仕事のストレスと疲れが取れない…その原因、「ドーパミン不足」かもしれません

「朝の通勤電車で気づいたら寝落ちしていた」
「午後になると、仕事中なのに眠気が止まらない」
「なぜか、ずっと気分がどんよりしている…」

そんな“疲れが取れない状態”が続いていたら、あなたの心と体が発しているサインかもしれません。
その原因、実は“寝不足”や“仕事の忙しさ”だけではないのです。

あなたの仕事の疲れが抜けないのは、「やる気ホルモン」不足かも？

私たちが日々の生活や仕事で「がんばろう」と思えるのは、**脳内で分泌される“ドーパミン”**というホルモンの働きがあるから。
ドーパミンは、やる気や達成感、喜びを感じさせてくれる物質です。

たとえば――
・子どもの頃、ラジオ体操のスタンプを集めてうれしかった
・頑張った仕事で「ありがとう」と感謝された
・目標を達成したときにワクワクした

そんな「よし、またがんばろう」と思える瞬間こそ、ドーパミンが分泌されている状態なんです。

でも、仕事のストレスや疲労が溜まりすぎると、ドーパミンがうまく出なくなってしまい、やる気が出なくなる悪循環に陥ります。

疲れが抜けないだけでなく、

▲気分が落ち込む

▲些細なことでイライラする

▲何をしても楽しくない

▲無気力でやる気が出ない

こんな状態が続いていたら、心のSOSかもしれません。

特にまじめで責任感のある人ほど、「もっと頑張らなきゃ」と無理をしがちです。
でも、頑張りすぎがストレスや不調の引き金になることもあります。

「自分はまだまだ」
「みんな出来てるのに自分だけ…」
こうした感情が、心の負荷をさらに重くしてしまうのです。

ストレスが限界になる前に、プロに悩みを話してみることもおすすめですよ。
▶ キャリアの悩み、プロに相談しませんか？

環境を変えることが、心のリズムを整える近道に
疲れやストレスの原因が、働く環境そのものにある場合も少なくありません。

たとえば――

■いつも残業で趣味や隙間時間など自分の時間が持てない

■毎日どう頑張っても評価されない

■人間関係にいつも気を使って疲れる

■自分の将来像が全く描けない

そんな状態が続いているなら、「頑張る方向」そのものを見直すことが必要です。

人は環境に適応できる生き物ですが、我慢し続けて限界を迎える前に、自分に合った環境にシフトすることが、健康的なキャリアを築くためには欠かせません。

眠れないほど仕事が気になる。
休日なのに気持ちが休まらない。
頑張っても頑張っても報われない。

そんな日々を変えるのはほんの少しの“気づき”と“行動”です。

もし、あなたが「このままの働き方に不安がある」と思っているなら、それはもう“変わり時”。
一歩踏み出すことで、想像以上に気持ちが軽くなり、自分らしい働き方が見えてくるかもしれません。

未来を変えるために必要なのは、完璧な準備ではなく、小さな一歩を踏み出す勇気。
キャリアの悩みも、ストレスの正体も、ひとりで抱えずに、信頼できるプロと一緒に向き合ってみてくださいね。

2025年7月10日 / 最終更新日時 : 2025年7月10日 kyarisapo