人生は恐れを知らぬ冒険か、無。その意味は…

「人生は恐れを知らない冒険か、無です」

あなたはこの言葉を知っていますか?もし聞いたことがあるとしたら、
誰がの言葉だと思いますか?

この言葉はヘレン・ケラーのものです。
大変な困難を乗り越え、自分の人生をつかみ取った彼女の言葉は、重みが相当なものですよね。

現在、自粛のさなか冒険どころかスーパーマーケットに買い出しに行くことも不安を感じてしまう毎日ですが、あなたはいかがですか?とても心配しています。

不安な今に負けないために、コロナ禍が過ぎ去ったあと、どこに冒険や旅をするか、考えてワクワクしているという人もいますよね。

そういえば、旅の目的は人によって範囲は異なるもの。目的地に着くこと以外に準備そのものが楽しみという見方もありませんか?

もし、あなたが友達と旅行を計画していたとしたら、目的地に着いた時の他に予定をびっちり詰め込むための意見の出し合いや、着ていく服を選んだり、しおりを作ったりなど、準備そのものってそもそも最高に楽しいですよね。

もし、あなたが旅の目的は過程ではなく、目的地だと思っているとしたら、最後までチェックしてみてくださいね。

当たり前だった常識が覆る…?たとえば…

夏は海で海水浴や夏祭りに甲子園、会社の終わりの懇親会や飲み会、
夏フェスや好きなバンドの単独ライブ、
実家への1年に数回の帰省、海外旅行…

当たり前だと思っていたのに、コロナ禍では全て自粛され、今や当たり前じゃなくなった2020年でしたよね。

1月現在、感染者の増加に伴いイベントの緩和は延期のニュースも流れています。あって当たり前の成人式ですらドライブスルー方式にしたり、自粛になってしまったことで、悲しみの声も多数散見されました。

さらに、この「当たり前じゃなくなった」という風潮は
日本の企業でも続々と取り入れられています。

日本企業は同じ企業に定年まで勤め続ける
終身雇用制度のある会社を選択することが世間にとって当たり前の認識でした。

ですが、現在は多くの企業に採用されているのは
実はこの終身雇用制度ではなく、スキル型や「通年雇用制度」なんです。

スキル型や通年雇用制度って結局何?終身雇用の違いは?

通年雇用制度とは企業が自社に必要な人材を
その必要に応じて雇用する制度。

また、スキル型もこれと同じ意味あいで必要な役職のために雇用する制度の意味を持ちます。

さらに、今まで春に行われていた新卒の一括採用と違い、スキル型・通年雇用制度は年間を通して募集をしているんですよ!

初めて耳にした…となると、通年採用は革新的に思えますが実は欧米をはじめ諸外国では当たり前の雇用スタイルなんですよ。

例えばアメリカやヨーロッパでは企業に必要なスキルを新人研修というように業務の中に組む込むことはほとんどないと言っていいでしょう。

なぜなら、企業はあくまでスキルを持ったスペシャリストを求めているのであって、仕事を通しての成長というものは個人が自ら磨くものであるという価値観が深く根付いているためなんです。

厳しいように聞こえてしまいますが、このメリットは企業、求職者ともにあって、

・新卒ではない既卒や求職者にも広く対応していたり

・仕事に専念でき、

・人間関係や作業もスムーズに

・社内の風通しが良く

・自分のスキルを磨くことは当たり前なので

◎スペシャリスト生まれて仕事のクオリティーが上がって
◎キャリアアップやステップアップに繋がる

などがあげられます。

スキル型と呼ばれるように、スキルがないと仕事が見つけられないなんて…と不安に感じてしまいますがお互いに目的がしっかりしていると業務上の迷いや目的が分からなくなる、というようなストレスから解放されますね。

少し前ですと、スキル型の通年採用はベンチャー企業や中小企業のイメージとして
感じることが多くありましたが、トヨタやユニクロなど世界でも名前が知られている
これまで終身雇用制度を採用していた企業ですら、続々とこの通年採用制度を取り入れています。

メリットが多く成長も見込めるスキル型や通年採用の雇用制度…20代・30代にとってプラス?

そうはいってもまだまだ経験も浅い20代、30代ですと、自分の持っている技術や
ポテンシャルになかなか転職活動に結び付けにくい…と感じてしまったかもしれません。

先にご紹介したように、通年採用を当然としてきた欧米諸国では年齢関係なく、技術や実績の高い人材が求められます。だからといって、

「諸外国の20代は確かに日本に比べて堂々としてるし、きっと皆特別な才能を備えているんだ」

などと比較して、落ち込んでしまってはいませんか?

確かに日本と同じように欧米の就職事情を考えてると、特に20代は就職が一番しやすくてチャンスも多い感覚があります。

ですが、結論から言えばそれは間違いです。

実際は、通年雇用制度が浸透している欧米やヨーロッパでは大学を卒業したばかりの20代より
スキルや経験値の高い30代から40代の人材の方が必要とされている場面が多いのです。

例えばフランスやイタリアでは5人に1人の20代が就職できていない調べがあり、日本よりはるかに数が多いです。

つまり、スキル型、通年雇用制度になるということは今後日本でもヨーロッパのように20代の就職・転職活動の難易度が高くなるという傾向が予想されています。

ですが、そうは言っても就職・転職活動しながら自分の今持ってるスキルをキャリアチェンジやキャリアアップに活かす方法なんて分からない…と思ってしまいませんか?

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