活用の仕方しだいかも!20代、ネガティブ思考を働き方に活かすために必要な考え方
あなたは会社や職場で、ネガティブ思考の自分を責めてしまうことはありませんか?
例えば、
「失敗をすると、ずっと後引きずってしまうメンタルが嫌になる」
「仕事だって割り切りたいのに、クレームを言われると心が抉られる」
「上司や同僚の顔色を必要以上に伺う自分を変えたいけど出来ない」
というように、「ポジティブで前向きな人が羨ましい」と感じてしまうのです。
自分のモチベーションのマイナスになる部分がなければ、もっと楽しく仕事が出来るのに…と感じてしまうかもしれませんね。
ですが、ネガティブ思考は悪い側面ばかりではありません。
一般的にネガティブ思考とされるものの良い面として
・真面目に事実を受け止めている
・反省して次に活かそうと自分に働きかけている
・危機管理が高くリスク回避が上手い
・注意深く見切り発車をしない
・最悪の事態をイメージする力が高く予防線を張れる
・周りに流されない
という、生きるために本来必要な能力なんですよ。
勇気をもってポジティブに一歩踏み出す力の方が賞賛を受けやすい、評価されやすいと感じるかもしれませんが、危険を察知したり「本当にいいのかな?」と自分を含めて疑う姿勢は価値があるものです。
そんなネガティブ思考ですがあることを引き金にデメリットだけを引き出してしまう可能性があるって知っていますか?
それが「ちんげんさい」なんです。
「ちんげんさい」知ってますか?ネガティブ思考を不利に・悪化させないために知ってほしいこと
あなたは「ほうれんそう」という言葉を職場で聞いたことはありませんか?
「ほうれんそう」は
・報告
・連絡
・相談
を略した上司や同僚などのやり取りに必要とされるスキルをまとめた言葉です。
これに加えて、ネガティブ思考をデメリットに働かせないために
「ちんげんさいを避ける」意識してほしいのです。
「ちんげんさい」とは
・沈黙する
・限界まで言わない
・最後まで我慢する
というもの。
この言葉は著者・司馬理英子氏の「女性の発達障害:困りごとにどう向き合うか」に記載されていますが、すべての働く人に当てはまる考え方ですよね。
特にネガティブ思考だと感じやすい人の場合、「誰かに相談する」ということを「時間をとらせて申し訳ない」「こんなことを尋ねるなんて悪いかな」と遠慮してしまうことが多いもの。
「そんなの誰も気にしてないよ」と友人が言っても、重大な問題になってしまいます。
そもそも「【ちんげんさい】をついやってしまう、やらざるを得ない職場」に身を置いているとしたら難しいですよね?
ですが、そんな「ネガティブ思考」を生かせる選択をするだけでモチベーションも成果もGET出来てしまうかもしれません。
それはどんな選択だと思いますか?
活用の仕方しだいかも!ネガティブ思考を活かすために必要な考え方
で蓋をして隠したい不安やコンプレックスをモチベーションを維持するために利用することは出来ます。
例えば、自分が飽きっぽくて長続きしないと分かっているのなら
◎運動するためにジムに入会して
パーソナルトレーナーをつけてやる気のトリガーにしたり◎資格の勉強をしたい時は自分が主催になってカフェで
勉強する時間を友達と作ったり◎セミナーに先にお金を振り込んでしまって損したくないから勉強する等々
コンプレックスを克服して、モチベーションを上げられる「やらなければいけない環境」を
自分で作り出すことが出来るんです。
人は場合によって、自分ひとりだけでなく「誰か」と目標に向かう方が
励まし合って実行出来ますし、目標もブレずに達成することが出来やすい傾向があります。
そしてコンプレックスを知って、克服しようと行動することで得られるものもあるんです。
悩みは、どんなに完璧に思える人でも、向上心がある以上誰にでもあります。
特に日本人のように島国で、単一民族ではバックグランドが同じな場合も多いので、
「これくらいの短所しかたない」
「短所はチャームポイント」なんて割り切りづらいという側面も、いたずらに不安を加速させてしまいます。
ですが、解決したいと感じる不安や課題は、考え方ひとつで最高の武器になることも。
ですので、まずはそんなあなたの武器を見つけることからスタートしてくださいね。
ですが、自分の抱えている問題は分かるけど、使い方や活かし方なんて分からないという時は第三者の目線からアドバイスを聞いてみることがオススメです。
特に、これから先の自分のキャリアや
将来の生き方について理想を実現させたいと思っているのに
「飽き性」や「挫折」してしまうことで諦めてしまうという場合は
あなたのキャリアを冷静に分析出来るキャリアアドバイザーに頼ってみるとすぐに解決出来ることが多いです。
今あなたが目指しているもの、心の底では「解決したい」と思っている不安の種や問題があるとしても
諦めず、原動力にしてくださいね。
そして、もし諦めかけてしまう原因が安全対策やリスク回避より「ちんげんさい」の場合は、相談や助けを求めることを忘れないでくださいね。