理不尽なパワハラに対応するには?打開策は3つ

20代・30代向け転職エージェント「キャリサポ」
あなたの身近には「マナーに厳しい人」はいますか?
以下の一例はzoomやスカイプを使ったweb会議が導入されて間もない頃、話題になったものなのですが、記憶に新しいかもしれません。それはどんなものかと言うと
 
●web会議の時は上司を1番大きな画像で表示させなくてはならない

ハラスメント

●web会議が終わっても上司より先に退出してはいけない
●web会議で上司が発言中、物音を立てると失礼だからすぐさまミュートに設定しなければならない
等々、です。
 
基本的にweb会議をはじめ「マナー」というものは「決まり」や「法律」ではないので
多少間違っていても相手に不快感を与えなければ問題ないものとされています。
近年会社組織としても中小企業が増えたことで、細かい縛りで従業員の生産性を落とさないようにルールとして見直す事業主も増えているとか。
 
取引先様に対して失礼に当たることをしてしまったり、常識として浸透しているビジネスマナーがあることも確かです。
 

ですが、そうは言っても
「うちの上司はミスを訂正しても許してくれない…」
「仕事でも休憩時間でも、小言や業務の監視ばかりで辛い…」なんて悩みを抱えてるかもしれません。

例えば、ちょっとしたミスで上司によっては機嫌を損ねたことで

「定時直前で有無を言わさず『今日中』の仕事を振られた」

「皆の前で怒鳴られ、一方的にまくし立てられて泣いてしまった」

「『使えない奴!』と周りにたくさんの人が見ている中言われた」

「仕事終わりに自粛したいのに飲み会に強制的に連れて行かされて説教される」

「過去に起こしたミスを未だにネチネチ蒸し返したり、古傷を抉って責めてくる」

このように「会社からハラスメントを受けることになった」という体験や叫びが問題になっています。

しかも直属の上司だと睨まれると厄介なことに同僚や先輩に伝えても見て見ぬふりをされたり、
逆に自分が注意をされてしまうなど
一部の旧体制やワンマンで経営している企業のメンタルDVともストレスでやりがいを超えた負荷がかかってしまっては元も子もありません。

あなたは、こんなハラスメント上司に対処する方法はあると思いますか?

そもそも、法的に見るとハラスメント、主にパワハラってどんなもの?ミスした自分が悪い?

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ハラスメントの会社における代表、パワーハラスメントは社会的地位や立場を利用して目下の人間に圧力をかけること。パワハラという言葉で定着しています。

パワハラは、部下が上司から受ける仕事の立場上避けられないハラスメントです。

パワハラは、社会的に「悪いこと」「なくさなければならないこと」という認識になっていますが、
残念なことに上司の立場を利用してパワハラ的に残業を強要したり、
風邪でも休んだら怒鳴るなど、パワハラと思われることが横行している問題が多々あります。

ですがもし、あなたが「パワハラをされる原因が仕事でミスする自分にある…」と考えているとしたらそれは間違いです。なぜなら、それはいじめられている側にも原因があると言っているようなもの。いじめは加害者である当人にのみ責任と問題があり、いじめ被害者には落ち度はありません。

パワハラを受けてしまっている場合も全く同じで、もしあなたが悩んでいるとしたら自分を責任を感じる必要はありませんよ。
ですが、理不尽なパワハラには受け身でいるよりも、自分から対抗する術を知る必要があります。

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理不尽なパワハラに対応するには?打開策は3つ

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・相手の発言を復唱する

もし、あなたがパワハラ(セクハラ)などのハラスメント発言を受けた場合、
「今、●●とおっしゃられましたか?」と同じ言葉を復唱することが重要です。
復唱することで、相手に同じ言葉を受けてもらい、
行き過ぎていたとか、問題がある発言だったことを意識することが出来ます。

さらに、周りに人がいた場合、いざという時に証言をしてもらうことも出来るので試してみてくださいね。
ただし、強めに言い返してしまうと、人によって「煽られている」と感じさらに逆上してしまう可能性もあります。気を付けてくださいね。

