時間外労働で会社に軟禁されたくない!どうすればいいの?

20代・30代向け転職エージェント「キャリサポ」

言い方ひとつで物事の印象って変わりますよね。
そういえば、最近はサービス残業という言葉が見直されているって知っていますか?
働き方改革では、サービス残業は特に大きな改善ポイントになりましたが、こんな理由があるんです。
 
サービス残業というと、あくまで従業員が自主的に残業しているという印象をつけて、世間体が良く見えるように作用する恐れがあるとされました。
ですので、サービス残業の言い換えとして、同調圧による従業員軟禁や無報酬労働に変更すべきだということが話題になったんです。
確かに、していることは同じなのに、サービス残業から無報酬労働になると一気にネガティブでマイナスなイメージになりますよね。
 
あなたはこの言い換えにどう思いましたか?
 
確かに日本人は真面目なので早めに出社することが美徳だったり、残業することでやる気のあるアピールにも繋がっているとも言えます。
 
ですが、自主的に早く待ち合わせ場所や会社に向かう場合ならともかく、強制的に時間外に残業をさせたり、残業せざるを得ない業務量を抱えることが問題になっているんです。

⇒今すぐあなたらしく働く方法を見てみる

要注意!それって「自主的」じゃなくて会社命令の時間外労働の強制です!

 
私は時間外労働なんてしてない…自分の意思で会社に残っているしな…と思っても
あなたや、あなたの身近で仕事でこんな悩みを抱えている人はいないですか?
例えば、
 
・仕事の準備のために出勤時間の10分前出社は暗黙のルールだ
 
・休日や深夜でもメールが来たらすぐに対応しなければいけない
 
・上司に「今日中に」と定時間際に仕事を回されてサービス残業扱いが当たり前だ
 
・プレゼンやお店で必要な資材を休日を使って用意しに行く役割になった
 
・勤務中に着る着替えは仕事の開始前に着て、出勤時間から作業出来るように待機が基本
 
・仕事が慣れないから、上司や店長に「残って俺が研修してやる」と言われて1時間勉強時間になっている
 
・業務日報を書く時間は仕事が終わってからと決められている
 
等々‥
「皆当たり前にしているし…」
「面倒だけど、ちょっと我慢すればいいことだし…」
「社会に出て、正社員ってこういうものだし…」
と感じてしまうものかもしれません。
 
ですが、すべて時間外労働という枠に当てはまります。
 
特に「みんなしているから」というような同調圧はとても厄介で、
あなたもひとつでも当てはまっていたり、
会社内で常習化して浸透していたら注意が必要です。

そんな時は、まずはキャリアや働き方のプロに相談して、現状を打破するプロセスに踏み出してくださいね。
⇒今すぐあなたをサポートするキャリアアドバイザーを見てみる

時間外労働で会社に軟禁されたくない!どうすればいいの?

 
タイムカードを切らせてから作業に当たらせたり、
上司である店長や先輩から「残ってでも仕事を終わらせろ」「明日の準備をしないと帰宅は認められない」
という要求を日常的にされてしまったら、意義を唱えない限り常習化していく場合が考えられます。
 
特に、経営が長い企業は良くも悪くも創業時の取り組みをそのまま残している場合もあり、
いまだに「昔からそうだから」と時間外労働を行っているという体験談も散見されます。
 
ですが、そうは言っても雇用契約や労働基準法に定めた法定労働時間を超えて勤務を要求した場合、
企業と労働組合が話し合いの上労使協定を結んでから、労働基準監督署に届け出なけばいけないルールがあります。
これは、労基法第36条に記されていますよ。
 
ただ、
厳密に時間外労働を取り締まっていくことは現実的に難しい場面があるのも事実ですよね。
 
タイムカードを切らせて作業させることは明らかに労働時間を短く見せているので問題になりますが、
上司から「残れ」「作業するべきだ」と言われてない場合だと、帰りたくてもハッキリ断ることはかなりハードルが高いですよね。
(特に家庭を持っている先輩社員ですら従事しているとなると、若い後輩社員は合わせないわけにはいきません。。。)
 
でもやはり、妥協したつもりでも、、定時後の飲み会の他に断りきれないけどのしかかってくる雑用って辛くはないですか?
モヤモヤと不安や心配事があると、それだけ仕事の集中力も落ちてしまい、やる気も生産性も上がりにくくなってしまいます。
 
時間外労働として問題にせず、社則や暗黙の了解として受け入れること自体は間違いではありません。
ですが、あまりに頼まれごとの頻度が高くなってしまったり、気持ちに負担を感じてしまっている場合は注意が必要です。
なぜならあなたの仕事の生産性を落とすどころか精神的に強いストレスを受けている可能性があるためです。
 
楽しくない場合やおっくうなことを引き受け続けることは出来るだけ避けた方が気持ちが軽くなります。
新しいチャレンジや環境に身を置くことで解消出来ますので、今すぐトライしてみてくださいね。
 
コミュニケーションがしっかり取れる職場環境や、
時間内で収まる研修制度など、ワークライフバランスを保ちながら働ける方法や
あなたにマッチした働き方は必ず見つかります。

なので、悩んでいるならまずは相談することを忘れないでくださいね!

⇒さらに詳しくあなたらしく働く方法を見てみる

 
最新の記事を見る