休職中に転職活動してもいい?20代が知っておくべき注意点と成功のコツ

20代・30代向け転職エージェント「キャリサポ」

「休職中でも転職活動していいのかな?」
「面接で休職中だと伝えるべき?」
「自分の状況を誰かに相談したいけど行動できずにいる…」
あなたは今まさに、そんな不安を感じていませんか?

結論から言うと、休職中でも転職活動は可能です。
ただし、進め方を間違えると現職とのトラブルや、内定取り消しに繋がるリスクもあるため注意が必要。

そこで今回は、「休職中の20代が転職活動を始める際に知っておくべき注意点と成功のコツ」についてお話しいたしますので、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。

20代が休職中に転職活動をする前に確認すべきこと

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まず、休職期間は「復職を前提」として与えられるもの。
そのため、休職中に転職活動をしていることが現職に知られると、大きな不信感を与えてしまう場合があります。
特に就業規則で「休職中の転職活動」を禁止している企業もあり、最悪の場合は懲戒処分や減給・異動などのリスクも。

また、親しい同僚や上司にも転職の相談は控えるのがベターです。
噂が広がり、復職後の人間関係や評価に悪影響を及ぼすことがあるため控ることをおすすめします。

さらに、自己都合休職(働ける状態だが自分の意思で長期的に会社を休むこと)
をしている場合は、現職に復職することを前提としたもなので、
休職中の転職活動は推奨されることではないことを念頭に置いて考えてください。

このように、休職中は転職活動を始める前に
就業規則を確認し、現職の会社に知られないよう慎重に進めることが大切ですよ。

休職中の転職活動を控えたほうがいいケースは

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休職中に転職活動を始める際は現職の会社に配慮する必要があるとお話ししましたが、そもそも転職活動をできる状態かどうか冷静に判断することが大事です。
例えば、このようなケースは転職を考え直してみると良いかもしれません。

【体調が悪化する可能性がある場合】
もし体調が十分に回復していない場合は、転職活動を始める前に一度立ち止まってください。
転職活動では企業研究、求人探し、応募書類の作成、選考対策、面接のために企業に赴くなど、想像以上にエネルギーを使います。
無理をしてしまうと、症状が悪化してしまう可能性もありますので注意が必要ですよ。

【現職に復帰したい気持ちが少しでもある場合】
前述したとおり、休職は健康上の問題が解決され次第、現職の会社に復帰することを前提とした制度です。
休職中に転職活動をしていることが知られてしまうと、復職後の居心地が悪くなるケースもあります。
まずは医師と相談しながら、あなたが働ける状態かを客観的に判断するようにしてくださいね。

休職中に転職活動をしてもいいケースと面接での伝え方

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これまで休職中に転職活動を控えた方が良いケースについてお伝えしました。

一方で、長時間労働やパワハラなど、会社側に原因がある休職であれば、転職を検討しても良いかもしれません。
この場合、もし現職に復帰することができても、再び健康を損ない休職せざるを得ない状態になってしまうかもしれないからです。

現職の会社で労働環境の改善が見込めない場合は
休職中に転職活動を行う選択も検討してみてくださいね。

しかし、せっかく転職をしてもまた職場環境に悩んで同じことの繰り返しになっては、転職回数も増えてあなたのキャリアにマイナスな影響を与えてしまいます。

そこで健康な状態で長く働き続けたいと思ったら、
「あなたに合った環境を見つけること」がカギです。

もし自力であなたにぴったりな企業を見つけられる自信がない場合や
「そもそも自分に合った環境がどんな場所か分からない」という場合は、
プロの手を借りながらスタートすることも一つの手ですよ。

これ以上あなたのキャリア、そして人生の時間をムダにしないように、できるだけ早めにアクションを起こすことを検討してみてくださいね!
⇒あなたに合った環境の見つけ方を見てみる

転職活動中に応募企業には「休職中」と伝えるべき?

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結論から言うと、応募企業に休職中である旨を自分から伝える義務はありません。

しかし、実際に休職中に転職活動をしていたことが内定後や入社後に発覚して、内定取り消しや解雇となったケースも存在すると言われています。

企業は労働契約法において「労働者の安全への配慮」が義務付けられているため
もし求職者が心身の病気や怪我により休職した事実を隠して契約を結んだ場合、
就労後に安全配慮義務を果たせない可能性があるからです。

また、面接で「現在何か健康上の問題はありますか」など、体調面に関する質問をされた際に虚偽の回答をした場合も、経歴詐称と見なされ内定取り消しとなる可能性は否めません。

他にも、休職中であることを隠そうすると曖昧に答えてしまったり、回答に矛盾が生じて面接官に不信感を抱かせてしまう可能性もあります。

面接官から信頼を得られないと採用の判断にも影響が出てくるかもしれませんので、
面接では自ら休職中であることを正直に伝えることをおすすめします。
「現在は治療を終え、働ける状態です」など、回復状況と前向きな姿勢をセットで事実を簡潔に伝えるのがポイントですよ。

20代で休職中の転職活動を成功させるために

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休職中の転職活動は、慎重に進めればキャリアの再スタートを切るチャンスにもなります。
ただし、一人で進めると不安やミスが生じやすいため、少しでも安心して進めたいと思ったらプロのキャリアアドバイザーに相談するのがおすすめです。

プロのキャリアアドバイザーに相談すれば、面接対策として模擬面接を実施してくれる場合もあります。
応募企業に対する正しいアプローチを把握したプロの目線から、面接の基本マナーや受け答えに関してあなたに合わせたアドバイスを受けることが可能ですよ。

「キャリサポ」では、面接対策や企業選びのサポートを無料で実施しています。
焦らず、あなたのペースで進めるために、まずはあなたのキャリアの現状や転職活動の進捗について気軽に相談してみることから始めてみてくださいね!
⇒あなたのペースで転職を進める方法について詳しく見てみる

 
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