免許や資格がない場合は?20代の履歴書・職務経歴書の書き方のコツ

就職や転職活動において、履歴書や職務経歴書の作成は避けて通れない大切なステップです。
その中でも「免許・資格欄」は、あなたの能力や努力を証明できる重要な項目のひとつ。
ですが、実際に書く際に、
「履歴書と職務経歴書、両方に同じように書くべき?」
「業務に直接関係のない資格は省いていいの?」
など、迷う場面も多くありませんか?
今回は、20代の転職活動で「履歴書や職務経歴書の免許・資格を記載する際に押さえておきたい基本ルールや注意点」について解説いたしますので、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。
履歴書と職務経歴書の統一が基本

まず大前提として、履歴書と職務経歴書に記載する免許・資格はできる限り統一するのが望ましいです。
履歴書には記載があるのに職務経歴書にはない場合、採用担当者から「記載漏れ?」「情報不足?」と受け取られてしまう可能性があります。
書類全体の信頼性を高めるためにも、一貫性を意識してくださいね。
また、年月日の表記も重要なポイントです。
履歴書は「2025年4月」、職務経歴書は「25.4」といったようにバラバラだと、細かい部分で雑な印象を与えかねません。
どちらも同じ形式で記載することで、書類全体の見栄えも良くなり、読み手に丁寧な印象を与えられますよ。
書くべき資格・書かなくてもよい資格

次に迷いやすいのが「業務に関係のない資格をどうするか」という点です。
結論から言うと、直接業務に関わらない資格は無理に記載しなくても構いません。
例えば、事務職を志望している場合に「調理師免許」を書いても評価にはつながりにくいと考えられます。
ただし例外として、取得の難易度が高い資格や、面接で自己PRと結びつけられる資格であれば記載する価値があると言えますよ。
例えば「TOEIC高得点」や「簿記」などは、職種を問わず評価されやすいケースがあります。
つまり「応募する企業で役立つ可能性があるか」を基準に、取捨選択するよう考えてみてくださいね。
また、現在勉強中の資格については「取得予定」として記載することが可能です。
合格見込みがある場合や、転職後のキャリアプランと関連付けられる場合には効果的にアピールしてみてください。
取得日が未定であれば、年月は書かなくても問題ありません。
運転免許や資格がない場合の扱い方

運転免許を複数持っている場合は、基本的にすべて記入すると良いです。
取得順に記載するのが原則ですが、
他に資格が多くて書ききれない場合や業務に不要な場合は、関連性の高いものだけを選んで記載しても問題ありません。
例えば、大型免許を持っている場合は普通免許や中型免許の取得も当然含まれるため、「大型免許」のみを記載すれば十分です。
一方で、免許や資格をひとつも持っていない場合はどうすればよいのでしょうか。
この場合、無理に「資格・免許」の項目を作る必要はありません。
その代わりに「活かせる知識・経験」や「自己PR」でスキルや強みをアピールすることが大切です。
例えば「Excel関数を活用した資料作成が得意」「接客経験から培ったコミュニケーション力」など、資格がなくても活躍できる根拠を示すことは十分可能ですよ。
もし、応募企業への効果的なアプローチ方法が分からない…と思うように転職活動が進められない場合は転職のプロに相談することも有効な手段の一つです。
あなたの強みを理解して自信を持って転職を進めるために、まずは気軽に相談してみることから始めてみてくださいね。
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20代の転職であなたの強みを最大限アピールするために

お伝えしてきたように、免許・資格欄は、応募者の努力や専門性を客観的に示すことができる大切な項目です。
ですが、ただ羅列すれば良いわけではなく、「履歴書と職務経歴書での統一感」「応募職種との関連性」「取得予定資格の扱い方」など、いくつかのルールや工夫が求められます。
さらに、資格の有無に限らず「自分の強みをどう書類で伝えるか」という視点を持てば、採用担当者に伝わる書類を作ることができます。
大切なのは、応募する企業や職種に即した情報を取捨選択し、あなたのキャリアを魅力的に見せること。
免許・資格欄を戦略的に活用して、あなたの強みを最大限にアピールしてみてくださいね。
もし応募企業で活かせるあなたの強みをピンポイントで知りたいと思ったら
転職活動に詳しいプロに相談してみることがあなたの転職を成功させる一番の近道となるかもしれません。
もしあなたが現在一人で転職活動を進めているのであれば、まずはキャリアの現状や転職活動の進捗について相談することから始めてみてくださいね。
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