「選べない」を先延ばしにしたキャリアの末路は…
スマホやファッション、雑貨…などなど、今はネットショップでも様々な商品が手に入りますよね。それでも実際に店頭に行くことで、「実物を見るのが一番!」という人もいます。あなたはどっち派ですか?
特にお店に行く派は、行くたびに「今日はどれにしよう??」「どんな商品があるかな?」とわくわくも倍増だとか。例えば、
「季節限定にしよう!でも、定番もいいし…」なんて嬉しい迷いも店頭での楽しみ方ですよね。
でも、悩みに悩んで買い物したのに、一緒に買った友人の商品の方がが正解に思えて悔しい!なんて経験をしたこと、ないですか??
これってあるあるかもしれませんね。「どちらを選べば正解か」分かれば、不安やストレスを生むことはなさそうです。
「どれを選んだら正解?」を突き詰めた結果は
「これじゃなくて、あっちを選べばもっと良い人生が歩めたかも」
「短大じゃなくて、一浪してでも希望の大学に行っておけばよかったかも」
「彼じゃなくて、元カレについていけば良かったかも」
「銀行員じゃなくて、研究職になっておけば余裕があるし幸せに暮らせたかも」
あの時、ああしていればよかった…「たられば」選択肢は人を迷わせ、時に現時点での幸せを見失ってしまうほどです。
人間は特にイマジネーションという名の不安に対して敏感です。今よりもっと未来があったのではないか?と自分を責め、今を足りない状態だと認識してしまうのは考えものですよね。
あなたも、どちらかというと選択したことに不安を感じますか?それとも、決めたことに悔いは残らないタイプですか?
決定できず、結局諦めた「ジャム」、ありませんか?
この選択肢が多ければ迷う、選択肢は少ないほど迷わない…という現象は、コロンビア大学で「ジャム理論」として有名になりました。
実際にスーパーマーケットで24種類のジャムと6種類のジャムで買う人の数をテストしたのです。ジャムの売り上げは6種類のジャムを並べた方が高かったのです。
そしてやはり、この実験の結果はジャムだけに当てはまらないことが、分かってきました。
例えば、Appleの商品であるiPhoneも、新機種が出るものの、大量に系列商品を作らず
「ギガ数が多いもの」「画面が大きいもの」「値段が安いもの」という3パターンほどで完結しています。
全てを搭載出来ない分、購入者はこの3つの選択肢の中でじっくり考えて購入するのですね。
特に、急いでいる時の選択肢は少ない方が良いです。
レストランでお腹が空いているのに、
ドレッシングを選ぶだけで10、20種類あるのは注文の時に面倒ですよね。
選択する数が多ければ多いほど、人は後回しにして結局結論を出せず終わってしまうんです。
あなたも、買う気があった商品なのに、たくさん種類があって選べず買わずに帰ったり、
転職したくて転職サイトに登録したけど、結局大量の求人票から選べず転職する気がなくなってしまうということもあるんです。
ですが、職場に問題を感じている場合、転職したいのに出来ないという状態は、モヤモヤが残り心身ともにストレスをかけている状態になってしまいます。
かと言って少ない求人票からのエントリーが不安という場合、どうすれば良いのでしょうか?
「ジャム理論」の基本!【選択肢を限定するべし】とは
もしあなたが今、転職をしたいのにたくさんの希望条件や職種や勤務地、人間関係で悩んで行動出来ていないという場合、まずはジャム理論を24種類から6種類に絞る必要があります。
それも、「だいたいこんなもんかな」ではなく、「これだけは外せない!」という必要最低限数のジャム理論です。
必要最低限のジャムを選んでから、あなたに最も必要な1つのジャムをあらためて吟味するのですね。
ですが、結局「自分にとってベストな選択ってどれ?」
「それが分かれば苦労しないよ…」というのでは悩みへ逆戻りで、何も選べないという結果になってしまいます。
実は、この時間がないけど、いくつも選択肢が欲しいという時も解決方法があるんです。
それは、プロの転職エージェントにあなたにマッチした選択肢をピックアップしてもらうことです。
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転職エージェントに相談することで
マッチングする職種を1対1のカウンセリングをもとに厳選します。
そして、もしあなたが転職を考えているとしたら、後悔しないように、徹底したリサーチと
向き不向きや求められ条件をシェアするので
あなたの「ここに決めた!」を後押ししてくれるのです。
ですので、もし自己流で行うことにストレスを感じたり、
不安に思っているとしたら、まずは身近なキャリアアドバイザーに相談して、あなただけに必要なジャム理論を武器に迷わない・挫折しない転職を実現してくださいね。