初出勤当日の流れと事前準備に関するよくある質問

Q.初出勤当日に向けて準備すべきことはありますか?
A.以下の準備をすると良いでしょう。

■持ち物を確認する
一般的に以下の持ち物を用意しましょう。
・会社から指示された提出書類
・筆記用具(黒の油性ボールペン)
・ノートや手帳
・印鑑(朱肉を使うもの)
・クリアファイル
・ストッキングの替え(必要な場合)

身だしなみに関する準備をする
・洋服にしわはないか
・髪型やメイクが企業にふさわしいか
・靴やカバンに汚れはないか
上記のポイントを確認して、適した服装で臨みましょう。

挨拶・自己紹介で話す内容を準備しておく
まずは今までの経歴や前職の仕事内容を整理し話せるようにしておくことで聞かれた際にスムーズに答えられるでしょう。
初出勤日の挨拶は1分以内で話すことが一般的ですが、それ以上の自己紹介を求められる可能性もありますので「1分と3分程度のスピーチ」を用意しておくと良いですよ。

出社時間や交通ルートを事前に確認する
また、出社場所だけでなく建物の出入口も把握しておくと安心です。

企業の就業規則やマニュアルを読んでおく
また、事前に業務内容の基礎知識を身につけておくと早く業務に慣れることができるでしょう。

Q.初出勤日はどんな服装で行けば良いですか?
A.スーツが一般的ですが、適切な服装がわからない場合は人事担当者に確認すると良いですよ。
また、職種によっては挨拶回りや実務を行うので
当日の流れを事前に確認した上で、適した服装を選ぶことをおすすめします。

Q.転職初日の挨拶ではどんなことを話せば良いですか?
A.一般的に「名前、経歴、仕事の抱負」を簡潔に話すと良いでしょう。
業務時間中の忙しい時間帯に挨拶する可能性もありますので、1分以内で簡潔に話せるよう事前に準備しておきましょう。
「〇〇の点で役に立ちたい」といった謙虚な姿勢で自分が貢献できる点をアピールすると好印象です。

また、1分以上自己紹介の時間をいただいた場合は
「出身地、趣味や特技」などを話すと話題が広がりやすいと言えるでしょう。

また、挨拶時に菓子折りを持参するという決まりはありませんので用意していなくても問題ありません。

Q.一般的に入社初日に提出する書類にはどんなものがありますか?
A.一般的に以下のような書類を提出する必要があります。
・雇用保険被保険者証(保険証)
・住民票記載事項証明書(住民票)
・源泉徴収票
・給与振込先の届書
・年金手帳
・身元証明書(身元保証書)
・健康保険被扶養者異動届
・扶養控除等申告書
・入社承諾書(入社誓約書)
・雇用契約書
・従業員調書

※企業によっては以下の書類の提出が必要な場合もあります。
・健康診断書
・退職証明書
・免許・資格関連の証明書
・卒業証明書

また、一般的に健康診断書は、3ヶ月以内に前職で受診していた場合のみ提出します。
それ以上経っている場合は新たに健康診断を受ける必要があるかもしれません。

また、第二新卒の転職では、卒業証明書の提出を求められる場合がありますので、必要かどうか事前に転職先の企業に確認しておきましょう。

Q.オフィス勤務の場合、初出勤当日の流れはどんな感じですか?
A.一般的に以下のような順序に沿う場合が多いです。
また、入社前の面談や説明会の際に初出勤日の流れを確認しておくと良いですよ。

出社
担当者に始業何分前に到着したら良いか
事前に目安の到着時間を確認しておくと安心です。

[大企業の場合]
出社後、配属先の部署ではなく人事・総務部に行き
事務手続きや研修を行う場合があります。

[中小企業の場合]
出社後、配属先に案内される場合が一般的です。

事務手続き
必要書類の提出や備品確認、PC設定などの手続きを行います。
この際、パスワード情報はきちんと管理するよう注意しましょう。

配属部署に挨拶
上司の指示に従い、朝礼の際などに部署全体に挨拶をします。
事前に挨拶にもらえる時間を確認しておくと良いですよ。
また、笑顔でハキハキと話すことを意識して挨拶することが大事です。

