休職中の転職活動は不利になる?面接での伝え方のポイント

20代・30代向け転職エージェント「キャリサポ」

休職中に転職を考える人の多くが「生活が厳しいから今すぐ転職したい」と言ったり、
「転職活動中は休職のこと隠してもバレないだろう」と考えてしまいます。
さらに「休職中は転職に不利」という意見も驚くほど頻繁に目にしますし、
「転職先に入社すれば休職を知られることはないだろう」という意見を耳にすることも・・・。

しかし、休職中でも転職活動すべきかどうかは個人の生活や健康状態によって違います。

では、なぜ多くの人がこのように感じてしまうのでしょうか?

私たちの多くが休職中の転職活動の正しい知識に関して不十分であり、その結果がキャリアに影響を及ぼしてしまう、その理由はなんでしょうか?
転職に失敗してしまう人や転職を繰り返してしまう人がいるのはなぜでしょうか?

これらの問に対する答えは明らかなのです。

休職中に転職活動を始めようと考える人々の多くが失敗してしまうのは、
「マイナスな印象を与えないための伝え方を知らない」からなのです。

今回は上記のような疑問や悩みを解決するために、
休職中の転職活動で意識するべきポイントについてご紹介いたしますので、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。

転職活動の面接では休職していることを伝えるべき?

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結論から言うと、応募企業に休職中である旨を自分から伝える義務はありません。

しかし、実際に休職中に転職活動をしていたことが内定後や入社後に発覚して、
内定取り消しや解雇となったケースも存在すると言われています。

企業は労働契約法において「労働者の安全への配慮」が義務付けられているため
もし求職者が心身の病気や怪我により休職した事実を隠して契約を結んだ場合、
就労後に安全配慮義務を果たせない可能性があるからです。

また、面接で「現在何か健康上の問題はありますか」など体調面に関する質問をされた際に虚偽の回答をした場合も、経歴詐称と見なされ内定取り消しとなる可能性は否めません。

他にも、休職中であることを隠そうすると曖昧に答えてしまったり回答に矛盾が生じて面接官に不信感を抱かれてしまう可能性もあるので面接では自ら休職中であることを正直に伝えることをおすすめします。

もし休職の説明に限らず面接全般の受け答えに不安がある場合は、プロのキャリアアドバイザーに相談して選考対策を行うことで自信を持って進めることが出来ますよ。

もし休職中に自力で転職活動を始めようとしていたら、あなたが自信を持って進められる方法を選んでみてくださいね。
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転職先の企業に知られてしまうケースは他にも…

たとえ転職活動中に休職中であることを隠し通すことが出来ても、入社後の手続きによって知られてしまう可能性があります。例えば、、、

◎源泉徴収票
入社したら転職先の企業に「源泉徴収票」の提出を求められるのが一般的です。
源泉徴収票には年間の給与額が記載されているため、もし長期間休職して極端に収入が少ない場合は休職の可能性を疑われてしまうかもしれません。

◎住民税の納税額
企業に所属する正社員の場合、住民税は給与から天引きされる「特別徴収」が一般的です。
住民税の金額は前年の所得が課税対象となるため、源泉徴収票と同様に納税額が極端に少ない場合は休職を疑われてしまう可能性があります。

◎傷病手当金の申請や健康診断
もし病気や負傷によって休職し、転職先で症状が再発・悪化した際には傷病手当などの再申請が必要となる可能性があります。
すると、手続きの担当者が受給条件の確認を行う際に過去の受給歴の照会から休職が発覚してしまうケースもあるようです。

また、入社後の健康診断で「業務に支障が出る」と判断された場合や病歴から休職が発覚した場合は、雇用契約を解除される可能性があることを念頭に置いておいてくださいね。

休職中の転職活動で不利にならないための伝え方

休職中の転職活動では「すぐに働けなくなるのではないか」という企業側の懸念を払拭する必要があります。
応募企業にマイナスな印象を与えないためには、以下の3つのポイントを意識してみてくださいね。

・自分自身や現職の企業に対するネガティブな表現は控える
・復職ではなく転職を選んだ理由を客観的に考えて伝える
・入社後は通常の勤務が可能なことをきちんと伝える

例えば、「自分が弱かったのが悪い」「自己管理が甘かったせいだ」
といった自分自身に関するネガティブな表現は控えてください。

面接はあなたをアピールする場ですので、休職中であっても堂々と自信を持って受け答えをすることが大事です。

また、たとえ休職に至った原因が現職の労働環境にある場合も、現職の会社に対する愚痴や不満などを話すことは控え、面接では「客観的な事実」のみを伝えるよう注意してくださいね。

休職理由を伝える際は「月の残業時間が100時間を超えていた」など数値を用いると客観的に事実を伝えることが出来ますよ。

ですが、もしあなたが面接で、「感情的になってしまい事実を上手く伝えられる自信がない」「そもそも面接自体が苦手で客観的に事実を説明できるか分からない」などと悩んでいたら、インターネットの情報を頼りにするだけでなくプロのキャリアアドバイザーに相談してみることもおすすめです。

転職活動は必ずしも自力で行うものではありませんし、休職中であればなおさら心強い味方を持って進める方が安心できますよね。

転職活動を始めるのに少しでも不安や迷いがあれば、あなたが自信を持って進められる選択をしてみてくださいね。
⇒プロのキャリアアドバイザーについて詳しく見てみる

現在休職中…転職活動を始めるおすすめのタイミングは?

もしあなたが現在休職期間中で転職したいと考えていたら、おすすめのタイミングは「復職後に転職活動を始めること」です。

なぜならば、、、

休職理由が心身の不調による場合、すでに会社に復帰していれば業務に支障なく働けることを応募企業にアピールすることが出来ます。

また、職場に復帰して仕事の感覚を取り戻してから転職活動を始める方が心に余裕を持ってスタートを切ることができるはずです。

休職中に転職活動を考えていたら、まずは体調の回復を最優先してくださいね。

また、休職期間中には転職活動に向けて以下のような準備をしておくと復職後に余裕を持って転職活動をスタートすることが出来ますよ。

・今までのキャリアの棚卸し
・転職活動の軸を決める
・求人情報の収集
・企業研究

健康状態によって、あなたの仕事に対する考え方や価値観、情報に対する評価や捉え方も異なってくるはずです。
そのため、精神的にも安定して体調も落ち着いている時期に行うことがおすすめです。

まずは健康管理を第一に、できることから取り組んでみてくださいね。

また、転職活動では上記のような準備以外にも、
応募書類の作成や面接選考の対策などが欠かせません。

もしあなたが「自力で転職活動を進められる自信がない」「休職していたので転職成功できるか不安が大きい」などと感じていたら、プロのキャリアアドバイザーに相談することが一番オススメな方法です。

プロのキャリアアドバイザーに相談すれば応募書類作成のサポートはもちろん、面接対策として模擬面接を実施してくれる場合もあります。

応募企業に対する正しいアプローチを把握したプロの目線から、面接の基本マナーや受け答えに関してあなたに合わせたアドバイスを受けることが可能ですよ。

転職エージェントによっては、模擬面接や本番の面接結果についてフィードバックをもらえるので転職の成功率は圧倒的にアップします。

新しい環境を見つけるために行動するかどうか決めるのはあなたです。
キャリアアドバイザーはあなたのどんな選択も応援いたしますよ。

あなたが今後のキャリアを迷わずに選択できるよう、まずは気軽に相談など今できることから行動してみてくださいね!
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