フリーランスから正社員へ。25歳からのキャリアチェンジ、遅くない？

「正社員になった方が将来安心なのかな…」
「このままフリーランスを続けていけるのか不安…」

そんなふうに悩む20代の方、実は少なくありません。

今は終身雇用が当たり前ではなくなり、フリーランスという働き方も市民権を得てきました。
とはいえ、「将来を考えて正社員を目指したい」と感じ始めた時、
気になるのが“今からでも間に合うのか”という不安ですよね。

結論から言えば、25歳ならフリーランスから正社員への転職は十分に可能です。
企業の人手不足も背景にあり、特にフリーランスとして経験や人脈を積んできた人材を歓迎する企業も増えてきています。

履歴書・職務経歴書は「見せ方」がカギ

フリーランスからの転職では、履歴書の書き方に少しコツが必要です。

開業届を出していない場合は「開業」ではなく「活動」「従事」と記載し、「活動停止」などの文言で区切りを表現します。
また、クラウドソーシングでの受注経験があれば、登録期間や案件数、業務内容も簡潔に書いておくと実績のアピールになります。

家業の手伝いをしていた場合や、法人でない場合は「家業に従事」と記載。会社の内部事情に触れすぎないよう、事実を丁寧に伝えることが大切です。

また、資格欄では、業務に直接関係しない内容でも、高度なものや努力の証明になるものなら記載を検討しましょう。
職歴が特殊でも、見せ方ひとつで評価が変わることは珍しくありません。

企業がフリーランス出身者に対して不安を感じるのは、主に「チームで働けるか」「規則的な勤務ができるか」などの部分です。

だからこそ、自己PRでは実績を数字で示すと同時に、協調性や責任感も伝えることが大事です。
たとえば「複数の案件を同時に管理してきた経験」
「クライアントとの信頼関係」
「納期を守る力」などは、企業にとって大きな魅力です。

志望動機では、「なぜこの会社を選んだのか」「フリーランス経験をどう活かせるのか」を具体的に伝えることで、あなたの真剣さと即戦力としての魅力をアピールできます。

フリーランスから正社員に転職するのは、決してマイナスではありません。
むしろ、個人で仕事をしてきたあなたには、計画性・柔軟性・行動力といった武器があります。

とはいえ、応募書類や面接の準備、企業選びまで、すべてを一人で抱えるのは大変です。
そんなときこそ、転職に詳しいキャリアアドバイザーを活用してみてください。

自分のキャリアに迷いが出たときこそ、選択肢を知ることが一番の安心につながります。
焦らず、でも立ち止まりすぎず、自分に合った働き方を一緒に見つけていきましょう。

2025年7月15日 / 最終更新日時 : 2025年7月15日 kyarisapo