正社員でも副業は当たり前?20代が知っておきたい転職とキャリアのリアル

20代・30代向け転職エージェント「キャリサポ」

趣味をもっと充実させたい、貯金を増やしたい、快適に暮らすために引っ越ししたい…。
そんな願望を持つ20代の方は多いのではないでしょうか?

でも、今の収入だけでは時間がかかる。だから「副業を始めてみようかな?」と考えたことがあるかもしれません。
もしあなたも副業と本業の両立を意識しているなら、ここでしっかりポイントを整理しておく必要があります。

正社員でも副業できる?会社ルールを必ず確認

副業は会社の就業規則で許可されている場合に可能です。
ただし「許可制」で申請が必要な場合や、明記がない場合は上司や人事に確認を。副業禁止とされている企業では、トラブルを避けるために無理に始めない方が賢明です。

一方で「副業にしたいほど興味がある業界」があるなら、思い切って本業にする選択肢も。ひとつの企業で実績を積む方が、安定とやりがいを両立できるケースも多いんです。

副業のメリットと企業側の視点

副業にはこんなメリットがあります。

  • 収入が増える
  • 本業では得られないスキルや経験を積める
  • 安定した収入の上で挑戦ができる

企業にとっても、副業でスキルを得た人材はプラス。社員がやりたいことを叶えられる環境は、離職防止にもつながると言われています。

副業の落とし穴にも注意

ただしデメリットも存在します。
労働時間が長くなれば体調を崩したり、本業のパフォーマンスに影響が出る可能性も。さらに企業側からは「本業に集中してほしい」「情報漏洩のリスクがある」と懸念される場合もあります。

だからこそ、副業が本当に必要かどうかを見極めることが大事です。
もし副業ありきで転職を考えるなら、デメリットも含めて慎重に判断してくださいね。

⇒転職相談をして、自分に合ったキャリアプランを確認する

志望動機で「副業OKだから応募しました」は危険

副業が可能な企業へ転職する場合でも、志望動機で「副業ができるから」と伝えるのはNGです。
企業から「副業さえできればどこでもいいの?」と受け取られてしまうからです。

志望動機はあくまで「その会社の仕事にどう貢献できるか」を中心に。副業はプライベートの延長として伝えるのが安心です。

入社後に副業禁止されることもある?

求人に「副業OK」と書かれていても、企業によっては条件付きだったり、内容によって制限がかかることがあります。

厚生労働省のガイドラインでも、副業が以下に該当する場合は会社が制限できるとされています。

  • 労務提供に支障がある
  • 情報漏洩の可能性がある
  • 自社と競合する
  • 信用や信頼を損なう行為

だからこそ、応募の時点で「どの範囲まで副業が許されるか」を確認することが大切です。面接で直接質問してもいいですし、転職エージェントを活用すれば事前に調べてもらうこともできますよ。

⇒副業OKな企業の情報をキャリアアドバイザーに聞いてみる

まとめると、副業はチャンスでもありリスクでもあります。
だからこそ「副業を前提に転職する」のではなく、「自分のキャリア全体をどう描きたいか」を軸に考えることが重要です。

 
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