若い頃の苦労は買う必要ナシ

あなたは頼まれごとや用事を頼まれた時
「面倒だな…」と、つい言ってしまったせいで

「若いんだから今のうちに苦労しなよ」
苦労した分だけ得られるものがあるぞ」
「怠けてばかりじゃ何も変わらないから今は苦労しろ」
「俺たちの頃はもっと苦労したから楽するな」

というように両親や目上の人に
怒られた経験はありませんか?

確かに、ことわざにも
「若い時の苦労は買ってでもせよ」
というものがあります。

このことわざの意味は
若いころは面倒なことでもやった方が経験を詰めるから
将来の役い立つ
という意味を持ちます。

ですが、なんでも手当たり次第に「苦労」すれば
良いというものではないことを知っていますか?

苦労したもの勝ちではない理由って何?

そもそも苦労というものは
「苦しんで労する」ということ。
つまり、苦しい思いをするという意味です。

自分の気持ちを追い込んだり、無理をして苦しんでいる姿を「苦労」していると指すんですね。

ですが、あなたはどうですか?
このように苦労を重ねる経験をすることは本当に「買ってでも」するべきものだと思いますか?

嘘みたいだけど自分にマッチするものはそもそも「苦労」しない

「あの人はすごく苦労してるよね」
「だから日本一になれたんだよ」

成功しているアスリートや、ゼロから起業した経営者を「苦労している」と呼ぶ人がいるかもしれません。
自分の時間をたくさん使って、それ以上の結果を出すことは大変なことです。

しかし、当の本人はトレーニングや経済活動は「苦しくて辛いもの」ではなく、自分にとって楽しいことだからこそ続けることが出来たとは思いませんか?

確かに限界までトレーニングメニューをこなすこと、思い通りに成長しない会社を運営することは大変なことですが、その「大変さ」を超えて「限界を突破する」ことにやりがいを感じるのです。

つまり、このように自分にマッチした道を選ぶことが出来れば、そもそも苦労を買ってでもすることはないということが分かるかと思います。

マッチした仕事をしているのなら、いくら残業しても楽しいですし成果が出ればもっと頑張ろうとなるわけですね!

そうは言っても、苦労を買ってしまわないためにはどうすれば良い?

日本の社会は
「若い時の苦労は買ってでもせよ」をはじめ
苦手と感じることや難しいと思うことでも
「辛抱して耐える」「やりきる」ということが美徳とされてきました。

ですが、自分に向いていない仕事は苦痛しか生みません。
特技の英語を使った雑貨の輸入バイヤーになりたいのに、雑貨を作るための木を山から伐り出すことをしろ!と言われたら辛いと思いませんか?
本当に苦しい、苦労しているというものは長続きしません。
それこそ、無理をしたことで本来の自分のやりたかったことを見失ったり、働くことそのものが辛いものになってしまいかねません。

なので、あなたがマッチしている働き方を目指すのなら、
あなたが「苦労」せずに出来ることを見つけることから始めてみるといいですね。

自分の「苦労」しないけど出来るスキルを見抜くポイントの一つに
あなたが「良く尋ねられること」があげられます。

「おススメのラーメン屋教えてよ」
「そのマニキュアいいね!どこで買ったの?」
「面白いYouTuber知らない?」
というように、苦労せずに情報収集自体が楽しく感じるものですね。

調べたり、試したりすることに辛さを感じず、いくらでも取り組めるものは周囲も自然と感じとっています。
もしかしたら、
「そんなに詳しいなら、その特技を生かした仕事をしなよ」
という風に言われたこともあるかもしれません。

もし尋ねられる機会がない場合は
自分の長所やアピールポイントを洗い出す「自己分析」も有効ですが、
「自己分析」の注意点もあるので、
合わせて詳しく見てみてくださいね!

⇒「あなたの可能性が潰れる自己分析の原因3選」の記事を詳しく見てみる

苦労を買わずにいるために一歩踏み出そう

もしも、あなたが今「苦労している」「辛いけど、頑張らなきゃ」と感じているとしたら、注意すべき状態です。
苦労は買ってでもしろ」という環境にいることであなたの貴重な人生のリソース(資源、時間)を奪ってしまいます。
確かに成長や実績を積むことはできますが、興味を持っていたり、長時間取り組める特技ならそれ以上の成果を得られる可能性があるためです。
しかも、「苦労をしろ!」と言う環境は必要以上のタスクをあなたに課し、取り組ませて当たり前としている場合も考えられます。

繰り返しになりますが、あなたに必要なスキルは楽しむことでも身に着けられます。
スキルの「成長」を目指すなら、マッチした場所を見つけてくださいね。

もし、今すぐにでもあなたが自分に本当に合った仕事を楽しみたいと感じているなら、すぐにでも行動を起こした方が絶対に良いです。
なぜなら、行動を起こしたいと感じているということは、もうあなたの中で「今の苦労」の限界を感じているから。

解決出来ないモヤモヤを抱えることは精神的にも安心出来ず良い状態と言えません。

まずは現状をキャリアアドバイザーに相談して、本当に進みたい道を見つけることが大切です。

⇒詳しくキャリアアドバイザーに相談してみる

もし今の状況に少しでも違和感を感じている場合は、迷わず違う環境へ踏み出すことを忘れないでくださいね!

 
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