「無理なものは無理と言ってもいい」?仕事を引き受けがちなら
あなたは会社で用事や残業を頼まれた時、
ついキャパオーバーになるまで抱え込んでしまったことはありませんか?
むしろ、【断るべき】と考えていても
「仕事が出来るようになるためには進んで仕事を受けないと」
「残業した分だけ得られるものがあるぞ」
「君はいつも追加業務も断らないのが良さだよ」
というように上司や先輩に言われた言葉が呪いのように染みついて、断れない状況になっていませんか?
もしかすると、あなたは自分から優れたビジネスパーソンになるために「無理をして」仕事を引き受けているかもしれませんが、
場合によって無理をして仕事をするより「それは出来ません」を言った方が【勝ち】かもしれません。
無理して仕事を引き受ける必要は本当はない
「あの人はすごく小さなことまで察してくれるよね」
「だから会社に必要な存在になれたんだよ」
同じ仕事でも「苦しくて辛いもの」ではなく、
自分にとって楽しいことだからこそ続けることが出来れば問題ありません。
ですが、「これって自分がする必要ある?」「この作業って本当にムダ」
「時間がもったない」と感じる仕事は出来るだけ安易に引き受ける必要はありません。
なぜなら場合によっては、あなたに仕事を任せた人が「したくない」という理由であなたに任せたものかもしれないからです。
また、これに限らず「自分がする必要のない仕事だよな」と感じた時点で、あなたが手間暇をかける必要性はほとんどなくなってしまっています。
マッチしたやりがいのある仕事をしているのなら、いくら残業しても楽しいですし成果が出ればもっと頑張ろうとなりますが、単純作業ではうんざりしてしまいますよね?
そうは言っても、仕事をおしつけられないためにはどうすれば良い?
「無理なものは無理と言ってもいい!」と頭では分かっていても、日本の社会は
「若い時の苦労は買ってでもせよ」をはじめ
苦手と感じることや難しいと思うことでも
「辛抱して耐える」「やりきる」ということが美徳とされてきました。
ですが、自分に向いていない仕事は辛い、というように苦痛しか生みません。
特技の英語を使った雑貨の輸入バイヤーになりたいのに、雑貨を作るための木を山から伐り出すことをしろ!と言われたら辛いと思いませんか?
本当に苦しい、苦労しているというものは長続きしません。
それこそ、無理をしたことで本来の自分のやりたかったことを見失ったり、働くことそのものが辛いものになってしまいかねません。
なので、あなたがマッチしている働き方を目指すのなら、
あなたが「苦労」せずに出来ることを見つけることから始めてみるといいですね。
自分の「苦労」しないけど出来るスキルを見抜くポイントの一つに
あなたが「良く尋ねられること」があげられます。
得意なことなら調べたり、試したりすることに辛さを感じず、いくらでも取り組めるものは周囲も自然と感じとっています。
もしかしたら、
「そんなに詳しいなら、その特技を生かした仕事をしなよ」
という風に言われたこともあるかもしれません。
もし尋ねられる機会がない場合は
自分の長所やアピールポイントを洗い出す「自己分析」も有効ですが、
「自己分析」の注意点もあるので、
合わせて詳しく見てみてくださいね!
⇒「あなたの可能性が潰れる自己分析の原因3選」の記事を詳しく見てみる
したくもない仕事を押し付けられないために、最初の一歩踏み出そう
もしも、あなたが今「辛いけど、頑張らなきゃ」と感じているとしたら、注意すべき状態です。
そんな環境にいることであなたの貴重な人生のリソース(資源、時間)を奪ってしまいます。
確かに成長や実績を積むことはできますが、興味を持っていたり、長時間取り組める特技ならそれ以上の成果を得られる可能性があるためです。
しかも、先にお伝えしたように「苦労をしろ!」と言う環境は必要以上のタスクをあなたに課し、取り組ませて当たり前としている場合も考えられます。
繰り返しになりますが、あなたに必要なスキルは楽しむことでも身に着けられます。
スキルの「成長」を目指すなら、マッチした場所を見つけてくださいね。
もし、今すぐにでもあなたが自分に本当に合った仕事を楽しみたいと感じているなら、すぐにでも行動を起こした方が絶対に良いです。
なぜなら、行動を起こしたいと感じているということは、もうあなたの中で「今の苦労」の限界を感じているから。
解決出来ないモヤモヤを抱えることは精神的にも安心出来ず良い状態と言えません。
まずは現状をキャリアアドバイザーに相談して、本当に進みたい道を見つけることが大切です。
⇒あなたをサポートする1万人以上の選考対策実績のキャリアアドバイザーをもっと詳しく見てみる
もし今の状況に少しでも違和感を感じている場合は、迷わず違う環境へ踏み出すことを忘れないでくださいね!