あなたは転職・就活の際に「コンサルタント職」を
募集している企業を見たことがあるかもしれません。

コンサルタントという職業は印象として

「数値とかデータの話ばっかりしてそう」
「コンサルタントって堅苦しそうでなんだかすごく難しそう…」
「専門的だし、プレゼンでも難しい言葉とか使うのかな」

なんて敬遠してしまう…という声が寄せられています。

今回この記事で「コンサルタント」はどんなザックリどんな職種かをご紹介しますね。

そもそも「コンサルタント」ってどういう意味？

▷ consultant【コンサルタント】
様々な業界において助言・指導を行う専門家。相談役。

コンサルタントはつまり、専門的な「アドバイスを行う人」を指します。

そもそもコンサルタントという概念はそもそも日本にはかなり新しいもの。
欧米諸国にはコンサルティングファームという他社の事例を研究することに
特化して、アドバイスを行うコンサルタントという職業は当たり前のものですが、
日本企業の場合「コンサルタント」という職種はなく、
長く会社に勤めた人を相談役に置いたり、同業種で権威のある人物を雇って解決策を尋ねるというスタイルでした。

欧米諸国のコンサルティングファームが日本にもやってきて、それから日本企業にもコンサルタントという職種が根付いてきたというわけですね。

ですが、そもそも自社の問題を解決するという目的なら、自社で行えば良いですし、
以前のように長く勤めて経験がある社員を相談役にすればあえてコンサルタントを雇う必要はないと感じてしまいます。
あなたはなぜあえてコンサルタントを活用するのか、答えを知っていますか？

なぜあえてコンサルタントを雇って問題を解決するの？コンサルタントの役割の本質

なぜ企業が外部であるコンサルタントを雇って問題を解決する必要があるのかというと、以下の4つの役割があるためです。

【客観視】
他社事例を教えて、多面的な物事の捉え方を促す役割。

【潤滑油】
部署ごとにある企業では部署ごとに対立する可能性があるので
コンサルタントが仲に入って潤滑油として
部署間の問題を解決に導く役割

【知識の提供】
これまでの業界の知見だけでは解決しない
環境変化や問題の複雑化、リスクが考えられる場合に
最新であったりトレンドの知識を提案する役割

【労力の提供・システムの導入をする役割】
企業がプロジェクトごとに人を雇うとコストがかかるところを
コンサルタントは一定期間だけの労力となったり
効率化出来るシステムがあれば導入する手助けをする役割

特に部署間での諍いの多い企業では仲介人として間に入って
問題解決に促すコンサルタントは重宝される傾向にあります。

専門家と言っても、ただ知識を「教える」のではなく、企業とミーティングや会議を通して
お互い最善の解決方法を導き出すことがコンサルタントの本質的な役割ということが伝わると思います。

ちなみに、この4つの役割は基本的に「●●コンサルタント」というように専門に分かれるとしても変わりませんよ。

コンサルタントは無限に細分化してる？どんなコンサルタントがいるの？

■戦略系コンサルタント
企業間での課題や問題を解決するための専門。
グローバル化など最新の知識やノウハウによってプロジェクトや施策の管理を行い、
目標達成できるよう働きかけるコンサルタント。

■財務系コンサルタント
金融において融資や資金運用のノウハウを用いて相談を受けたりなど
財務における専門的な知識を持つコンサルタント。

■組織人材系コンサルタント
人事や教育、研修や採用など
企業が人材に関する問題を抱えた時にアドバイスを行うコンサルタント。

■SNS系コンサルタント
インスタグラムやFacebook、Twitterなど
SNSを用いたマーケティングや企画を提案するコンサルタント。

■総合コンサルタント
複数の専門的な知識を持ち、経営や人材、マーケティングなど
ジェネラリスト的な役割とアドバイスを行うコンサルタント。

等々、上記のコンサルタント以外にも職種に合わせて無限に存在していますよ。
もし、あなたが独自の見識や知見があると感じているものがあるとしたら、
コンサルタントとして活躍出来るかもしれませんね。

そうは言っても、コンサルタントって難しそう…自分にも出来る?

「企業のコンサルタントはビジネスの知識があって、
世界経済の流れを把握していなければ勤まらないんじゃ…」

と考えて応募しにくい…という口コミや体験談が散見されます。

ですが、目標や施策、経営に必要な管理を行う
ということを意識することを意識すれば目標とする企業へ熱意やポテンシャルを
アピールすることが出来ます。

「難しいかも」「自分には無理」と考えてしまうかもしれませんが
あなたのこれまでの職務経験や独自の趣味などから発展出来る可能性があるのがコンサルタントです。

もしあなたが「コンサルタント」として
キャリアアップ転職やキャリアチェンジ転職を考えているけど　悩んでいるとしたら

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