○○不足の職場、限界になっていませんか?


介護職などのソーシャルワーカー、保育士や産婦人科、看護師という命を支える仕事、
教員、教職の将来を担う仕事…

今、日本の職場環境には深刻な「●●不足」があると言われていますよね。

その「●●不足」とは人手です。
さらに毎日人手不足に悩まされるせいで、常に業務に追われていると心に余裕がなくなってしまいますし、好きだった仕事も「嫌になった」という体験談も散見されるほど。

つまり、人手が不足しているばかりに、ギリギリの人数で回している職場では従業員ひとりひとりの負担が増え、少しでも手際が悪いと「遅い!」「要領が悪い!」とベテラン社員のイライラの原因になってしまうのですね。

人手不足は多種多様な企業の従業員にストレスを与えるものに他なりません。

ですが、あなたは不満を爆発させるそんな慢性的な人手不足に「我慢しなければいけないもの」と思ってはいませんか?

この答えは、ハッキリとNOです。

なぜなら、これは従業員が「我慢すべきもの」ではなく、経営者があらかじめ従業員の取得する休日を加味して人員を確保することが義務付けられているためです。
つまり、「ひとりでも休んだら店舗や業務が回らない」という体制を維持し続けている企業側に問題があるということなんですね。

あまりにも休みが取れない、休暇や有給に関して許可が下りないといった状況は店長やオーナーに現状を訴え、改善してもらうことが重要です。
この場合、ひとりひとりで対話をするより、同じ気持ちをもった従業員連名で相談を行ってみてくださいね。

それでも改善されない、もしくは改善されないために退職の意思を伝えても「次の人が入るまで退職しないで」という引き留めは従業員の個の侵害にあたるので、迷わず新しい環境に踏み出すことへの検討をおすすめします。

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ですが、人手不足とは別に職場に改善してほしいことも多々ありますよね。
例えば、自主的に早く待ち合わせ場所や会社に向かう場合ならともかく、会社ぐるみで強制的に時間外に出社をさせることが問題になっているって知っていますか?

そもそも、必要以上に早い出社は時間外労働になるって知ってますか?

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私は時間外労働なんてしてないかも…と思っても
あなたや、あなたの身近で仕事でこんな悩みを抱えている人はいないですか?

・仕事の準備のために出勤時間の10分前出社は暗黙のルールだ
・休日や深夜でもメールが来たらすぐに対応しなければいけない
・上司に「今日中に」と定時間際に仕事を回されてサービス残業扱いが当たり前だ
・プレゼンやお店で必要な資材を休日を使って用意しに行く役割になった
・勤務中に着る着替えは仕事の開始前に着て、出勤時間から作業出来るように待機が基本
・仕事に慣れないから、上司や店長に「残って俺が研修してやる」と言われて1時間勉強時間になっている
・業務日報を書く時間は仕事が終わってからと決められている

等々‥
「皆当たり前にしているし…」
「面倒だけど、ちょっと我慢すればいいことだし…」
と感じてしまうものかもしれません。

ですが、実はこれ、りっぱな時間外労働なんです。

ひとつでも当てはまっていたり、会社内で常習化していたら注意が必要です。

人手不足に振り回されない環境で働きたい!どうすればいいの?

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タイムカードを切らせてから作業に当たらせたり、
店長や上司から「残ってでも仕事を終わらせろ」「明日の準備をしないと帰宅は認められない」
という要求を日常的にされてしまったら、意義を唱えない限り常習化していく場合が考えられます。

特に、経営が長い企業は創業時の取り組みをそのまま残していて、いまだに「昔からそうだから」と時間外労働を行っているという体験談も散見されます。

ですが、雇用契約や労働基準法に定めた法定労働時間を超えて勤務を要求した場合、企業と労働組合が話し合いの上労使協定を結んでから、労働基準監督署に届け出なけばいけないルールがあります。
これは、労基法第36条に記されていますよ。

さて、そうは言っても
厳密に時間外労働を取り締まっていくことは現実的に難しい場面があると思います。

タイムカードを切らせることは明らかに労働時間を短く見せているので問題になりますが、
上司から「残れ」「作業するべきだ」と言われてしまうと、職場の雰囲気もあるので、ハッキリ断ることは難しいですよね。

冒頭でお伝えしたように、職場環境改善どころかモチベーションを落とす時間外労働を解決するにはどうすれば良いでしょうか?

もし、職場環境改善を訴えても改善がされなかったり、それどころか相談にも乗ってくれない企業に対しては退職して、新しい環境に踏み出す必要があるかもしれません。
あなたの真摯な仕事への向き合い方を必要としている企業は必ずありますし、自分自身にストレスをかけたり、我慢すればいつか報われると耐えることは心身ともに良い環境とは言えませんよ。

また、正社員であれば2週間前に企業に退職の意を表し、退職届を用意することで問題なく退職することが可能ですので、「引き留められたらどうしよう…」と感じている場合忘れないでくださいね。

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