・ボイスレコーダー、録音機を机の上に置く

すぐに発言を録音する状況を作ることで、精神的に安定が得られる効果もあります。
言った、言わないという水掛け論も避けることが出来るので、記録に残すということはとても効果的です。
「あの人はすぐに録音するから」と思われると、人によっては嫌悪感を感じるかもしれませんが、仕事は仕事、と割り切る派にとっては人との距離感を適度にキープ出来るので、取り入れても良いかもしれません。

ですが、、
あきらかに理不尽な場合でも周囲に訴えることが難しい場合も、残念なことにあるかもしれません。

例えば、

▼声を上げる必要があると分かっているものの、逆らうことを許さない空気があったり

▼同調圧のせいで泣き寝入りするしか選択肢がなかったり

▼同じ目に遭っている同僚や後輩を見ても助けることが出来ず自分を責めるしかなかったり

▼職場のパフォーマンスを大きく左右する人間関係に軋轢があるために転職を余儀なくされたり

▼逆に「自分は転職しても上手くいかないんだ」という先入観を持たせキャリアの選択肢を奪う

という結果ももたらしかねません。

そのため、最後の手段となりますが、3つ目の打開策として「ハラスメント防止のための機関・窓口に相談する」ということを実行する必要があります。

パワハラなどのハラスメント遭ったら…真っ先に相談すべき機関・窓口をチェック

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ハラスメントを相談するための機関・窓口についてご紹介します。まずっは社内に人間関係を相談出来る

「人事窓口」があれば、相談してください。

窓口は相談に関するプライバシーを尊重したり、匿名で相談が可能な場合もあり敷居は低いですね。

ですが、中小企業や個人事業ですと 人事と経営が一緒のため、直に相談はかなりハードルが上がってしまいます。
そこで、次に紹介する都道府県の労働監督機関もぜひご活用ください。

【労働基準監督署】
◎厚生労働省が定める労働基準法を守るために機能

残業代を支払わない、セクハラを行うなど
パワハラ以外にも労働基準法に反する場合に申告することが可能です。
労働基準監督署は上記に違反があった場合に企業に直接勧告を行ったり、指導をします。

【労働局】
◎労働者と企業の間で調整を行う機関

パワハラやセクハラ、不当な人事や解雇が発生した場合など様々なトラブルに対する相談を受け付けています。

ただ、この2つの機関にはあくまで勧告や指導など
企業に強制力はないという点があります。

2020年6月1日より施行される
「パワハラ防止法」と呼ばれる
「労働施策の総合的な推進並びに労働者の雇用の安定及び職業生活の充実等に関する法律」(略称:労働施策総合推進法)でも、解決は個人と企業の歩み寄りに委ねられ、罰則は設けられていません。

ですが、今後この「パワハラ防止法」に違反したとされる企業は公表される措置がありますので、転職・就職の際に1つの指標となることでしょう。

もし、あなたが現在仕事でのパワハラに悩んでいるとしたら 一人で抱え込まず、上記の機関や、ビジネスや人間関係を専門とする弁護士など専門家に相談も検討してみてください。
その際は証拠となる罵倒の録音や、出勤簿の記録などしっかり資料を収集する下準備をしたという体験談もありますので、相談の際に確認すると良いでしょう。

もしあなたが一人でセクハラやパワハラに悩んでいて
自分のパフォーマンスが発揮出来なかったり、理不尽なストレスに悩んでいるとしたらキャリアアドバイザーに相談することがおすすめです。

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転職エージェントサービスにはキャリアアドバイザーがいます。
キャリアアドバイザーは、今のあなたに必要なアドバイスを必要な時に活用することが出来ますよ。
そして、あなたが身近に相談出来る人がいない…という時でも、
あなたの悩みや疑問を解消に導きます。

それに、もし、あなたが今「まだそれほど真剣に転職を考えていないから…」と思っていても、問題ありません。
また、転職経験がゼロであったり、今の働き方を継続したいと考えていたとしても、カウンセリングは可能ですよ。

ひとりで悩みを抱えすぎずに、前向きに生活するためにも、最初の一歩を踏み出してくださいね。

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