20代の転職でよくある疑問!入社手続きにマイナンバーカードは使うの?

あなたは転職活動の際、
「マイナンバーカードって、転職に必要ないでしょ?」
そんなふうに思っていませんか?
実は、入社手続きではマイナンバーの提出を求められるケースがあり、知らないまま転職すると、手続きが進まない…なんてトラブルにもつながりかねません。
保険証がマイナ保険証に移行した今、20代の転職では“基本知識”として押さえておくことがとても重要です。
今回は、転職活動でのマイナンバーの必要性や提出時の注意点をお伝えしますので、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。
転職でマイナンバーが求められる理由

転職時にマイナンバーの提出は必須ではありませんが、企業によっては提出を求められます。
これは、会社が 社会保険・雇用保険・税金 の手続きを行う際、従業員のマイナンバーを記載しなければならないためです。
実際にマイナンバーが必要になる主な手続きは以下の通りです。
・社会保険の加入申請
・雇用保険・労災保険の申請
・失業保険の手続き
・確定申告
・源泉徴収票や支払調書の作成
特に社会保険関係の手続きは入社してすぐ行うため、マイナンバーがすぐ出せない場合、手続きが遅れる可能性があります。
ただし、基礎年金番号や住民票で代替できるケースもあるため、どうしても提示が難しい場合は企業に相談してみてくださいね。
提出を拒否したい時は?副業や職歴はバレる?

「マイナンバーって渡して大丈夫?」「副業バレしない?」と不安を感じる人も多いですが、以下は誤解が多いポイントです。
●提出の拒否は可能
拒否したい場合は 「マイナンバー提供拒否確認書」 を提出すればOK。罰則もありません。
ただし、企業の手続きが滞る可能性があるため、特段の理由がない限り提出するほうがスムーズです。
●副業がマイナンバーからバレることはない
マイナンバーは税や社会保険の手続きにしか使われないため、副業が直接バレることはありません。
ただし、確定申告後の 住民税の金額 から気づかれる可能性はあるため、副業をしている場合は事前に会社へ相談するのがトラブル回避のコツです。
●過去の職歴が知られることもない
マイナンバーから過去の職歴を企業が照会することは法律で禁止されています。
マイナンバーカードがない場合・提出時の注意点

マイナンバーカードや通知カードが手元にない場合は、 マイナンバー記載の住民票 を提出すれば問題ありません。
市区町村で申請できますが、免許証・パスポートなど本人確認書類が必要です。
提出時は次のポイントにも注意してください。
・利用目的(会社から提示される規約書)を必ず確認
・暗証番号は他人に絶対教えない
・マイナンバーは控えておくと後の手続きが楽
・住所が違う場合は、必要に応じて住所変更してから提出
マイナンバーカードは必須ではありませんが、
1枚で各種手続きが完結するため、
今後の転職や行政手続きを考えても作っておくと便利ですよ。
不安があれば早めに相談を。20代の転職は準備が命

マイナンバーカードは「転職で絶対必要」というわけではありませんが、提出を求められる会社は多く、入社手続きのスムーズさを考えると準備しておく価値は大きいと言えます。
また、マイナンバー以外にも転職では重要な書類や手続きが複数発生するため、初めての転職では不安になりやすいもの。
「これってどうしたらいいの?」
「どこまで会社に伝えるべき?」
そんな時は、プロの転職エージェントに相談することで、ミスやトラブルを未然に防ぐことができます。
20代向け転職支援サービス「キャリサポ」では、書類・面接・入社手続きまでトータルでサポートしています。
不安を抱えたまま進めるより、プロを味方につけた方が確実です。
あなたの転職がスムーズに進むよう、ぜひプロの手を借りて進めることも検討してみてくださいね。
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