業務内容の説明
研修がない場合は、初日から仕事に加わる可能性もあります。

昼休み
昼食について迷った際は、周りの上司に聞いてみることをおすすめします。

業務の引き継ぎ・挨拶まわり
きちんとメモをとり、分からないことは積極的に質問するようにしましょう。
企業によっては取引先に挨拶まわりをする場合もあります。

退社
一般的に、初日は残業せず退社するケースが多いと言います。
退社時は教育担当者に手伝える仕事はないかを確認して、なければ挨拶をして退社します。

Q.エッセンシャルワークの場合、初出勤日から業務を行うことはありますか?
A.初出勤日から業務を行う場合もあります。
特に、接客業の場合は初日からお客様の対応をすることが多いでしょう。

エッセンシャルワーカーの初出勤日は
出社後に配属先・配属店舗で挨拶と事務手続きを行い、オリエンテーションや研修を行うことが一般的です。
企業によっては社内試験などを行う場合もありますので、入社前の面談や説明会の際に初日の流れを確認しておくと良いですよ。

また、制服に着替える必要がある職種では
担当者に始業何分前に到着したら良いか事前に目安の到着時間を確認しておきましょう。

※エッセンシャルワーカーとは、社会基盤を守るために必要不可欠な労働者のことを指します。
例:小売業、接客業、医療従事者、保育士など

Q.初出勤日に意識するポイントはありますか?
A.以下のような点を意識して過ごすことをおすすめします。
・疑問点は後回しにせず上司が忙しくないタイミングに質問する
・名前と顔を早く覚える努力をする
・社内のルールを把握する
・年下の同僚にも謙虚な姿勢でコミュニケーションを取る

また、同じ質問をしないために忘れずメモをとることが大事です。
社員の方の名前を覚える際はデスクの位置と名前をメモしたり、毎回きちんと名前を呼ぶよう意識すると覚えやすいですよ。

Q.転職初日に残業が発生することはありますか?
A.発生する場合も考えられます。
初日で業務に慣れておらず時間がかかってしまった可能性もあるので、上司に相談したり効率的な仕事の進め方についてアドバイスをもらうと良いですよ。

Q.転職初日に指示がなく放置された場合、どうしたら良いですか?
A.手伝える業務はないかあなた自身から上司に質問してみると良いでしょう。
業務が忙しくて教育に手が回らなかったり、中途の教育に慣れていなかったりする場合もあるため、指示がない場合は仕事を振ってもらえないか積極的に聞いてみましょう。

Q.転職初日に会社の雰囲気が合わないと感じて不安です。それでも仕事は辞めない方が良いのでしょうか?
A.初日の印象で退職することはおすすめできません。
一日だけで退職の決断をするのは早いと言えますので、よほど続けられる理由がない場合を除いて
業務を理解するためにも長期的な目線を持つことが大事です。

会社の雰囲気が合わない・職場に馴染めないと感じた場合は、自ら挨拶をしたり常に笑顔で接することを意識したり、自らコミュニケーションをとり不安な点を聞いてみることで声をかけてもらいやすく会社にも早く馴染みやすくなるでしょう。

ただし、それでも働いてミスマッチを感じてしまう職場ならば、あなたに合った環境を見つけるために行動しても良いかもしれません。

あなたが今、転職活動にもう一度踏み出す勇気がなかったり、あなたにぴったりな企業を見つけることが難しいと考えているとしたら…
一度キャリアのプロに現状の悩みを聞いてもらうことで問題解決の道が見えるかもしれません。

もし現時点で労働環境や働き方に少しでも不満やストレスを感じていたら、まずは気軽にプロへ相談してみるなどあなたのキャリアにとってプラスになる選択をしてみてくださいね。
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