仕事で毎日怒られて「謝り癖」がついていたら今すぐ対処すべき理由
「仕事でミスをすると必要以上に謝ってしまう」
「『ありがとう』と言うべきところを『すみません』と言ってしまう」
「相手から否定されるのが怖くて『とりあえず謝る癖』がついている」
「つい謝り過ぎて正しい謝罪の言葉やタイミングが分からなくなった」
あなたはこのように理由が明確でなかったり、不必要な場面で過度な謝罪を伝えてしまった経験はありますか?
もしかするとそれは、あなたの性格的に自己肯定感が低く自分を過小評価していることが原因かもしれません。
謝り癖は幼少期からの経験や環境によって形成されてきたものだと言われていますので、今さら直すのは難しいと感じる人も少なくないと思います。
ですが、もし仕事でもあなた自身でのミスではないのに謝ってしまったり、
ミスをした際に必要以上に謝罪や罪悪感を抱えてしまう癖をそのままにしていると、
あなた自身を正しく自己評価をさせなくしてしまう可能性があるのです。
すると、いつまでも仕事で自信を持てず「自分は出来損ないだ…」と自己否定に繋がったり
職場でずっと気を張って常にストレスや心の疲れが溜まった状態に陥りかねません。
現在あなたが自分を肯定できず、毎朝会社に向かうのが憂鬱で無気力な日々を送っていたら、
まずは身近な人にあなたの現状を相談して少しでも心の疲れを軽くすることも大切ですよ。
そして、現状の働き方を整理した上で不満を感じたり、
もっと自信と自尊心を持って働くことができる環境の方があなたの成長やキャリアのためにプラスになると思ったら…
今回の記事は、謝り癖のデメリットと対処法についてお伝えいたしますので、普段から仕事で自分自身の発言に自信がなかったり謝りすぎる傾向にある場合は、ぜひ最後までチェックしてみてください!
謝り癖に陥ったら…こんなデメリットに気を付けて
あなたが仕事で必要以上に謝ってしまう癖がついていたら、以下のような3つのデメリットに注意が必要です。
▲キャパオーバーの仕事を頼まれても断れなくなる
正直に謝罪を伝えることで威圧感やとっつきにくい印象がなくなる一方で、
「いつもすぐに謝るから気が小さい性格なのだろう」
「あの人には何を言っても大丈夫」
「あの人なら頼めばやってくれる」
このように周囲から都合の良い人だと認識されてしまう可能性も考えられます。
すると、都合よく仕事を任され自分の業務に集中できなかったり精神的な余裕がなくなってしまう事態になりかねません。
過度な謝罪はいい事ばかりではないと認識し、あなたの意見を相手に伝えることも働く上で必要なスキルですよ。
▲自信がない印象を与えてしまう
普段から謝りすぎていると自信がない印象を与えてしまうため、肝心な場面で、この人に任せても大丈夫なのか?と周りからは不安に感じられてしまうかもしれません。
すると、責任のある仕事や重要な役割を任せてもらいにくくなり、キャリアアップがしづらくなってしまう可能性も考えられます。
また、責任感の強い・真面目過ぎる傾向がある場合は、謝る必要のない場面でもつい謝ってしまい、それが自信を失っていくことに繋がるかもしれません。
ですので、まずはあなた自身が過小評価している部分を見直して少しずつ自己評価を高めることが大切です。
このような癖を直すためには、
なぜ自分は「すみません」と言ったのか自問自答することで不適切なタイミングで使っていないか、本当に謝罪をすべきだったのか、を判断できるようになっていくはずです。
また、仕事の場面でなくてもプライベートの生活や趣味において、あなたが少しでも誇れることを増やしていくと自信に繋がり、些細なことで謝罪してしまう癖も改善することが期待できますよ。
もしあなたが、
「いつも先輩から無理に仕事を押し付けられる」
「責任のある仕事を任されにくいから成長を感じられない」
といった場合は、直属の上司や人事に相談してみることで現状は改善されるかもしれません。
ただし、あなたが状況を変えるために努力をしても
「上司に相談したけど相手にしてもらえない」など改善の見込みがない場合は、思い切って環境を変えることで今よりもあなたに合った評価を受けられるかもしれませんし、人間関係を新しくスタートすることで仕事がしやすくなる可能性もありますよ。
もっと自信を持って働くことが出来る環境を見つけるには今までのキャリアや適性を活かせることが重要です。
▲頻繁に言い過ぎるせいで本当に反省しているのに伝わりにくくなる
いつも謝っているという印象がついてしまうと
肝心な場面で謝罪をしても、相手からは
「本当に謝罪の気持ちがこもっているのか?」
「その場しのぎの謝罪なのでは?」などと疑問に感じられたり、かえって不快な気分にさせてしまう場合もあります。
もし度々小さなミスを繰り返してしまうのであれば
そもそも謝罪する状況を未然に防ぐにはどうしたら良いかに視点をおいて、謝るだけではなく再びミスを繰り返さないためにきちんと対策を考えて実行することが大事ですよ。
上記のように、あなたが普段から過度に謝ったり些細なことで謝る癖がついてしまっている場合、
キャリアや職場での信頼や評価にも響いてしまう可能性もあることが分かっていただけたかと思います。
あなたが状況に合わせた謝罪ができないのであれば、過度に謝ることは控えたり
謝り癖を直すために努力することも忘れないでくださいね。
ただし、もしあなたが職場で謝り癖がつくほど
毎日上司から理不尽に怒られて精神的にも苦痛を感じているのであれば、そのような環境からは離れて新しい場所を見つけることも一つの選択肢です。