人と人が働く会社の効率を良くするためには、最新のアプリや機材、特別な才能を使うだけではありません。
あなたの一言、そして少しの親切で身近な人の力や知識を借りることでも実現することが出来ます。
誰かに頼ったり、協力を願うことは初めは勇気が必要で難しいかもしれませんが、コミュニケーション力を高めることにも繋がりますので、ぜひ活用してみてくださいね。