キャリアアドバイザーに否定されたらどうしよう？20代の転職活動の不安に答えます

「転職したい…でも、キャリアアドバイザーに条件を否定されたらどうしよう」
そんな不安を感じて、転職活動をためらっていませんか？

たとえば、「その条件は厳しいですね」「他の職種も考えてみては？」なんて言われてしまったら…想像するだけで緊張しますよね。
これは、歯医者で「歯の磨き方が悪い」と怒られるのがイヤで行きたくない、という気持ちに少し似ているかもしれません。

でも、あなたが本気で今の環境を変えたいと願っているなら、せっかくのチャンスを逃してしまうのはもったいない。
今回は、キャリアアドバイザーとの向き合い方や、転職エージェントを上手に活用するためのポイントをご紹介します。

転職エージェントの基本サービスはここをチェック

初めて転職エージェントを利用する場合、どんなサービスが受けられるのかを知っておくと安心です。

主なサポート内容は以下の通り：

■キャリアアドバイザーとの面談（ヒアリング）

■履歴書・職務経歴書の添削

■面接対策

■面接日程の調整

■給与や条件の交渉

■選考後のフィードバック

エージェントごとに得意分野やサポートの質が違うので、自分に合うサービスを選ぶことも成功の鍵です。
▶どんなサービスが自分に向いているのか【詳しく見てみる】

「まだ応募したい企業が決まっていないけど、急かされそうでこわい」
そう思う人は、あらかじめ「転職希望時期」をキャリアアドバイザーに伝えておくのがポイントです。

面談前に、最低限以下の項目を整理しておくと、スムーズに話が進みます：

■希望の転職時期

■興味のある業界・職種

■絶対に譲れない条件

■気になる企業の例

事前に伝えることで、あなたに合ったペースで求人を紹介してくれますよ。

早く新しい職場に移りたいなら、キャリアアドバイザーに「やる気」をしっかり伝えることが大切です。
たとえば、質問を積極的にしたり、面談後のレスポンスを早めたりすることで、スピード感のある対応を引き出しやすくなります。

ただし、アドバイザーに全てを丸投げするのではなく、あなた自身も「なぜ転職したいのか」「理想の働き方は？」といった転職の軸を明確にしておくことが成功への近道です。

転職エージェントとの面談を控えているなら、履歴書や職務経歴書を持参するのがベスト。
もし書類が完成していなくても、これまでの経験や希望をメモして持っていくだけでもOKです。

面談中に書類の添削をしてもらえることも多く、より魅力的な応募書類を一緒に作っていくことができますよ。

複数の転職エージェントを使っても大丈夫？
結論から言えば、転職エージェントの併用はまったく問題ありません。
むしろ、複数登録することでより幅広い求人に出会えるチャンスが広がります。

◎非公開求人・独占求人の幅が広がる

◎アドバイザーごとに違う視点からアドバイスを受けられる

◎相性の良い担当者に出会いやすくなる

併用する場合は、各社に「他のサービスも使っています」と伝えておくと、スケジュール調整がスムーズになります。

「職歴に空白がある」「短期間で辞めた経験がある」
そんな経歴があっても、キャリアアドバイザーには正直に伝えた方が◎です。

というのも、経歴を隠したままでは適切な求人を紹介してもらえず、ミスマッチの原因になってしまうから。
信頼できるアドバイザーなら、あなたの経歴を企業に上手に伝えたり、面接での受け答えまでアドバイスしてくれますよ。

やむを得ず面談をキャンセルする場合は、必ず事前に連絡を入れましょう。
無断キャンセルをしてしまうと、今後のサポートが打ち切られてしまうことも…。

「転職への意欲が低い」と判断されないよう、社会人としてのマナーはしっかり守るのが基本です。

もちろんサポートは受けられますが、最終的な判断はあなた自身がするべきです。
「言われた通りに応募して、入社後に後悔…」というのは避けたいですよね。

情報を受け取るだけでなく、自分でも企業研究をしたり、求人内容をじっくり比較検討してみてください。
あなた自身の「納得感」が、転職成功のカギになります。

転職活動を始めるとき、不安になるのは誰でも同じです。
特に20代のうちは経験も浅く、迷うことがたくさんあるはず。

だからこそ、ひとりで抱え込まず、あなたに合ったキャリアアドバイザーと出会うことが大切です。

中には、強引に応募を進めたり、希望を軽視するアドバイザーもいるかもしれません。
でも、あなたの話にしっかり耳を傾けてくれる担当者は必ずいます。

「まずは相談だけでもしてみたい」そんな気持ちからでOK。
未来の自分のために、一歩踏み出してみませんか？

2025年8月4日 / 最終更新日時 : 2025年8月4日 kyarisapo